3/10/2010

白い恋敵


最初にお知らせです。

もう、ほとんど全ての方がご存じと思いますが(更新ののろいブログなもので)、前回の記事でお願いしておりました、くるみちゃん、ミルクちゃん母娘、無事によい御家族が見つかりました!

保護主様のご友人が、母娘そろってお迎え下さるそうなのです。
心から嬉しく思います。

        く:これからもずっと


         み:しあわせです


     皆さま、ありがとうございました。


これからもずっと、仲良く幸せにね。





さて。

移住計画、着々と進んでおります。
今週はじめに、大型荷物を引っ越し業者に運んでもらい、ついでに(ついでに?)新しい勤務先にも挨拶に行き、やっと気分的に落ち着いた感じ。


引っ越し業者は3社来てもらって見積もりを取ったのだけど、一番安かったアリさんは、我が家の場合は一番印象が悪かったので却下。
アートは可もなし不可もなし。

第一印象がもっとも良かったこちらは、

その後もいろいろ電話で質問したりすればするほど、安心感が持てたので納得して契約。やはり結果的に満足であった。
お値段は3社中ちょうど真ん中であったが、大事な引っ越し、値段だけじゃ決められないからね。

どの会社も大手だし、我が家の評価はあくまでも我が家のものでしかないけれど、参考にはなるかもしれないので、近々引っ越し業者を頼む予定のある方には、具体的に語りますのでご一報を。なんちって。







大阪で荷物の積み込みを見届けた後、夜遅くに家を出た私は夜中に新居に到着。
翌朝は早くから荷物搬入の準備に明け暮れていた。


昼前には業者が到着して搬入が始まり、これはあっちに、あれはこっちに、と音頭を取っているうちに、家を建ててくれた地元の建設会社の社長さんとガス会社の人が来てくれて、いろいろ調整してくれる。

勤務先への挨拶の時間もすませ、何が何だか分からないうちに過密スケジュール(自分が立てたのだが)をこなして、部屋で一人になってホッとしたらもう夕方近かった。


あまりに遅すぎる昼ご飯をもそもそと食べながら、それでも心がワクワクと浮き立っていたのは、翌日まりこさんちにお邪魔させてもらうことになっていたから。

お昼におうどん食べましょう・・・とか、メールで打ち合わせをしていると、また元気が出てきたので、荷ほどき&片付けをめいっぱいまでやって、布団に倒れ込んだ。






翌朝、携帯が鳴って目が覚める。
8時半だ。いつもは6時過ぎには目が覚めるのに、よほど疲れていたのだろう。

電話に出ると、建設会社の社長さん。
大工さんを連れて家まで来てるんだけど・・・とおっしゃる。

なんだとう!?

顔も洗わず飛び出ると、ザンザン降りの雨の中、どろんこの犬達が駆け寄ってきた。
何を隠そう、この社長さんは、警察犬の訓練もしてる人。しかも、かなり偉い手さん(しかし警察の人ではない)。

        オソヨウゴザイマス


なぜ社長さんと大工さんが来てくれたかといえば、冷蔵庫のせいだ。

設計の時、うちにある冷蔵庫と冷凍庫のサイズを測った上で専用スペースを作ってもらい、そこの床には冷蔵庫や冷凍庫の振動が周りに伝わらないような細工をしてもらった。
近くで犬達が寝転んだりするので、長期的には体に良くないんじゃないかと思ったから。


で、ワクワクと冷蔵庫を設置してもらったら・・・

           はまらん。

腰板の枠が数ミリ出っ張っているのだ。


社長さん、ピッタリに作りすぎだよ・・・


前日の荷物搬入中に社長さんが来たとき、それを伝えたら、もう翌日には大工さんを連れてきてくれたのだった。


それにしてもさすが建ててくれた大工さん、みごとに直してくれました。


この通りです。


良かった良かった、万事めでたく・・・
ないぞ!
10時には出発しようと思っていたのに、もう昼近い。
まりこさんとのお昼計画はおじゃんである。






まあ、お昼がご一緒できなくても、お会いできるだけで嬉しいではないか。
大急ぎで片付けをして、帰路につく。
大阪への途上に、まりこさんちはあった。


今日こそまりこさんと愉快な仲間たちに会えるぞ、ちょっと雨は強いけどさ、と鼻歌交じりに車を走らせていた私は、予想もしない事態に直面した。

雪のため、高知道閉鎖(途中から)。
なにくそ、迂回して高松道に入って、何としても行くぞ。

雪のため、高松道閉鎖
う・・・


SAのインフォメーションセンターのお姉さんに、さっさと帰らないと、他の道もいつ通行止めになるか分からないと言われ、迂回路を延々と走り、実に8時間半かかってようやく大阪の家に帰り着いたのだった。


ただでさえ引っ越し作業でこわばっていた体がさらに軋んだのは、歳のせいだけではないはずである。

            トシ。