9/17/2016

ギネス!


最近、ギネス世界記録の話題を2件続けて聞いた。
フィギュアスケーターの羽生結弦選手と、漫画家の秋本治氏だ。


わざわざ私がここに書くまでもないかもしれないが、何に対しての記録認定かを一応書いておくと、

羽生結弦選手
 男子フィギュアスケート ショートプログラムにおける最高得点
 男子フィギュアスケート フリープログラムにおける最高得点
 男子フィギュアスケート トータルスコアにおける最高得点

秋本治氏
 最も発行巻数が多い単一漫画シリーズ

となっている。

特に羽生選手のショートプログラムの記録は、スケートに興味がない人でも名前くらいは知っているであろうプルシェンコ選手や日本の高橋大輔選手がこれまで名を刻んできた記録だが、近年では羽生選手自身での4度目の更新だそうだ。
ア:サスガダロ ホ:オ前ガ威張ルナ

いっぽう、秋本氏の記録達成となった漫画『こちら葛飾区亀有公園前派出所』通称”こちかめ”は、200巻も出ているそうだ。
一度や二度は読んだことがある人も多いのではないだろうか。
私もずいぶん昔、愚弟が借りてきたのを数冊読んだことがあるが、いろんな情報が詰まっていて面白かった記憶がある。





いずれにしても、ギネス世界記録とは本当に特別な人だけが手にするもの

・・・だと思っているでしょう。


実は、我が家にもあるのだ、ギネスが。
バーーン
伏せてはいるが、私と愚弟の名前である。





これはさかのぼること5年。
2011年の秋、GISHWHESというイベントが初めて開催された。

GISHWHESとは、
the Greatest International Scavenger Hunt the World Has Ever Seen
 ”今までで再大規模のスカベンジャー・ハント”
つまり、提示された探し物を世界中から探し出してくる、というお遊びなのだ。
暇ダネエ

主催者はMisha Collinsという俳優で、我が家の全員が揃って大好きなアメリカのテレビドラマ『Supernatural』のレギュラーである。
この人をツイッターでフォローしていたため、GISHWHESの開催をいち早く知ったというわけだ。





チームを作って、たくさんのお題(=探し物)の中から好きなものを選び、答えを作って(=探し出して)チームの戦果として揃えていく。
お題は簡単なものから大がかりなもの、クレイジーなものまで、たっぷり用意されていた。

私のチームは10人、全員女性で、日本人は一人もいなかった。
会ったこともない彼女たちと、毎晩メールでやりとりをする。
「私はこれができそうだからやろうと思うけど、やるつもりだった人いない?」「こんな感じで作ってみたけどどう?」といった具合である。


私が担当したものを少し載せると、
「頭に数冊の赤い本を載せた女性の写真」
母さんありがとう

 
「エルモに気管切開を施している最中の写真」
友人達に頑張ってもらった

 
「日本の自動販売機で買った品物の写真(飲み物、食べ物、本以外)」
ちりはことさんがわざわざ行って下さった

 
「ミートボールとチョコチップミントアイスサンドを食べる人の動画」


ちなみに、この何年か前に、ゴン太姉さんがゴン太くんとの二人羽織で撮った動画(非公開)を見せてもらって大笑いしたことがあり、それをほとんどまるまる真似したので、実はこの動画は「ゴン太姉さんのパクリ」である。





たいへん楽しかったが、お題もチームメイトとのやりとりも全部英語だったため、まじめに英語をやっていなかったことをこれほど悔やんだことはない。
仕事で英語論文を読んでうんうん言ってる時よりよほど後悔した。
ソコデ悔ヤムノカ・・・

そんなこんなで、世界最大規模のスカベンジャーハントであったことが認められ、参加した全員にギネス世界記録の証書が届いたのであった。





その後のGISHWHESだが、翌年以降もチームメイトがぜひぜひ!と誘ってくれたが、英語がたいへんだった(Mishaがふざけた言い回しを多用するため非常に分かりにくかった)ことと、採点の段階でカルチャー・ショックを受けたことがネックになって、参加はしていない。
なにがカルチャー・ショックだったかというと、持ち寄られた写真や動画を全員で見て順位をつけ、それでポイントを稼いで勝利チームを決めるのだが、その善し悪しの判断が自分とは全然違っていたのだ。
ナンテコッタ

素晴らしいと思った作品(?)が下位だったり、大人気の作品がどこがいいのかさっぱり分からない、ということがあまりにも多すぎて、どうにもこうにもストレスが溜まってしまった。





遊びなんだから「へえー私には分からんなあ」くらいで気楽に見てれば良かったとも思う。
チカラヲ抜キタマエ

ドキドキしながらの申し込み、チームメイトとの自己紹介、家族や友人達の力を借りながらの写真・動画作り、本部への提出前にチームメイトに見せてあれやこれやの話し合い。
思い返せば実に楽しかった。

・・・来年あたり、またやってみてもいいかもな、とちょっぴり思ったり思わなかったり。




























9/12/2016

トリバカ日記




うちには今、犬、猫、鶏、メダカがいる。

世間では、人に懐く度合いは
  犬>猫>鶏>メダカ
というのがおそらく大方の意見だろうし、実際そうだと思うが、意外にもその差は僅かである。

犬は人につき、猫は家につく、という言い回しがあるが、いやいや、猫だって思いっきり人につく。
私は猫歴はまだ浅いが、断言できる。ほとんど犬と変わらない。

メダカも、犬が覗けば逃げるけど、私が覗くと寄ってくる。
実は、よく登場するメダカ鉢のカエル、あの子も懐いている。
数年前に、もっと懐いていたカエルもいたが、その話はまた。





