1/09/2008

癒しの水



とにかくケガが多い我が家の犬たち。
乱暴なのか、粗忽なのか、生傷が絶えない。




















よくワルい顔してる彼らの写真を載せるが、あれは、
どれも犬相撲をとって遊んでいる時だ。
言われてみれば、心なしか楽しそうな顔に、見えない
こともない、こともない、・・・か。

それ以外に、わりとよく内輪もめもする。
(やっぱり!という声が聞こえた気がするぞ。)
一瞬で終わるが、それでケガをすることも多い。

ソフィとウェルがもっとも流血沙汰になりやすいのは、母娘だからか。


いや、飼い主として自信を持って言うが、単に気性の
荒さNo.1とNo.2だからだろう。


それでもちゃんと加減をしているようで、病院に行かねばならないようなケガはしたことがない。
近頃の人間よりはるかに生き物として賢明だ。



そういう事情もあって、傷の手当てにはコレ、という薬の常備は必須なのだが、幸い、我が家はいいものに巡り会った。

      アースリーフ スキンケアジェル

その劇的な効果は、以前こちらに熱く語ったので、よければ読んでみてください。

もちろん、薬ではないので、みんなに同じように効くということではないらしい。

でも、明らかに、我が家の犬は全員、非常に良い経過をとる。
それを見て、これを犬御用達にする法はないとばかりに、我らも使うようになった。
最近では、傷にも、カブレにも。
手応え?それはもう、この上なく良好だ。

あまり血まみれの時は、アースリーフウォーターで傷口をきれいに洗っておいて、ジェルを塗るというスペシャルコースもあり。

       ウェル負傷 母娘ゲンカにて


そんなによく効くって、中身は何?
・・・水ですって。
抗酸化作用をもつ、水。人間の清涼飲料水の認可もとれている安全な水だそうです。

薬用成分がないことに不安を抱く向きもあろうが、水なら、最悪でも効かないだけ。副作用はない。
効かないようなら、飼い主が速やかに判断して、病院に行けばよいのだ。

         翌日 著明に改善


私が、水でも信用する理由は、以下のような事情も踏まえている。

以前はケガで病院に行ったら(人間の話)、当然のようにたっぶりつけられていたイソジン。
最近では細胞障害性があることが分かっており、ケースバイケースでの使用になった。

通常のケガなら、生理食塩水で洗浄して、創傷被覆材(絆創膏の高機能なヤツ)で覆う。数日はそのまま。
抗生剤を処方するのも、よほどの時のみだ。


昔のように、毎日ガーゼ交換に通院し、くっついたガーゼを剝がされてズキズキ痛む傷口に、イソジンを
塗られて涙目になり、新しいガーゼを当てて「また明日」と言われる
パターンは激減したのだ。



もし昔に、現在の処置をしてたらなんと言われたか。
「消毒もしなかった」
「何日もガーゼ交換してもらえなかった」
「化膿止めさえ出してくれない」
実は、我々もガーゼ交換しながら、「これって、毎日剝がさない方が早く治る気がするけど・・・」と何となく感じてはいた。が、当時の「常識」とされているやり方から外れるのは、並大抵のことではない。

でも、明らかに今の方が早く、きれいに傷は治っている。
だから私は、薬が入ってなければ良い結果は得られない
という固定観念は捨てるべきだと思うのだ。





少し話が長くなったが、今は、洗浄用の薬液も、消毒薬も、家には置いてない。
シンプル イズ ベストだ。
ごちゃごちゃいじるとロクなことがない。

そして、今日も我が家のグローネン達は元気に流血している。




最近はいろいろなショップで販売されているので、入手はたやすいと思うが、私は、A&Y DOGGYさんで購入している。
ここは本当に暖かい心が行き届いていて、お客はひょっとして、うちだけなんじゃ?と思わせてしまうような、そんな素敵なお店です。

アースリーフについても、メールニュースに加え、個人的にメールでいろいろ詳しく説明してもらったのだが・・・正月に、OSをアップグレードした際に、保存版を集めたメールボックスがとんじゃった。

           ソレハ痛イ!

だから、使ってみたいけど、もう少し情報が欲しい、という時は、A&Y DOGGYさんに問い合わせてみるのも
いかがかと。ま、どこでもいいけど。

GREEN DOG、バディバディ、PEPPY、Clinic Clubなど、
いろんなショップを、買いたいものに応じて利用している我が家だが、ここのお店は特別。贔屓である。
親戚や友達がやってる、というわけでは全くない。




クリックありがとう!傷も早く治りそう。
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12 件のコメント:

MK さんのコメント...

