犬は胃袋を満足させたようだが、人間はどうか?
もちろん人間だって、普段は粗食でもこんなときくらいは存分においしいものを
いただかねば。
今回私は奮発した。
犬用の肉を注文しながら、絶対今度の信州で食べるぞ!と目をつけていたものがあったのだ。
生ハムである。
以前の職場で、夜中までかかる仕事のあと必ず上司とつれだって訪れた店があった。
激辛アンチョビだの、極薄チーズ
ピザだのをつまみつつお酒をいただき、明日への英気を養ったのち帰路につくのだが、そこで必ず頼んだのが、ハモン・セラーノ。
長らく口にとどめるほど、香りがふくらみ染みわたる。
ゆいいつ欠点は値段だ。
だから信州みたいに最高に幸せな時しか手が出ない。
でも幸せなときは、いくらでも手が出る。
高いチーズもためらわず買う。
ワインも値段もろくに見ずにぽいぽい買う。
(といっても、買ってるのが農協なのでべらぼうなものは置いてないんで・・・)
本当のところ、私と母は下戸です。
愚弟が強いのなんの。
でも強い弱いに関係なく、好き。
町へ下りる(=運転する)必要がない日には、朝からだって乾杯です。
カンパイ!
そういうわけで、一晩に一本ずつワインが開いていく、いや空いていく蓼科の夜なのでした。
と、格好よく書きましたが、惜しげもなく無計画に
楽しんだために、最終日はワインが底をつき、神農茶で乾杯する素朴な宴となりました。
9/26/2007
人間たちの宴
ラベル: 季節のたより
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