鶏が懐く可愛さ、いじらしさといったら、大袈裟ではなく、筆舌に尽くしがたい。
ほんとにもう、骨抜きにされそうなんである。
雌鶏のやわらかな佇まい
雄鶏の威風堂々とした風情



2年前、我が家に6羽の鶏がやってきた
小川のクレソン畑で遊ぶ
膝や背中に乗ってくるし、袖を引っ張ったりして甘える


その時からずっといる鶏は、実は今2羽しかいない。
イタチにやられたりして、途中、新しいメンバーも迎えたりしたが結局、2年間生き延びたのはオトウサマとコユちゃんだけだった。
オリジナルメンバーのふたり



そして約1ヶ月前の8月11日、今年の春生まれの新入りが二羽やってきた。
私は2羽の見分けはついているのだが、まだ若鶏なのでトサカも小さく、名前がつけられていない。
うちに来て1週間目
やっと逃げなくなって写真が撮れた

母もパッと見て分かるような名前にしないといけないので。

迎えた当初はひどく脅えて、2日目の夕方に小屋に入れようと近づいたらすっかりパニクって、首が折れるのではと思う勢いでフェンスに突っ込み、逃げようとした。
私が戸口にいると小屋から出てこられないほど警戒していた。

ところが、1週間もすると早くもかなり警戒心は和らぎ、
オトウサマとはかなり馴染んだ
コユちゃんはまだ意地悪する

2週間目には追いかけてくるように!
愚弟(手)を警戒する新入りたち
できるだけ遠くからめいっぱい首を伸ばして食べてる



今では、今までの鶏たちと同じように、私を見ると駆け寄ってくる。
仕事から帰ると、迎えに来てくれるのだ。
最初の6羽
私を迎えに来て、一緒に家まで帰るところ
どの子も可愛かったよね

体を左右に振りながら走ってくる姿を見ると疲れなんて一気に吹っ飛ぶ。







フンの問題や鳴き声のことがなければ、皆に勧めたい鶏暮らし。
台所の窓(左)を覗いて餌の催促
(オトウサマの仕事)
卵も頂けるというオマケ付きで最高である。
アキニレの根元でくつろぐ鶏たち

もちろん、若鶏たちはまだ卵は産まない。
12月くらいからかな。
いいんだ、急がなくても、ゆっくり元気に大きくおなり。


















9/11/2016

自慢&レビュー


今日は仕事です。

この時期になって、夏の疲れがどっと出て調子を悪くする人が意外に多いんだよね。

うちの母もしかり。
漢方薬の五苓散を飲むよう言ったんだけど、飲んだだろうか。
藪井竹庵呼バワリスルモンネエ

皆様もご自愛のほどを。





さて。
先週、iPhone7が発表された。
私はいちおうApple信者と自負しているが、今回はあまり気を惹かれなかった。
最近、Appleの製品開発は以前と比べてやや精彩を欠いている気がする。
やはりジョブズの存在は大きかったか・・・。
と言いつつ、先日買い替えたiPhone6sはとても気に入っている。
機能面も、大きさも歴代ではベストだと思う(私にとって)。
その後、注文していたケースが届いて装着し、さらにお気に入りとなった。

ずっと欲しかったケースはこれ。
 アルマニア『EDGE LINE』





(ここからは、興味ない人には本当にどうでもいい話です。)

なんと、注文した翌日にケース本体が届き、お安い保護フィルムが10日ほど遅れて届くという焦らされる流れ。
でもフィルムが届くまで開けずに我慢した私はえらい(?)。
この精密機器という響きがたまらんですなあ。

では、開封・装着していこう。
左のシンプルな箱がケース(バンパータイプ)
インナーダンパーは白黒2種類入っている
保護フィルム装着完了
一番緊張するのは保護フィルムを貼るまで。
インナーダンパーも丁寧な作り
ホームボタンのカーブに合わせて微妙にカットしてある
注文時はインナーダンパーは白にするつもりだった
バンパーの内側
見事な工芸品のよう
やめてー!
やーめーてー!
工芸品だから!!
これでバンパーを固定する
締めるときは少し指が痛いし爪が傷む
装着完了!
結局インナーダンパーは黒にした
どのボタンも問題なく操作できる
本体だけより持ちやすい
大きさとヘリのカーブのおかげかな
重さはまったく気にならない
待ち受け画面のガディ翁もより映える
(飼い主バカ)
そのままでも十分すぎるほどかっこいいが
自分好みに少しアレンジして完成

iPhone6sはカメラが少し本体から飛び出ているのだが、バンパーがほんのわずかそれよりも出ているので、平らなところならカメラと接地面に隙間があくのも良い点。

最初はビレットスクリューに刻まれた溝が、少しトゲトゲと掌に感じられたが、別にそれで痛いとか肌が荒れるというわけでもなく、すぐ慣れた。

私はいつもiPhoneをズボンのサイドポケットか尻ポケットに入れるので、車の乗り降りなどで落とすことがあった。
このケースがあまりにも気に入っているため、無意識に手で押さえるようになって、今のところまだ一度も落としていない。

仕上げに自分で貼ったシールも気に入ってるんだけど、もう手に入らないので、だんだん剥がれてくるのが今一番の心配事である。


機能はもちろん大事だが、使っていて嬉しくなれるかどうかはとても大切。
私は、道具に関しては面食いなのだ。
生き物に関してはその限りにあらず