イソジンの細胞障害性。

これほど理不尽な話はないですよね。

口を開けて寝るから?よく喉を痛めます。
扁桃腺が腫れて高熱が年に数回でるのです。

 喉が痛くなると愛用していたのが、
「イソジン喉スプレー」。シュシュッと。

確かに、全然治らないような気はしてました。むしろ逆効果と聞いてびっくり。ここ寸年来の習慣だったのに。

傷口に対する処置も変わったんですね。
ガーゼとかつけると、治るのに時間かかるような気はしていました。

 でも、怪我するとなんかしたいんですよね。心情的に。

匿名 さんのコメント...

我が家のお隣のおうちに医療用の製水器?が来て、上がりこんで(笑)見せてもらったことがあります。次亜塩素酸の水溶液と同じ滅菌が出来る水も作れるだとか、強酸性の水にケガした部分をつけるとみるみる傷口がふさがる、だとか、水パワーってすごい~!という話を聞かせてもらいました。

水だから、有機物に触れると元の水に戻るから安心・・・という話にビックリしました。

アースリーフ、いいんですね♪
ルーファスもドジしてケガをすることが減ってましたが、消毒薬より安心なのは嬉しい!
このお店も初めて見ました~♪
早速覗きに行ってきます。

ハニフラ さんのコメント...

MKさん、イソジンが悪い訳じゃないんですよ。場合によっては、今だってイソジンも使います。何でもかんでもイソジン万能、は間違いというだけで。

イソジンのうがい薬も、濃すぎると、喉の奥に水ぶくれができることがあります。
風邪予防に関しては、普通の水でも、塩水でも、もちろん適切に薄めたイソジンでも、とにかくしっかりうがいすることが大事なんであって、その後イソジンスプレーすればどうでしょう。

治療って、理論だけではなく、気持ちの面も大切だと思うんですよ。「治りそう」と思えば、実際、治り易くなると思います。
私も、包帯とか巻いてもらうと、それだけで、なんか安心しますもの。

その辺のバランスの取れた治療が為されるのが、理想でしょうね。

ハニフラ さんのコメント...

ルフュママさん、医療用の製水器!?すごいなあ、どんなんだろう。

確かに、強酸性水って、床ずれの治療に使ってる病院もあります。大学病院でも使ってました。

「水」って、身近なだけに、下手すると胡散臭くもなるので、眉をひそめる人もいますが、生物を構成する基礎ですからねー、実際、すごい力を秘めてると思います。インチキする悪い人がいるからいけないんですよね。

かく言う私も、アースリーフ、最初は全然期待しないで、でも少しでも可能性があるなら、とちょっとだけ買ったんです。ほんとに困ってたので。今は手放せません。
お店の説明では、ピアスの穴につけたら塞がるからダメなんですってね。いや、ガディのお尻の治り具合からすると、本当だと思いますよ。
うっかり舐められても、身体にいいくらいですし^^

匿名 さんのコメント...

こんにちは、いつもおいでいただいているのに初コメのKyokoです。(^^;)
アースリーフのご紹介ありがとうございました!

なんだかんだでボダイの傷は治癒に向かっていますが、本犬がいろいろとしてくれたようで当初の予定から少し道がずれてきてしまいました。

水は私もかなり大事な要素として考えています。(普段飲む水も含めて、体の基本です)
薬を使ってチマチマ治すより個体の持つ自然治癒力を活性させる治療法が私は好きですね。
かといって自宅でする治療法は職業として応用するわけには行かず(面倒くさい「獣医師として細心の心配りをする義務=薬の投与」というものがついてくるので)、西洋医学の弊害に少々ため息がでます。

まあ自分の犬くらいは好きに治療させてもらおうというのが本音ではあります。
ぴよぴよ言っててもしょうがないし。(笑)
ほったらかしにしたい気もしますが部屋中が血だらけになりそうなのでとりあえず治療ですね。

匿名 さんのコメント...

すみません、追記です!
先ほどこちらの記事を拙ブログ本日更新分にリンクさせていただきましたのでお知らせいたしまーす。

ハニフラ さんのコメント...

Kyokoさん、いらっさいまし!

