2/27/2008

いぬ圧力鍋

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ねこ鍋が人気って、年末頃に知った。(←遅い)
かわいいなあ。

それで、昨日の圧力鍋の記事のため、
フラを入れてみたのだが、どうも
あんまりかわいくない。

大きさの比率がイマイチなのか?
やはり、土鍋のぬくもりが大切で、圧力鍋ってとこがあかんのか?



清潔とは言え、これから洗うとは言え、鍋に犬を入れるというのもちょっと抵抗があったのだが・・・
そばにフラを寄り添わせて撮ろうという目論見は、失敗だった。

もうちょっとキュートに撮れないか。

          ・・・・・・・

こんなガラ悪い顔でなく、いたいけな感じに。


そこで、フラを鍋に入れたが、最初は緊張のあまり、
異様な顔つきに。



ちょっとほぐれてきたところ。一枚パシャリ。



ふたの匂いをかぐ余裕も生まれた。


いいね、フラちゃん可愛いよ、パシャパシャ・・・




          イイ湯ダッタワ

予告なく飽きたらしい。

待ってよ、フラちゃん、ほれ、オヤツあげるからもういっぺん・・・


         早ウ鶏頭 煮テ!!

はい・・・。




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2/26/2008

Pressure Cooker



我が家の圧力鍋がぶっ壊れた。

困るよ困るよ、鶏の頭が10kg届いたとこなんだから。
それも、なぜか私の粗相で、冷凍でなく冷蔵で来ちゃったし。
毎朝雪が積もってる日が続いてるのが、不幸中の幸いですが。

猫と違い、犬は少々腐ってたって大丈夫だろうけれど、我らが嫌だわ、大量の鶏の頭が傷んでいる様は・・・

そういうわけで、新たな圧力鍋を購入することに。


やむなく、と言うにはいささか浮き浮きと、各社の鍋を比較検討。
これまでの圧力鍋は、母が一人で選んでいたので、
初めていろんな会社の鍋を調べたのだが、実に楽しい。
どれも似たようなものだと思っていたが、各社揃えたくなるほどだった。


それと、驚いたのは、世の中に、鍋について熱く語ったブログがこんなにたくさんあるのかということ。
自分のことを棚に上げて書かせてもらうと、犬ブログは正直言って、玉石混淆だ。


しかし鍋ブログは、ほとんどどれも、面白かった。
(例えばこちらなどは、とっても参考になりました)
私も、料理もっと頑張るべえ(いや、頑張る以前の
レベルだが)と、モチベーションが上がった。

           ホントカイノ


鍋の話に戻ると、まずは犬用に、基本的な条件をクリアし、早急に手に入るものを選んで購入。

取っ手があまり出っ張ってないのと、
世界最高レベルの圧力と、
軽さ、

でポイントを稼いだ、ワンダーシェフのマクサス
選ばれた。


ネットで上手にお買い物したので、新品なのに7割の
お値段で。
よし、これで、鶏の頭51kg分は節約できたぞ。
一昨日注文して、今日帰宅したらもう届いていた。

不満は、一番大きいのが5Lだったこと。
確かに業務用もあったけど、10Lは要らないし。


でも、実は私は、違う圧力鍋を狙っている。
シラルガンの6.5L。
重いのと高いのと、早急には届かなさそうなのとで、
今回は見送ったが、じっくり検討した後に、いずれ
購入したい。
知れば知るほど、欲しくなるのであった。


さあ、鶏頭かかってこい!!

        何個デモ受ケテタツワ




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2/24/2008

歯周病レポート











親バカの本領発揮で、健康そのもののように、我が家の犬たちのことをつづっていますが。
とんでもない、いろいろ、悩みは尽きません。

かれこれ13年、苦労してきたガディの健康上の
悩み・・・
歯石&歯周病、である。

         ↓本日撮影なり。

      注:苦手な方は拡大せぬこと。

当然の結果として、口臭、がついてくる。


彼が、生後4ヶ月半で我が家に来た時、すでに歯石がつき始めていた。
以前飼っていたG.シェパードは、いつもつるつるぴかぴかの歯をしていたので、最初はいったい何なのか分からなかったくらいだ。
まさか、犬に歯石がつくなんて。

当時主食はドッグフード。
ドッグフード全盛期であった。

        ル:ボク、歯磨キ好キ

その後、順調に歯石は成長し、3歳頃にはすでに、すべての
歯の根もとにびっしり。
当時かかっていた獣医さんで、歯石を取ってもらった。
この時、通常量では鎮静剤が全然効かず、追加投与に
次ぐ追加投与を必要とし、獣医さんも呆れかえっていたそうである。

ついでに股関節をチェック。
「こんなにきれいな股関節を、久しぶりに見せてもらいました」と厳しかった獣医さんに言われたことには、
家族一同喜んだものだが、歯石のためにあんなに体に
負担をかけるのは、もう嫌だとつくづく思った。

それまで、「犬に歯磨き?んなアホな!」と言ってた
我が家も、四苦八苦しながら磨くようになったのだが・・・

       ウ:アダジダッデ好キ!!

