12/28/2015

工事完了!


なんということだ、まだ年賀状も買っていないのに今年もあと4日しか残っていない。

まあ、年末年始も平常心ということで。

さて、工事の進行はすこぶる順調。
5日目終了

翌23日は雨のため、作業はお休みに。
なんか、雨で水がかかったらコンクリートが固まらないんじゃ!?と心配してしまうのだが、コンクリって化学反応で固まるので、雨は関係ないらしい。
6日目終了

この日の夕方、愚弟が四万十にやってきた。
そして久しぶりに家族揃い、クリスマスイブを迎える。
今年はツリーもリースもなし。そんな余裕あるもんか。
母が腕をふるったご馳走に舌鼓を打ち、サーティワンで私が買って帰ったケーキを食べた。
題『羽生選手を応援する母』

アンモニア臭いリビング(注:理由は後述)で、久しぶりにワインも飲んだよ。

7日目終了

これにて、ついに工事完了。
12月26日、SさんとOさんが点検及び引き渡しにみえた。

ちょっとした気になるところをその場で直してもらい、全面的にSさんが改めてチェック。
無事引き渡しが完了したのであった。
Sさんとソフィ

Sさん、Oさん、職人の方々、ありがとうございました。



で、いったいなんなのか、もう見れば分かるこの設備。
そう、私と犬たちを隔離しておくための・・・
ではなくて。
デデーン
この坊主のための場所なのであった。

便宜上、「アニュー用運動場」「アニューのハウス」と呼んでいるが、運動は散歩と敷地内の散策でするので、まあ実質は隔離施設である。
なんでこんなものが必要になったか説明しよう。


まず、アニューは残念ながら、小さきものに対する行動に信用がおけない。
屋外では鶏たち、屋内ではチワワや猫に対して、絶対に大丈夫と確信できないのだ。
だから、室内では常にサークルに入っている。


さらに、トイレトレーニングがどうもうまくいかない。
サークルの中の好きな場所で大小をし、それらを平気で踏み、あまつさえその上で寝たりする。
親元の友人に聞くと、母犬がそういうおおらかな気性らしく、アニューの同胎犬も、気にする犬と全く無頓着なタイプに分かれているんだそうな。

それで、人間が朝起きると、室内がえらい匂いになっている。
なのに掃除の間、庭やデッキに出しておくことができない。
庭には鶏がいるし、デッキの柵は大きくなったアニューにとってもはやなんの障壁にもならないからだ。


というわけで、この半年ほどの我らの毎日はというと

ひと眠りしたアニューが目覚めて立ち上がるたび、すわっ、トイレか!?とリードをつけて庭に出し、トイレを促す
ほとんどの場合、いくら待っても一向にせず、そのうち人間を見つけた鶏たちが駆け寄ってくるので慌てて屋内に戻る。
サークルに入れた途端にジャーッとやる。
アニューが踏み荒らさないように格闘しつつ片付け・掃除をする

この繰り返しが一日中、である。

ちなみに朝はアニューが目覚めるより早く起き、足音を忍ばせて身繕いをし、すばやく外へ連れ出してそのまま散歩へ行くことで、多少は被害を減らせる。

気が休まる暇がなく、正直へとへとなのであった。

あと、犬の食餌の用意をしている最中も、興奮して必ず大か小を1〜2回はするので、その度に作業が中断され、犬猫の食餌の準備にえらく時間がかかってしまう。


それほどに頑張っていても、繰り返される粗相の匂いは徐々にそこらじゅうに染みつき、最近は家の中がなんとなくアンモニア臭くなっていた。

母も私ももう限界が近いことを感じたため、ない袖を振り、ただでさえ火の車の家計を黒焦げにする勢いでこの設備投資を行ったのであった。
(ただし、Sさんが限界を越えて費用を抑えてくださった...深謝)
及び腰ですみずみまでチェック
ようやくリラックス
安心すると早くもはしゃぎ始めた
で、叱られる
『ゴメンナサーイ』
ホ『イーヤ許サン』

いやもう、まだ一昨日完成したばかりだが、実に助かっている。
生き返った心地である。
これで、ゆっくり落ち着いたお正月が迎えられそうだ。



そうそう、これは単にアニューの隔離施設だけではない。
つる植物を誘引するパーゴラというか、アーチも兼ねている。
内部が広めなのは、中にベンチなども置いて、ゆっくり過ごしたいから。

