4/26/2013

太陽はいつもある








昨年秋に、おこげとおもちが家族になって、本当に幸せな日々を過ごし、一ヶ月ちょっと前に、私達をおいておもちが天国に帰りました。


地上に残った私達は嘆き悲しみ、うちひしがれましたが、おもちが私達をニューおもちのもとに導いてくれました。

そしてその過程にはたくさんの人達、友人達がいてくれました。
ご縁をつないで下さった、Oさん、グーママさん、そしてニューおもち保護主のTさん。
ブログを読んで応援してくれた皆さん。
我が家に猫が加わるきっかけをもたらしてくれた、こげもちの保護主ちりはことさん

今、少しずつ穏やかな時間が我が家に戻ってきつつあります。
誰かに読んでもらうためのブログですが、自分の記録・記憶のためのものでもあるので、ここまでの道のりを、順を追ってアップしていくつもりでしたが、やめました。


全部ぶっとばして今の様子をお披露目することで、皆さんへの感謝の気持ちとしたいです。







ではお披露目!


まず、おこげとはすっかり仲良くなりました。
犬達とも、まだ抱っこ状態限定ですが一緒に過ごしており、なかなかうまくやっています。
この様子だと、もう少ししたら、皆と同じ部屋で自由に過ごすことができそうです。


ニューおもちはおこげが大好き。
そして、おこげもニューおもちを大切に思っているようです。
ヒトとも、おこげとも遊びたい欲張りなニューおもち。
昨日の朝にもぎたて、いや撮りたての動画。
(テレビがずっと喋っててすみません)

ところどころ完全に音声が消してあるのは、母(と少し弟も)が喋っているためです。

こげもちで取っ組み合ってた頃と比べれば、ずいぶんまったりしていますが。
第一、おこげがダッシュで追いかけっこに誘っているのがニューおもちにはまだ分からない様子。
まだ、これからだもんね。

おこげもニューおもちも幸せそうです。
ニューおもちを迎えて、本当に良かった。
二頭を見ていて心底思います。

 「明けない夜はない」
 「あがらない雨はない」
よく目にするフレーズだし、言い得て妙だと思う。

でも、本当に辛いとき、本当にその言葉を思い出さねばならないときほど、忘れてしまいます。
そして、先に光が見えるころになってようやく、
 ーああ、その通りだったなあ
と思い出すのです。
ホラ、ゴラン

ほんと、日陰の上り坂でも、梢の上にはお日さまが出とるわい。

何ヲ今ゴロ

へへ、人生修業が足りんもんで。

・・・今のニューおもち、こんな感じになっています。
応援して下さった皆さん、本当にありがとう。

おこげニューおもち対面の途中経過は、またゆっくりと。
(こんなこと言い出すと書かないんだよね、反省反省。)



4/23/2013

ニューおもち発動


ニューおもちの変化はめざましいものがあったので、一連の動画にしてみました。

迎えた翌朝の「ほぼ動かない動画」や、3月31日の「少し動く動画」と比べると見違えるほどです。


今回の動画はどうしても短くまとめられず、少し長くなってしまいました。

あと、急いで編集したのでうっかり音声チェックをし忘れ、4月8日分の後半に少し声が入っています。
大きな声ではないけど、お耳に障ったらスミマセン。

4/22/2013

脱・骨皮筋右衛門


パソコンの調子が悪い。
そろそろ買い換え時か?

いや、今はちょっとお財布が厳しいのだが・・・


それで、先週の金曜日に更新できるはずが今日になってしまいました。
日記形式後編です。


4月1日(月)

今朝の分で飲み薬が終了。
(ステロイドは1日早く終了)
整腸剤のおかげか、形のある便が初めて出た。

今日は点耳もする。
これがものすごくお気に召さないらしく、せっかく甘えるようになっていたのに、点耳後は嫌われた。
怒ってはります

夕方には、ミルクでのばした缶フードを60g一気食い。
体重は580gになっている。



4月2日(火)

整腸剤が終わったせいか、また軟便気味。
仕事帰りに、昨日の形の良い便を獣医さんに持って行く。

朝出かける前に、お休み用の小部屋を作ってやったところ、喜んでずっと入っていると母からメール。

耳疥癬のことをTさんにお伝えせねば。
他の猫達にうつっている可能性が高い。

獣医さんに便を届けた後、Tさんのところへ伺って伝えると驚いて、さっそく明日にも検査に連れて行くと言っておられた。

その後ホームセンターに寄って、140℃まで耐熱性のあるカゴを買って帰った。(煮沸消毒できるように)