8歳で腫瘍摘出術を受けた時、ついでにまた取ってもらった。
苦心惨憺の歯磨きにも関わらず、この時には再び、
がっちり歯石がついていたのだ。

そして、11歳の秋に、肛門周囲膿瘍の摘出術+去勢術を受けた折、みたび歯石除去をしてもらった。

グローネンダールは、歯石がつきやすいようだ、というのをどこかで読んだが、ガディはとりわけ付きやすいらしい。
他の犬たちは、歯によっては着色があるものの、歯石はついていない。
口臭もない。

           見セヨッカ

           ア”ーーン

数日気を抜けば、もう歯石の赤ちゃんが。
業を煮やして、スケーラーを購入。

        バディバディさんで購入

これは良い。
慣れれば、簡単に歯石が取れる。

          2年ほど愛用


・・・だが、歯石取り・歯磨きをこまめにしても、歯茎の赤味は引かない。
口臭も治まらない。
歯周病が慢性化しているのだ。

絶対に、健康に良くない。
なんとかしたい。

まあ、いろいろ試したものだが、今回手を出したのは、これ。











須崎動物病院のサイトで見つけた。
効くのかどうかはまだこれからだが、もし効かなくてもそう悪い方には働くまい。


結果が出てから、まとめて書こうかとも思ったが、時間もかかりそうだし、今回は、経時レポートという形を取ってみよう。
どうなることやら。

         ソンナイイ加減ナ!

経験済みの方はおられませぬか。
「それ、全然あかんよ」と言われても、へこみませんので、ぜひご教示を。
ぜひぜひ。




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2/21/2008

素敵な正反対



わりとのんびりペースで訓練をしている我が家。
始業式以来、久々の学校である。

ドッグトレーナー(チューターと呼ぶ)さんに来てもらい、広大な裏庭(近所の公園)で訓練をする。
家庭教師みたいなものだ。
家庭教師なんて、私だって、したことはあっても、
してもらったことないのに・・・。

んなわけで訓練を終え、家の前まで帰ってきた。

            オカエリ

あっ!

         ド、ドウシタノ??

・・・アッ!!

我が家の犬に、いったいどんな辛いことがあったというのか!

          毛が真っ白・・・


いや、うちのが白くなったんではない。
(分かるっちゅうねん)

チューターさんちのホワイト・スイス・シェパード、
秋音(しゅうね)ちゃんである。
訓練のお供に来ていた。

生後7ヶ月で、この大きさである。
まだ、大きな耳が完全に立ちきってなくて、ふやふやしているちびっ子なのに、この落ち着いた、優しいお顔である。



秋音ちゃんは、たいへんに人懐っこい。
初めて会う我らにも、駆け寄ってきて体をぐいぐい
押しつける。
股の間に頭を突っ込もうとする。
もたれかかって寝転がろうとする。





母にも





           愚弟にも




          私にも



ええなあ・・・

グローネンダールでは、あり得ない。
ソフィだけは、アメリカ生まれのせいか、比較的初対面の人に対しても愛想がよいが、それでも、かなり無愛想である。

ガディなんぞ、今でこそ歳をとってすっかり穏やかになったが、若かりし頃は、よその人が撫でてくれても
完全に無視だった。
それどころか、うっかり、首の近くに手を持ってこようものなら、低い唸り声が喉の奥からもれてきた。

誰かがどうしてもうちの犬に触りたいと言ったら、我らは細心の注意を払って見守っていたものだ。

             ン?

だが、それがグローネンダールなのだ。
それがいやなら、グローネンは飼うべきではない。
犬種の個性は、もっとも尊重されるべきものだ。
姿形よりもはるかに。

これについては、リンクしているKyokoさんちのコメント欄で熱く語られている。
その少し前のドッグショーの記事もぜひ。


今日は、長ーいお方も一緒だった。
スタンダード・ダックスのふーやんである。

ふーやんはたいへんに心が広く、
チワワもニンゲンも上手に遊ばせられるばかりか、秋音ちゃんとも
上手に遊んでやっていた。

もっとも、秋音ちゃんも子供のくせに絶妙に加減していたが。




  では、もみくちゃにされている秋音ちゃんを
  動画でどうぞ!

   

  音はしません。
  あんまり皆ぺちゃくちゃしゃべっているから
  消しちゃった。
  も少し、鮮明な画を、とご希望の方はこちら


          手ガカカルノヨ

・・・ほんとですね、ふーやん姐さん。


それにしても、いいなあ、Wシェパード。
ちなみに、チューターさんの古いパートナーは、
アスターという13歳のマリノアだ。
ガディが若犬のころ、やはり訓練のお供をしていた、
素晴らしいベルジアンシェパードである。
(注:ベルジアンシェパードは、被毛により4種類いる。
   グローネンダール、マリノアの他、
   タービュレン、ラケノアである)

