特別室

唐突だが、病院によっては「特別な部屋」ていうのがあるようだ。



私の知っている大学病院のその
個室には、何かがいたらしい。

その部屋に入院する患者さんたちの話をつなぎ合わせて推測すると、人形くらいの大きさの、子供の姿をしているみたいだ。


証言1
　夜中に枕の横をカサカサと走り回る。

証言2
　ドアの内側にヤモリのように張りついて、こちらを
　ふり返ってじっと見つめている。

　　　　　　　　　我が家のヤモリちゃん


その部屋に入る患者さんが、意識が完全に清明ではない人が多いということもあるが、不思議に誰も、怖がっていなかった。


あの子にお菓子をあげたいから、ちょうだい、と看護師に頼む人もいた。


時期は違えど、入院する患者さんが皆言うのだから、確かに何かがいるのだろう。


毎日のようにその部屋に出入りしていたが、私には
一度も、なんにも見えなかった。
背中にでも張りついていたのだろうか？

背中に張りつくと言えば・・・
ああ、この話はまた次の機会に。

　　　　　　　　　背中に張りつくの


やっと更新したら、こんな話でスミマセン。
いえ、前に病院の話を書いたら、もっと、てリクエストがあったもので。
ぜんぜん犬関係ないし。
明日は、ほんわか可愛い記事を載せますので、お許しを。





こんな感じのを→




　　クリックありがとう！怖いことも忘れます。
　　　　　　　　　　　↓
　　　　　　　　BlogRanking...