ニューおもちは日に日に子猫らしく、元気になってきている。
触った感じが、骨と皮、というのではなくなってきた。



4月3日(水)

午前中に獣医さんから電話。
便からはやはり虫卵は出なかったとのこと。良かった。
昨日便を届けたとき、一度正常だったのにまた検査するの?という雰囲気だったし、あとは大阪でかかりつけ医に診てもらうことにした。

午後、母から写真がメールされてきた。
ハウスを掃除したついでに、昨日作ったお休み小屋を破棄し、代わりに私が昨日買ったカゴをさっそく入れてやったらしい。
これまた、すっかり気に入っているという。
私が入れてやりたかったのになあ!
ちょっとくやしい。

あと、おこげの様子が少しおかしいという。
気になるが、今夜は当直、帰れない。



4月4日(木)

帰宅してみると、ニューおもちはますます元気に。
はしゃぐ姿を初めて見た。
人の手に飛びついて囓ったり、走り回ったりする。

お尻も、周りが少しふっくらしてきて、脱肛ぽくはなくなった。
これまで、知能の発達障害があるのかなと思うこともあったが、今日の様子を見るとその心配はなさそうだ。

体重は630gになった。
かなり増えたが、まだまだ標準には届かない。


おこげは、母がとても心配していた。
ずっと地面に身体をこすりつけるし、しっぽにも変に力が入っている。
妙に苦しそうな鳴き声を出す、と。
でもご飯は喜んで食べるらしい。
見ると、確かに身体を平べったくして這いながらオエオエと鳴いている。
たしかに普通ではない様子だ。

んが、力の入ったしっぽは時々真横に倒されるし、お尻もなんとなく湿っぽく目に付く。
これって、シーズンじゃなかろうか。

急いでネットで調べてみると、やはりそのようだ。
昨日まではおもちを探して鳴き続けていたのに、昨晩くらいから、今度はシーズンのせいで、全然違う声で鳴き続けているということか。
心細いのか、誰かの側に寄っていく

なんてこった。おこげ、散々だねえ。

おもちといれば、一日中遊び回ってまだまだ子供だったかもしれないのに、独りぼっちになって、急に大人になってしまったのか、などと考えてしまった。

擬人化しすぎかな。



4月5日(金)

ニューおもち、おおはしゃぎ。

おこげが発情期に入ったことを大阪のかかりつけ獣医さんにメール。
11日に予定していた避妊手術は延期になった。



4月6日(土)

ニューおもちハウス大改造。
拡張前
(3月31日に一度拡張ずみ)

さらに運動場を広げ、元気になったおもちが上下運動して遊べるよう、アスレチックを作ってやった。
(まだ筋肉がないので難易度はビギナー仕様で)
運動場側から

トイレも、これまではオムツの上にそのまま砂を敷いていたが、こげもちの子猫の頃に使っていたトイレかごを出してきて、本格的なトイレ設置。
トイレ側から

子猫用のかご、当分は使わないはずだったのになあ。
ちょっと落ち込んだ。

新しくなったハウスにニューおもちを入れてやると、まずは慎重に、全てをチェックして回った。
ひととおりチェックが終わると、気に入ってくれたようで、大はしゃぎ。
おもちも嬉しくてたまらないようだが、私も嬉しくてたまらない。



4月7日(日)

体重は660g。
今日も点耳。またしてもしばらく嫌われた。



4月8日(月)

おこげはあまりオエオエ言わなくなった。



4月9日(火)

一回り大きくなった気がする。
体重は710gだ!

そして、おこげのシーズンはあっという間に終わったようだ。
今日は這いずらないし、変な鳴き方もない。

同時に、おもちを探して鳴き叫ぶこともほとんどなくなった。


と、迎えてからの約2週間を駆け足で振り返ってみました。

おこげの避妊手術は、ジャストタイミングで発情期を迎えてしまったために延期になりましたが、初回はほんの数日で終わったおかげで、来月中旬にはできそうです。

明日は、今日の日記に対応した期間のニューおもちの動画をあげるつもりです。

4/16/2013

かいせん問屋



週末は猫二匹連れて大阪へ帰っていました。
自分の用事諸々+かかりつけ獣医さん受診のためです。

そんなわけでちょっと間が空きました。


さて、ニューおもちを迎えてからけっこう日にちがあるので、日記形式で早送りで記録しておこうと思います。

先に言いますと、ニューおもち、耳疥癬でした。
やむなく隔離中です。



3月27日(水)

