ゴン太に会いに

寒暖の差の激しい冬が終わり、山桜は散り始める時期になった。

先週末、3月27日の日曜日は、高知市内で犬の訓練競技会があったので、早起きしてホープをお供に出かけた。

むろんホープが出るわけではない。

やつは無為徒食の輩だからな。

ナンダトウ
我が家出身犬ゴン太の応援に行くのだ！

赤ん坊の頃からエネルギーにあふれすぎていたゴン太は、信楽の素敵なご一家の家族となり、良き先生に就いて学び、今や競技会で各地を転戦して頑張っているのである。

ゴン太の輝かしい成果
今回は臭気選別の競技に出るんだそうだが、競技前に気を散らせるといけないので、気をつけながら探す。

あ、あの向こうに豆粒のように見えるシルエットはまさしくゴン太！

てなわけで、離れた風下からこっそり応援した。

その後、いったんクレートに戻して落ち着かせてから会わせてもらうことに。

ゴン太を探している最中、グローネンダールとアジリティに出られている方に声をかけてもらった。

か、かわいい・・・
ホープとほぼ同じお年頃の彼女は、シュイちゃんというお名前だと聞きとったが、もしかして間違っていたらごめんなさい。

小顔の美人さんで、穏やかな子だった。

30分ほどして、先生がひと休みしたゴン太を連れてきてくださった。

バーーン
ホープと兄弟感動の再会・・・

と思いきや、昔からのゴン太の悪いくせで、しつこくホープの股を嗅ぎ続けてぐいぐい迫ってくる。

鼻にしわを寄せて唸るホープ。なおも迫ってくるゴン太。

大きくて立派なゴン太はガディの面影が強い。

そしてちょっぴりオレ様気質なところも、若い頃のガディに通じるものがある。

ガディも若い頃は、しつこく他の犬の匂いを嗅いで相手を辟易させていたものだ。

懐かしがってる場合じゃないが、懐かしい。

そこへ、先ほどのシュイちゃんが参入すると、一瞬にしてゴン太の興味は彼女に向いた。

優しいシュイちゃんは、困っているけど怒らない。

ゴン太、女の子すきなんやなあ・・・

せっかくなので記念撮影を・・・

あしなみが

なかなか

そろわない

ようやくの一枚

ゴン太、猛アプローチ

意外といい雰囲気だったりする

それにしても、久しぶり（5年ぶりくらい？）に会ったゴン太は、見違えるほどいい犬になっていた。

落ち着いているし、なんだかんだいって犬づきあいも上手になっているし、なんといっても、愛情をいっぱいに受けている顔をしていた。

そう、私は知っている。

我が家の犬たちが気の毒に思えるほど、ゴン太はご家族みんなに愛されている。

こんな具合に。→『ちょこっと信楽』

私もゴン太になりたいくらいだ・・・

ゴン太の成績は一等賞。

全三頭中だが、それでも一等は一等だ。

おめでとう、ゴン太。お疲れさん。

先生も、ありがとうございました。

iPhoneの限界のズームで撮ってみたゴン太の競技風景。
と、その後のまとまらない3頭の動画。
わりといろんな音や声がにぎやかなので、音量注意。

あ、ホープもいい子だったんだよ！

先生、美味しいおみやげをありがとうございました♡
久しぶりの人混みに最初ちょっぴり興奮気味の田舎者だったけど。

う・・・後ろ後ろ！