アニューの誕生日にちょっとした発表をすると4月に書いて3ヶ月経った。
アニューは去年の4月13日生まれ。
遅れるのはこのブログの常、何食わぬ顔して今日発表しようと思う。
秘密その1:アニューは狼犬
けっこう見た目がそれらしいので
しかし雑種、というのは嘘ではない。
ひとくくりに狼犬と言っても、見た目も気質もわりとバラバラである。
犬の遺伝子と狼の遺伝子のどちらが強く発現しているかで、体格や体型、気質にもかなりの違いが出るようだ。
ハイブリッドウルフ、と言うと一つの犬種っぽいが、実のところ、まさに雑種なのだ(いい意味で)。
アニューは大阪の頃からの数年来の友人宅で生まれた。
もぞもぞ時代
よちよち時代
左側のオレンジリボンがアニュー
いもむしアニュー
彼女の家には今、アニューの兄弟を含めて4頭の狼犬がいるが、
左オスカー、右アレックスII世
ずいぶん昔、今は亡き先代犬と、少女時代のアニューの母犬に、生後9ヶ月のホープを連れて会いに行ったこともある。
その時の日記→『優しい狼』
昨夏アニューを連れて久しぶりに実家訪問をした。
アニューはオスカー君と意気投合したようだった。
よく狼の割合が高いの低いのと詮議されるが、アニューが何パーセント狼なのかは分からない。
同胎犬でも、犬の特徴が強い子、狼の特徴が強い子で違ってくるので、数字だけでものは言えず、各々の個体をしっかり見て育てていかねばならないのだと思う。
アニューの兄弟姉妹を紹介しよう。(五十音順)
アニューの兄弟姉妹を紹介しよう。(五十音順)
キーラちゃん
ジーン君
ブラウ君
個体差があるのは当然どの犬にも(グローネンダールという純血種であっても)言えることだが、狼犬の場合はそれがより顕著だ。
狼犬を正しく深く理解している人ほど、「狼犬」というひとくくりでものを言おうとはしない、と友人は言う。
両親犬は狼率が高いが、アニューは骨格や気質的には犬寄りだそうだ。
犬寄りだとやはり扱いやすいわけで、確かに、アニューは狼犬の中ではずいぶん楽なのだと思う。
それに小柄だ。
そう、兄弟犬の中ではとびぬけて小柄なのである。
体高で言えば15cm程も違う。
アニューが「ほどほど」で本当に良かったと安堵している私である。
0 件のコメント:
コメントを投稿