実はこれ、もともとは四角いトンネルのはずだった。
そういう規格の鉄骨があるんだそうだ。
最初の縄張り作業の時、母がSさんにバラやキウイを誘引したいのだと話していたら、なんとカーブをつけてくださっていたのだ。
おかげで数倍も素敵なトンネルになったが、さぞかし面倒をおかけしたはず。

さらに、必要に応じて雨避けシートを取り付けたりいろいろに活用できるからと、屋根を張り出させてくださった。
コの字型の鉄骨に金網を張るだけのはずの工事が、職人さんの腕の見せどころ満載の作品に仕上がったのである。

Sさんはいつもそうで、「言われたとおりにやる」だけでなく、施主がどうすれば喜ぶか、一歩も二歩も踏み込んで考えてくれるし、手間をいとわない。
仕事に対する姿勢ってこうあるべきだと学ばせてもらった工事であった。



猫たちの風邪も治まりつつある。
もふもふ地帯

一昨日はおこぶが弱っていたが、昨夜から復活。
よいうんこがトイレの中で輝いていた。

ああ、アニューがこの半分でもトイレマナーができていたらなあ・・・
散らばっているのは木片ですぞ!

年末年始は、ここに置くベンチに色を塗って、バラとキウイを植えるのだ。
ああ、楽しみだなあ。

12/22/2015

工事5日目


順調に進んでおります、謎の工事。
3日目終了
鉄筋が立てられてる
4日目終了
そろそろ何を作っているか分かるようになってきたかも。
昨日帰宅したら、北側がこんなことになっていた。
ううー、なんかワクワクするぞ。

黒犬茶犬チビ犬はまったく意に介さないが、たったひとり、アニューだけがびびりまくっている。
散歩から帰って、こちとらさっさと家に入りたいのに、かなり手前で踏ん張って動かない。
工事の人たちの匂いと、正体不明の物体に恐れをなしているのだ。
その胸の奥にケシ粒みたいな心臓が入ってるんだろ



ところで、先週から我が家の猫の間で胃腸にくる風邪が流行っている。
かれこれ3日ほどへばってるおもち
と、
1日で治ったおむすび
第一発症者(2日目に注射して治った)

よそでも流行っているようだから、猫のみなさん、手洗いうがいをしっかりして、暖かくして過ごしましょう。



12/18/2015

工事3日目


昨夜は難儀なことに当直だった。

なにが難儀かというと、工事現場を荒らしてはいかんので、犬達を自由に放つことができない。

かといって、気力もなく膝の具合もよろしくない老母に、エネルギーの有り余った犬たちをリードで連れ出すことなど無理な話である。


そんなわけで、昨夕の当直帯直前の一時間と、今朝の当直帯終了直後の一時間、それぞれ年休をもらって、一時帰宅した。
目的はもちろん、犬達の排泄。
謎の三すくみ

往復で30分かかるから、実質在宅時間は30分。
運動まではさせられる時間がない。

でも、おかげで工事の進み具合を見られた。
1日目終了
2日目終了

一昨日はブヨがわんわん飛び回る暖かさだったのに、昨日からはフロントガラスも凍りつく冷え込み。
そんな中、工事の人もたった二人で、よく頑張って下さっている。

今日はSさんも現場を確認に来てくださった。
やはり工事ってのは、時々確認しないと、どうしてもミスや行き違いがでるもんだ。
細かな修正もできて、またひと安心して病院に戻った。

来週末には終わる予定の工事。
それまで犬も鶏も人も、そこそこ我慢の毎日である。
特に気の毒なのは鶏で、一日中狭い鶏小屋に缶詰めだ。
ご、ごめんなさい

いつもと変わらずマイペースなのは、猫たちばかり。
やっぱり、猫が一番思うまま猫生を謳歌してるのかねえ。


おまけ:
『アニューを探せ』
いや、アニュー、隠れてくれないと・・・


ところで、今朝一時帰宅してみたら、気力も足も萎えているはずの老母が、アニュー以外のトイレをオンリードですませてくれていた。
おかん強し。