そんなわけで、犬たちから食料を奪ってお腹を満たした(正確には大部分はイモやタマネギで満たした)
我らだが、犬たちは何を食べていたかといいますと。
少し前に、わりと骨付き生肉食が多いことは書いた。
信州への往き来は荷物を最小限にしたいので、肉をあらかじめ
信州宛に頼んでおく。
で、食べきって帰ってくる。
ドッグフードではこうはいかない。
往きか、帰りかどちらかで荷物になる。
よく利用するのは羊肉のなみかたさん。
バラエティに富んでるし、お値段も良心的だし、気に入ってます。
夏から秋は町までおりなくても直売所が出てるので、
そこで人間用の野菜を仕入れついでに犬用も買う。
直売所はこちらが心配になるほど安いし、おまけを
たくさんつけてくれる。菜っ葉ものとか、お芋とかね。
ありがとう、おばさん!
くだんのマトンすね肉。
焼くと手ごわいスネ肉も、生なら
なかなか食べやすいようである。
いや、この歯だからこそか。
ちなみに上の写真は、モデルはソフィ嬢で肉はラム
ショルダー、骨付きです。
骨は丸呑みする犬もいるので最初のうちはちゃんと見ておく必要があるが、うちの犬どもは骨はよく噛むので、今は別に心配していない。
ただ、お互い牽制して急いで飲み込むといかんので、
それぞれがゆっくり食べられるように配慮はしてやっている(ゆっくり食べている雰囲気は全然ないけど)。
野菜もけっこう好き。
匂いが強いものも平気で、肉だけをえり好みすることもない。
野菜は、基本的な注意だけ守りつつ、何でもあるものをフードプロセッサーで砕いて入れるのだが、大根の
しっぽとキャベツの外葉しかないこともあれば、
熟れすぎたキウイや中途半端にあまったスプラウトに
ありつけることもある。
小犬のカルシウム源は、
いつも手羽中と格闘させるのも気の毒なので、「骨ごと
ミンチ」なる便利なものを使ったりする。
面倒なのはガディ爺様だ。
この方はラムは臭くて嫌だという。無理に食べると、
吐きなさる。
仕方がないので、他の犬たちよりもシカだのウマだの、お高い肉の割合が多い。しかも、一番(というより
段違いに)身体が大きいので食べる量も一番多い。
我が家の家計を圧迫しているのは主にキミだよ、
ガディさん。
別格だからいいんだけど。
もちろん、羊や馬ばかり食べているわけではない。
月の半分は生協の安くて安全なトリ肉や魚などで犬の
エンゲル係数引き下げに努めている。
ドライフードもときどき食べるし。まあこのフードの方が高くつくくらいであるが。
骨付き生食については、教科書&セミナーで最低限の
お勉強をしたが、本職の勉強より面白かったことを告白いたします。
おや。
ぜんぜん信州と関係ないではないか。
まあ、人間にいくらか横取りされても、犬たちは十二分に豊かな食生活を楽しんだのでご心配なく、という
ところ。
ね?
9/25/2007
犬たちのテーブル
ラベル: 季節のたより
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