9/29/2017

夏去りぬ

秋である。

先週くらいまで残っていた、夏の気配は消え去った。

9月中旬に帰った大阪でも彼岸花が咲いていた
後ろに何かいる





前回の日記で書いた、アニューとエボニーの柵越しの交流は順調に進んでいる。

口の大きさはかなわない
アニューのドヤ顔はなんだね

ずっと末っ子だったアニューが、エボニーに対しては兄貴らしくふるまっているように見えて微笑ましい。

エヘー
またやるのか大口比べを
近い
近い近い

2頭を眺めていてふと思うのだが、ひょっとしたら、アニューはエボニーに、ホープの面影を見ているのかもしれない。

〜♬

と、飼い主が思いたいだけかもしれない。

このアニューは弟気分じゃないかな





一日一日、空気がひんやりしてくるのが楽しみなこの頃である。

天高くヤギ肥ゆる・・・
もぐもぐ

9/27/2017

それでいいのだ



動物に対しての「ブサイク」とか「かっこいい」とかいう評価には、見る側の主観も大いに含まれるわけで、まして自分の飼っている犬や猫に対しては、ぶ厚い愛情フィルターがかかっていることを、飼い主は自覚しておく必要がある。


だが、そうやって飼い主の目で見ても

エボニーはオトコマエとは言い難い。





初めてのグローネンダールが、誰が見ても格好いいガディだったせいか、グローネンにはどうしても「かっこよさ」を求めてしまうのだが・・・

ガディ 14歳ごろ
やせ気味でも30kgあった
(他の黒犬達は20~23kgくらい)





言うまでもなく、見てくれの良し悪しと愛おしさはまったく関係ない。
正直に申し上げると、私はエボニーが(もちろん他の連中も)それはもう可愛くて可愛くて、目の中に入れても痛くないほどである。
・・・と思って見てもやはり不細工だ。

ヒドイ
不細工ハ3日見レバ慣レル

う、うん、分かってるよ。
美形も3日見れば飽きる、とも言うもんね。
スピー




飼い主のしようもない雑念をよそに、当のエボニーはすくすく成長中。
アニューと柵を挟んで駆けっこするのが最近の楽しみになっているようだ。

そうそう、健やかならば万事それで良し。



アニューと柵越しに対面している動画です。
ずっとエボニーがやかましく吠えているので、音量にご注意を。



9/07/2017

家族になろう



7月15日に保護され、警察の依頼のもと16日から我が家で預かりとなっていたヤギのめえ太(仮)。

結局、飼い主は現れなかった。
予想通りではあったが。



本で調べた限りでは、めえ太(仮)はシバヤギという種類ではないかと思う。
体高50cm程度、体重20~30kg程度の小型のヤギで、ザーネン種などにくらべると人に懐きにくいが、時間をかければよく慣れる、と書いてあった。

7月20日

まあ、田舎では種類にこだわらない人も多く、雑種の可能性も大いにある。
めえ子とめえ太郎の親ヤギに比べるとかなり小さいのは確かだ。



保護当初は、体中にシラミがたくさんついており、ホームセンターでシラミにも効くというノミ取りパウダーを買ってきて体中にふりかけまくった。

みんなにうつったらタイヘン

知らない場所に連れて来られ、脅えておとなしくしていためえ太(仮)だったが、あまりしつこく私が全身に触りまくるものだからある時点でキレた。
激しく頭突きをし、角を突き上げて振り回すようになったのだ。

怒っているめえ太(仮)

お腹に触られるのは嫌がるそうだが、もちろんお腹にも遠慮なくパウダーを擦り込んだしなあ。

それから2週間くらいは、触ろうとすると身をかわし、スキあらば頭突きを繰り出した。
やむを得ない処置だったとは言え、悪いのは私だし、めえ太(仮)の気持ちがほぐれるのを待つしかない。



一方で、犬・猫・鶏たちとは、最初こそ威嚇していたが、敵意がないと分かると、拍子抜けなほどすんなり馴染んだ。

8月4日 エボニーと

特に、アローカナ鶏の若鶏たちとは仲が良く、若鶏達も、めえ太(仮)のいるところへ寄っていく。


私は、唯一私の手からでも食べるほど好物のヨモギを手土産に、せっせとめえ太(仮)のところへ行き、仲直りの努力を続けた。


その甲斐あって、2週間を過ぎた頃から少しずつ態度が変わり、頭突きの意味が以前とは変わったのを感じた時は、嬉しかった。



そして、先日、警察から書類が届いた。

まさかこんなお願いを警察からされる日が来ようとは

簡単な記入をして、返送。
あっさりと、めえ太(仮)は我が家の一員になった。

9月3日

もうとっくに家族になっていたが、あらためて、我が家へようこそ、めえ太。