家族だけを見つめる犬、ベルジアンシェパード。
よその人ともすぐにうち解けられる犬、ジャーマン
(もしくはW・S)シェパード。

その両方とともに暮らせるチューターさんが、
実にうらやましい。




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2/20/2008

WellnessExpress13



毎月0のつく日はWellness expressの予定です。
私がこれを書くわけは、こちらに。



この数年、外来患者さんから一番よく
 「私は大丈夫でしょうか」
と質問されることは、何でしょう。

答えは、「認知症」です。
年配の方なら、本気で心配してなくても、とりあえず
訊いてこられます。
驚くなかれ、30代の方でも訊いてきます。
「若年性アルツハイマー」などという病名も耳にする
からかな。

あ、お待ち下さい、今回書くのは、アルツハイマーに
ついてではありません。


認知症の原因はさまざま。

そもそも認知症というのは、なにか身体に問題が
起こり、そのために正常な判断や認識、記憶ができなくなった状態をいう。

その「身体の問題」が、脳炎だったり、ホルモン異常だったり、感染症だったり、脳出血だったり、アルツ
ハイマーだったりするわけだ。

アルツハイマーは、残念だが、現時点では治療が難しい。せいぜい薬で進行を遅らせるのが精一杯だ。
だが、ホルモン異常や、感染症などは内科的治療で良くなる可能性があるし、脳出血なら、血が吸収されれば、かなり良くなる。

           ソリャ朗報


そんなわけで今回は、脳外科の専門分野、手術で良く
なる認知症にスポットを当ててみたい。

並べてみると、
  慢性硬膜下血腫
  正常圧水頭症
  脳腫瘍
もちろん、細かいことを言えば他にもあるが、いつものごとくしぼり込み。
はじめの二つは、これまでのWEで出てきまいたよ。




慢性硬膜下血腫

 高齢の人に多い病気だが、若い人にだって起こる。

 道に迷うようになった、仕事が穴だらけになった、と
 休職し、精神科で治療を受けたあげくにようやく
 脳外科へ来た、30代の人がいた。
 なぜか、それまで一度も脳の画像検査をしてもらって
 いなかった。
 CTで一発で診断がつき、その日のうちに手術をして
 2週間後には職場復帰していた。

         治ッチャッタノ?

 治療方法については、もう書いてあるのでそれを
 ご覧になって。


正常圧水頭症

 これは、クモ膜下出血シリーズで出てきた。
 しかし、クモ膜下出血後でなくても、脳炎や、外傷に
 よる出血の後に、なることもあるし、高齢の人では、
 特に何も理由がないのになることがある。
 症状はもう書いてあるので、ご覧あれ。

 治療のための手術は、一般に「シャント手術」と
 呼ばれるもので、シャントというのは、別の通り道を
 つくることだ。


 頭の中で、髄液がたまりすぎるので、余分をお腹へ
 運んでいって捨てる。そのための水路を、頭から
 お腹へ通す。全身麻酔が必要だが、早ければ30分強、
 てこずっても2時間はかからない。

 たまりすぎてた髄液が減れば、症状は見違えて
 良くなる。

 だが慢性硬膜下血腫と違い、この病気は、CTやMRI
 だけでは、症状を引き起こしているのかどうか、
 正確に判断できないことがある。

 画像上は、見るからに髄液の流れが悪そうなのに、
 実はあまり症状は出しておらず、
 (つまり認知症の原因になってない)
 手術を受けても症状が変わらないかもしれない。


 もちろん、術後、画像所見は良くなっているのに、
 だ。


 だから、手術の前に、特殊な検査をすることが多い。
 脊髄に注射をしたり、水を抜いたり。

 それでも、やっぱり、「やってみないと分からん」と
 いう部分が多分にあるのがつらいところである。


脳腫瘍

 これは、前の二つと違って、かなりシリアスな病気
 である。
 脳腫瘍と一口に言っても、放ったらかしOKの憎めない
 ヤツから、画像を見た瞬間「ああ・・・」と肩を
 落とす凶悪なのまで、さまざまだから、軽々しく
 ”手術で治るよ”とは言えないが。
 いちおう、手術で治る(軽くなる)認知症には含まれ
 よう。




手術で認知症が治った!などというフレーズを見ると、なにか画期的な治療法が見つかったかのように思えるが、実は、あんまり変わったことはない。

          ソウナノカ・・・

でも、まずは、治療で良くなる、あるいは進行を止められる病気がないか、画像検査をするのは、認知症診療の基本中の基本。
脳梗塞だって、認知症と間違われることがあるのだから。



手術で治る認知症以外は、脳外科は、一応診療範囲に入ってはいるけど、あんまり専門ではない。
神経内科(神経を内科的に診る)か、精神科(精神・心を診る)が主な診療科になる。

インターネットでも、いろいろなサイトがあって、調べやすくなっている。
私は個人的には、ここなんかは結構きちんとまとまって、見やすいと思う。


しかしながら。
あんまり、神経質にならんでください。
人間、100人が100人、年を経るにつれて、記憶力は落ちてきます。
そのかわり、”経験”という強みが増えてるはず。


物忘れが、ぜんぶ悪者ではありません。
わすれる、ということも時には大切・・・




 クリックありがとう!でも、忘れすぎも難儀。
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