おや、まあ

私の高校の同級生が知事選に出馬表明した。

今や、彼の名前を知らない人の方が少ないのじゃないかと思うほど売れっ子になった、橋下弁護士である。


彼とは高校2年生の時に同じクラスだったが、特別に仲がいいわけでもなかったので、覚えがあるのは、一度、
英語の小テストの追試を一緒に受けたことくらいか。

　　　　　　　　ウウ・・・　ツイシ・・・

水泳部だった私は、授業以外の時間は、もちろん昼休みも、ほとんどプールにいたし。

ちなみに、皆「ハシゲ」と呼んでいた。


予備校も一緒だったが、
　「ハシゲ、パチンコばっかりしてるらしいで」
と聞いていたのにすんなり名門に通ったのには驚いた。

その時私は、
　「ああ見えても、ちゃんと勉強してたんだ」
と思わず、何を間違ったか
　「なんだ、早稲田の政経って大したことないんだ」
と、ハシゲに対しても、早稲田に対しても、非常に失礼なことを考えたものだ。

　　　　　　　　　　ホントニ失礼

弁護士になったという葉書をもらって初めて、その努力に気づいた次第。


先日は、高校の水泳部の一年後輩が出した本が、テレビドラマになっていた。
20年も経つと、いろいろあって、本当に驚かされるものだ。

当時はみんな、この先どうなるかなど何も分からず精一杯、日々を送っていた。

そして、今だって、
この先どうなるかなど誰も分かってない。

これからも精一杯、日々を生きようと
思う。





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