「ぴよぴよ言ってても」って、笑ってしまいました。今度使ってみようかな。
ぴよぴよ言わないの!とか。

ほんと、仰る通りだと思います。
”個体の持つ自然治癒力を活性させる治療法”、これはもっとも強力な治療法のはずなんですよね。
幸い、人医の世界では、これがやりやすくなってきました。肺炎の治療にしても、強力な抗生剤をあれこれ使うより、まず体力=抵抗力をつける方が、治りやすいし、そもそも肺炎になりにくい、それには早期栄養療法が大切・・・というように。

私がハニーのケガをそのまま経過観察する気になれたのも、「彼の身体にはそれだけの力がちゃんとある。そういう身体作りをしてきている」という思いが基本にあったからです。だから、そこへアースリーフを使うことで、十分な効果が出せたのだと思っています。

でも、そーなんですよね。
理想をそのまま、日常診療に当てはめられないのが辛いところです。

なんだかボダイ君、やっちまったみたいですね^^;
でも、Kyokoさんが主治医なんですから、これ以上安心なことはないですよ。我が家の主治医にもなっていただきたいです。
いかんせん、ベルリンは遠すぎます・・・

ハニフラ さんのコメント...

Kyokoさん、お知らせありがとうございます!
拙ブログのどこでも、いつでも、お好きなように使っちゃってくださいね。

匿名 さんのコメント...

「スキンケアジェルよりも、スーパージェルの方が効くに違いない(だって薬効成分が入っているじゃない)」なんとなくそんな風に思っていた私。拙ブログのコメント欄でハニフラさんにした質問も、きっとそんな風に届いたのじゃないかしら? でもって、ハニフラさんは見事に言い当ててくださった!「薬が入ってなければ良い結果は得られないという固定観念は捨てるべきだと思うのだ。」「薬用成分がないことに不安を抱く向きもあろうが、水なら、最悪でも効かないだけ。副作用はない。効かないようなら、飼い主が速やかに判断して、病院に行けばよいのだ。」目からウロコです。以下に続くイソジンのお話も、患者の心理と医師の葛藤についても、ハゲドウしました。自然治癒力がものをいうのですねー。

A&Y DOGGYさん、よさそうですね。アースリーフ、私はPOCHIで見たのですが、フード(INNOVAのEVO)は扱いがないので別のお店で、その他にも買いたい物に応じていくつかのお店を利用しているところはハニフラさんと同じです。羊肉のなみかたさんも、人間用のハモンイベリコなど、特別なときに利用させてもらってますが、犬のお肉(生食)の方は、気になりつつも未開拓。呼びトレのご褒美のためにも、ニクは特別なものとして存在せねばならないのか否か?悩ましいことです。

実は私も、ハニフラ家のグローネンさん達の見分けがつかないのです (^ ^;)。ガディさんはわかるように思いますが、ショットによってはどうもあやしい…。相撲をとっているのはいつも母娘の女子組??

ハニフラ さんのコメント...

あ、ayaさん、コメントできたのですね、良かった〜。私もMacなので、なんで文字化けしちゃうのか、分からなかったのです。

いえいえ、ayaさんの心配なお気持ち、実は全然見抜けておりません^^;
私の中では、スーパージェルも、薬用成分が入ってない製品のうちですから。「薬用成分」で私の頭に浮かんでいるのは、いわゆる本当のクスリです。病院で処方されるような。ナンタラ合成酵素阻害剤、とか、ナントカ促進剤、とかいう化学合成された成分が主体のものを指してたんですよ。

スーパージェルに入ってるのは、いわばハーブのようなもの。私も、こっちの方が効くかなと思ったからこそ、買って使ったのです。でも、使ってみた感触では差がなかったのと、心地よく使えたのが普通のスキンケアジェルだった・・・と、いうわけです。
スーパーだって、場合によっては、はっきり差が出るかもしれないですよ〜!そういうゆらぎが、自然の力を利用した「薬」のおもしろさのひとつだと思います。

あら、ayaさんとこもINNOVA EVOですか!
うちも使いまーす、EVO。でも、他のフードに比べて、かなり量を減らさないとお腹が緩くなるのです。タンパク量多いですものね。いいフードだと思うので、がっつり食べてほしいのですが。
スピーディ君には合ってるんですね〜。いいなあ。