今日白い子猫を迎えた。
おもちにそっくりだ。

匂ったのでさっとシャンプー。
濡れると、全身の骨がひどく浮き出てぎょっとした。
体重は450g。思った以上の痩せぶりだ。

部屋越しに、おこげや犬達に姿を見せておいたが、おこげはシャーッと言ったりグルグル言ったり少し警戒している。
子猫の方はぼんやり見ている。一度だけシャーッと言った。



3月28日(木)

今朝はミルクでのばした離乳食をぱくぱく食べた。
少し周りにも興味が出てきた様子。
ちゃんとトイレでおしっこできる。
健康チェックに獣医さんへ連れて行くべしで早退を申請していたが、午後になって母からメール。
昼過ぎに食べたものを二度にわたって全部吐き、その後下痢。
元気なくほとんど寝ていて何も食べない、とのこと。

早退時間を待ちかねて、大急ぎで帰宅し、そうっと運転して獣医さんへ。

なんたることか、先生は出かけていないという。
1時間半くらいで戻るからもう一度来てくれと言われた。
動物病院までは車で往復40分かかる。もう一度そんなに揺られるのは子猫に酷だ。

帰って様子を見たが、わりと元気に鳴いているし、試しにフードをやってみると食べたので、受診は明日にする。



3月29日(金)

診療時間は19時までなので、17時半頃、病院へ確認の電話をかける。
こちらでは、診療時間内で、診療中の札がかかっていても油断できないと学習したもんね。

なんと、また先生はお留守という。
今日診てもらわねば、ここいらは土日は獣医さんは休みだ。
昨日の顛末を伝えたら、奥様が先生に連絡を取ってくれることになった。

しばらくして先生から電話がかかってきた。
不在で申し訳ないと詫びるでもなく、緊急性が高いなら病院に戻るがといったようなことを仰る。
いい加減にしろよおいという気持ちを柔らかく伝え、ようやく診察の約束を取り付けた。

先生によると、動物病院はこの地域に7軒くらいあるらしい。
今回の病院は、地元の人の評判と、地理的条件を考慮して選んだ。
(おもちを診てくれたところとは別)
比較的時間外にも診てくれる先生だというのも理由の一つだ。
他の病院は、18時までのところも多い。
このころは山ツツジが花盛り

この先生は本来、もっと山奥の村で牛などの大動物をずっと診てこられた方で、その後村長さんを務められ、今は市内で開業している。
だから決していい加減なわけではない。良くも悪くも田舎風なのだ。

それはさておき、ニューおもちは微熱はあるものの肺炎などの大きな問題はなさそうとのことであった。
持参した便と吐物は、検査に時間がかかるので預かり、となる。

耳を掻くし黒い耳垢があったので診てもらったら、あんのじょう耳疥癬だった。
顕微鏡を覗かせてもらったら、強そうな風体の耳ヒゼンダニがお食事中。
イベルメクチンを点耳薬として3日に一回、耳掃除をしてから1~2滴入れるようにと処方してもらった。
でも、耳の奥までちゃんと入るように滴下しようとすると、スポイトの先が耳の中でよく見えない。
1滴・・・というか、どのくらい入ったか分からん。

ともかく、晩に一回目の点耳をした。



3月30日(土)

今日はよく食べ、お腹がぽんぽこりん。
昨夜から始めた飲み薬に整腸剤が入っているが、まだお腹はゆるゆる。(あと抗生剤とステロイド)
ちゃんとトイレでしたのに、見ているとそのポーズのままあくびをし、ウトウト居眠りを始め、下痢の上に座り込んでしまった。
トイレの屋根を開けて様子観察
お尻を洗う。

昼前に獣医さんより電話があった。
昨日の便から虫卵は出なかったらしい。良かった良かった。
耳を掻く頻度は減った。
最初はしょっちゅう掻いてた

体重が初めて増えた、540g!



3月31日(日)

だいぶ元気になったし甘える。
よく顔を見るようになったが、声を出さずに鳴く。
口パクで鳴くなんて、こげもちのときは、あんまり記憶にない。

調べてみると、高周波で人間に聞こえないだけらしい。
親など信頼できる相手に対して甘えて出す声とのこと。
可愛い。可愛いが、なんだか切ない。

少し動き回るようになったので、運動場を拡張した。

(動画の時の声は可聴域が多いですね)

部屋自体分けているけど、他の連中に耳疥癬が広がっては大変なので、掃除機をかけまくり手を洗いまくる。
特に私は、仕事中もしょっちゅう手を洗うものだから、一日中手を洗っていて、この季節にあかぎれになってしまった。

ニューおもちは撫でられると食欲が出るらしい。
ナデナデされてはお皿へ行ってちょっと食べ、の繰り返しである。
体重は530g、ちょっと減ったがな。