5/27/2016

雨だ雨だ


毎朝の散歩コースは、川づたいに歩いている。
同じコースだけど、自然は毎日違うから、犬たちは飽きずに楽しんでくれてるようだ。

四万十に来た頃は川なんてぶるぶるぶるぶる、だったホープも、今では私と一緒にじゃぶじゃぶ水を押し分けて歩く。
ウ:私ハココマデ

ウェルをはじめ他の黒犬達も、好きではないものの、足を濡らさないことに全神経を集中、ということはなくなったので、上等なんじゃないだろうか。
(ちなみに昔から雨に濡れるのはみんな平気)



四万十は雨がとにかく多い。
けど、先々週からしばらく晴天続きで、いつもの散歩コースの川がだいぶ干上がってきた。
流れも弱い
ウ:水少ナイネ ブ:ウン
滝も消えちゃった

私もズボンが濡れないのは助かるんだが、富栄養なので淀みの水がすぐにごる。
ア:遊ボウ遊ボウ♪ ホ:ウルサイ
ア:ハー喉渇イタ
ア:・・・水少ナイ
『邪魔ダナ』『邪魔ダネ』『・・・』
ア:居ヅライ

週末には降ってくれんかな、と思っていたらちょっと早めに25日(水)からざんざん降りになった。
晴れだと木の実は甘くなる



アニューは外飼いなので、雨の中散歩に行くかどうかは朝の様子で決めている。
屋根の下から出て、廊下部分をうろうろしてるなら行く。
私が起きた気配があるのに小屋で寝たままなら行かない。

水曜日は土砂降りで、アニューも小屋から出ないので散歩に行かなかった(他の犬たちもトイレをしただけですぐ入りたがった)うえ、その日は私が当直。
つまり、翌木曜朝は私が不在なのでアニューの散歩は天気に関わらず無し。



てなわけで、金曜日の散歩は大はしゃぎだった。
ホープを誘う
ホ、珍しく応じる
ホ、すぐ飽きる
なにその肩組んでるみたいな感じ

川の水は久しぶりにたっぷりだし、涼しいし、(アニューは)2日ぶりの散歩だし。
私の好きな一枚
ルース爺さんも湿地まで来てた

この日は珍しくブラウニーもスイッチが入り、かけっこの相手をしてくれたものだからもう浮かれてるのなんのって。

動画は例によって、犬というより小川サラサラ動画としてお楽しみください。



アニューは図体はでかいけど気持ちは一番下っ端で、特にブラウニーが大好きなのだ。
良かったね。













5/19/2016

ほんとうの換毛


これは富士サファリパークのFacebookページの写真だが、
(引用ページ:富士サファリパーク フタコブラクダも衣替え)
テレビなどで野性動物のこんな姿を見て、
 「ああーあれ取れたらスッキリするだろうに!」
とうずうずした人はいないだろうか。

と言いつつ私自身はそれほどうずうずしたクチではないが、今日の動画でそんなスッキリ願望をほんの少しかなえられるかもしれない。





オオデマリがほとんど散ってしまった4月末、アニューの換毛が始まった。
あちこち毛が浮いてる

なんか下毛が浮いてきてるなあと思っていたら、両肩の辺りから気前よく抜け始める。
下にあるのは手で引っ張って抜けた毛

ピークは先週。
今にも取れそうに見えてなかなか取れないのでじれったくなり、ブラシをかけたのが1週間前。

(後半、犬の動きを追いすぎると酔うので注意!)

スクラッチャーは有効だけど、手ぐしで地肌からすくい上げるようにすると意外とよく取れることも分かった。
束になってすぽすぽ抜けるのではなく、フェルト状のまま、にゅーっと取れるんだね。

散歩のルートには、そこかしこにアニューの抜け毛が絡まっていて、道しるべのよう。
昨日辺りから、おおむね完了したかなという姿になった。
使用前
使用後

う、意外に差が分かりづらい・・・
では立ち姿ならどうだ。
使用前
使用後

立ち姿だと貧相、いや涼しげになったのがちょっと分かる。
花も散り
散った花の流れる先は
毛の散る犬が浸かりおる

梅雨前に夏備えを完了するとは、なかなかやるな。
ハースッキリ





いやあ、正直なめてました、換毛のある犬の毛の抜けよう。

初めてのグローネンダールであるガディを迎える前に「グローネンダールは抜け毛が少ない」と調査済みであったのに、実際は盛大に毛が家中に舞い、『抜け毛が少ないってのは嘘だー!』という日記も拙ブログに書いたことがあった。
 ここです→『換毛のころ
 忘れてたけどこんなんもあった→『もわ毛もわもわ

その後、ブラウニーを迎えて、確かにグローネンダールは抜け毛が少なかったんだ、と気づき、
けっこう毛の抜けるヤツ

さらに今回のアニューの換毛を経て、換毛期のある犬のすべての飼い主さんに対して
 「甘えたこと言ってすみませんでした」
と謝罪したくなったのであった。
我々ニモ謝レ


5/16/2016

大手毬




これがどこかお分かりだろうか。

龍安寺
にしては雑な感じ。
正解は・・・



4年前、地元のホームセンターでオオデマリの苗を買って植えたんである。
1m足らずの棒きれみたいな苗だったのに、翌年から毎春(4月下旬)欠かさずきれいな花を咲かせて、しかも成長が速い。
病気も害虫もないし。
剪定の必要もない、というかしない方がいいんじゃないか。

うちのオオデマリの変化を見ると
2013年
2014年
2015年
今年

周りの他の木も大きくなっているので、去年と今年の成長ぶりが分かりづらいけれど、ここに人間や犬が入るとどうなるかというと、

かなりの大株でしょう。
ちなみにこの時、写真を撮っている私の前にホの字がやってきて、花の下にもぐり込み、
ウーーーン

うんこしおった・・・
そりゃあ、気持ちいいだろうけれどもさ。
「私も私も」テ言ッタヨネ

いいい言ってないよそんなこと。


香りはないけれど、けっこう花期も長くて、金木犀のように咲いたか咲かずで雨に散る、というような切なさも感じずにすむのがまた良い。



花期が長いのが良いと言いつつ、オオデマリは花が散るときも好き。
みるみる下の地面が覆われていく。
一日ごとに
どんどん散り敷く

そしてあっという間に最初の写真のようになるんである。
そう、正解は「うちの庭、オオデマリの下」
気持ちがいいのか鶏も犬もやってくる

花びらがけっこう丈夫なので、すぐにはへたらず、1週間くらいはこのまま。

おとうさま(雄鶏)の足の埋もれ具合を見て下さいませ。
ひんやりふんわりなんですよ。



毎年春の終わりごろにひっそりとオオデマリを愛でていたのが、今年ようやく公に愛を語ることができた。

けど実は、これだけ言ってきてなんだけど、花以上に葉の風情が好きだったりする。
葉っぱも葉脈がくっきり細かく入ってとてもきれい。
これが紅葉するとまた見事なのだ。



オオデマリも散り、芍薬も散り、

庭の地面がカラフルになったところでこの方の毛皮も散り始めております。
でっかい子犬、初めての換毛

地面がふわふわ・・・ならいいんだけど、ぼそぼその毛まみれでどうにも。