うちは、フードは、EVOの他に、ティンバーウルフをよく使います。目新しいのか、GreenFishも喜びます。
でも、7kg袋を買っても1週間ちょっとでなくなっちゃうので、食費が大変でした。手作り食がメインになってから、家計はほんとに助かりました。もちろん、手作り食は喜びようが全然違いますが、時間のないときや、お肉を切らしてるときなどにフードをやっても、ちゃんと食べてくれます。

ハモンイベリコ。うう、よだれが出てきちゃった。お、お、おいしいですよねえ、あれ。
スピ君も、生食もされてるのでしょうか。
最近いろんなとこでお肉が調達できるようになりましたが(ほんとは近所にお肉屋さんがあれば一番ですが)、私はなみかたさんけっこう好きなんですよ。問い合わせで電話したときの対応もとても感じが良かったですし、高級な雰囲気を醸し出してないところがイイ。^^

はい、だいたい取っ組み合いしてるのが母娘で、横でぼへ〜と眺めているのがルースです。ガディ様は長老でいらっさるので、そういう場にはおいでになりません(笑)
ソフィとウェルは、飼い主でもたまに間違えるくらいよく似ていますので、分からないのも無理ナイです。

寒い時期は、筋肉がこわばるので、もしかしたら、あんまり良くなっていってる感じが分からないかもしれませんが、気候のせいなので、焦らずリハビリがんばってくださいね!

匿名 さんのコメント...

「薬用成分」。本文を良く読むとその通りです(早とちりでした)。
化学合成された成分が主体の薬は、はたらく作用が大きければそれだけ副作用もあるということですね。その副作用を抑えるために別の薬が処方されて、薬の量も増えます。のまずに済めば、それにこしたことはないですね。スキンケアジェルとスーパージェルについては、ハニフラ家の場合とわが家でも、また違うかもしれませんね。試したらまた報告しますね。

フードは薦められてワイソングを取っていたのですが、欠品が多くてINNOVA EVOにしました。生食にも手作り食にも惹かれていますが、用意できないとき等にフードを食べてくれなくなると困るなあ…とか考えて躊躇してます。ハニフラ家では手作り食でもちゃんとフードも食べてくれるのですね。主人の考えでは、「犬の幸せは、頼りがいのあるリーダーと(自分のことを言っているのか?)一緒にいることと、十分な運動」なので、食餌はフードでいいと言っています。

なみかたさん、そうそう! 素晴らしいものを扱ってるにもかかわらず、高級な雰囲気を醸し出してないですよね〜(ハゲドウ)。いいお店です。

ハニフラ さんのコメント...

Ayaさん、スキンケアジェルとスーパージェルの結果、楽しみにしております。1対1だけの使い方・効果ではない、懐の深い治療が理想ですよね。そういう意味では、昔から漢方に興味を持ってる私です(そもそも、医学部にいった理由が、東洋医学をしたかったから・・・現実は全然違うし!)

ああ、ワイソンも使ったことがあります。喜んで食べてました。と書くと、なんだかフードジプシーみたいですが、そうではなくて、同じフードばかりだと、どうしても偏りが出るんではないかと思って、わざとローテーションしてるのです。A&Yさんでも、ローテーションを推奨してますが、私は中学生の頃から、シャンプーなんかもローテーション。親が、「何であれ、身体に影響する物は、同じ物ばかりずっと使い続けるのはよろしくない」と言うものですから。実際、そう思います。

我が家は、何でも食べられないと、いざという時(地震とか)困るので、わざとフードも取り入れてます。
犬の幸せ、ご主人の仰るとおりだと思います!でもでも、食べものも、おいしく食べられたら、もっと幸せかなと思います。もし私が、素敵な家族と、素敵なお家で、いろんな経験しながら生活してても、一生シリアルだけ食べて生きろと言われたら、凹みますもん。飽きますもん。それに、どんなに栄養を考えて作られてても、シリアルばかりだと、きっと体を壊します。まるごとの野菜や、果物や、お肉を食べなくちゃ。私達も犬たちも、機械ではなく、自然の中の一部なので。・・・と、思って、手作りにしてます。
実際、これほどまで、犬たちが食餌の時間を楽しみにするのか、と衝撃を受けるんですよ。しかも、体格も毛並みも良くなるので、我が家は基本は手作り、というわけです。
でも、これが絶対にタダシイ!というやり方はないと私は思っています。それぞれに合った、無理のない方法がベストだと。

えへへ、なみかたさん仲間ですね。
うちは、あそこの生ハムは、特別な時しか食べられません。ああ〜、食べたいっ。