5/07/2008

自然まかせ

ぐいぐい暖かくなり、木々の緑は日々濃くなり、そこに集う虫たちも日々勢力拡大中。
のっけから申し訳ない気もするが、今日は、虫の類が
ダメな向きには、ちと辛い話。

アリマキの巻である。

いちおう、写真は小さめにするので、クリック拡大を
控えて自衛されたし。



我が家の樹木は、アリマキと毛虫がよくたかる。
樹種もそうだし、狭いところにみっちみちに植わってるせいもあろう。

特に、梅やビックリグミ、コデマリは、たかったアリマキのせいで、木のシルエットが毛羽立って見えるほどであった。数年前までは。

残念ながら、その時の写真はおぞましすぎて、ナイ。

             ホッ



最近は、そこまでいかないが、全体に枝が太く見えるくらいにはなる。


    ボカしておきました




先日、梅の木の下にしゃがんで、犬どもの写真を撮っていた時のこと。
五月晴れなのに、しきりに雨が降りかかる感じがする。


狐の嫁入りか?とも思ったが、どうも違うようなので、見上げると、そのしずくは頭上の枝から落ちていた。
それもひっきりなしに。

Yes、アリマキの分泌液だったのだ。ぐえ。


母に告げると、
 「そりゃ、アリマキのオシッコだわね」
と、ひどいことを言う。
憮然として腕を洗いに行く後ろから、
 「食べた分は出るのが当然」
と、何故か追い打ちをかける。

なぜ、わざわざ具体的に言うのだ、母よ。

           ゲンナリ




そんな、新芽がしおれるほどアリマキがたかった庭木を、我が家はどうしているかと言いますと。
─掃討部隊を、待つのです。ひたすら。

もったいぶって書くほどのこともない、テントウムシである。


薬をまけば簡単かも知れない。
でも、薬の生体への影響が気になるのはもちろんのこと、耐性ができるのも問題だ。

アリマキは、一度やっつければすむものではなく、これから、寒くなるまでは、いつでも、どこからでも、飛んでくる。
そのたびに薬を使っていれば、いずれ効かなくなる。
強い薬に変えていかねばならなくなる。


薬品を使わなくても、自然界はうまくできていて、たいていの生き物には天敵がいるのだ。

今日は来るか、明日は来るかと、耐え難きを耐えて、
待つこと半月・・・

母が、
 「もう勘弁ならん。今日は薬を撒く」
と言った日の午後、彼らはやってきた。

          梅の実絶体絶命?
             ↓
          掃討部隊見参!

彼らの姿を確認すると、我々は安堵する。
もう、今年は夏中、アリマキの心配は無用だ。

           精鋭の方々




毎年のことだが、彼らは、TVのヒーローみたいに、絶体絶命のピンチにならないと来てくれない。

最初の数年は、ついに痺れを切らして薬を撒いた、その
2〜3日後に、彼らの姿を発見したものだ。

ようやく学習してからは、「ならぬ堪忍」をして、彼らを無事迎えることができるようになった。


考えてみれば当たり前だ。
餌=アリマキが十分に増えてからでないと、すぐに食べものがなくなって、共食いをするはめになるもんね。

      テントウムシサン アリガト〜〜

          イエ オ礼ナド

16 件のコメント:

ルフュママ さんのコメント...

テントウムシさんの幼虫!
我が家でも相当な手厚い待遇を受けてます。
グロテスクな風貌ですが、可愛いです。

ボカシの入った画像でもオドロオドロしい感じが伝わってきます。
アブラムシなんて可愛いものですね~・・・。

まりこ さんのコメント...

テントウムシさん、ありがとーー!
我が家に木を植えた際は、是非うちにもお立ち寄りくださいませ♪

うちの家、今年はやぶ蚊の発生が早く、しかも巨大です。。
今の家は、周りが田んぼに囲まれており、毎年田植えをするために水を張るので、それはそれは蚊がたくさん居ます。。

私は蚊に刺されると、かなり長引くし色素沈着もするので、何度水田にかだやし(←メダカに似たボウフラを食べる魚)を放そうと思ったことか!
でも、かだやしは外来種で、絶滅の危機にあるメダカの生活環境を脅かす‥と言うのを聞いて泣く泣く諦めましたんですけどね。

その点、てんとう虫はいいですね~。
自然のサイクルで害虫退治!
より一層のご活躍を陰ながら応援しています!

あが さんのコメント...

自然って本当に良く出来ていますよねえ。
それにしても空から降って来るアリマキの分泌液!
こわいっ!読みながら泣きそうになりました(笑)

うちでもちょうどバラにつくアブラムシがピークになったなあと思っていたらテントウムシさん達がいっぱい来てくれました。いつも思うのですが、あれってどうやって解るんでしょうね?テントウムシ掲示板みたいなのがあって「3丁目の角の家、アリマキが食べごろ!」とか情報が流れるんでしょうか。

ハニフラ さんのコメント...

ルフュママさん、テントウムシの幼虫って、いかにも毒がありそうな、丈夫な毛が脇腹に生えてますよね。知らなかったら、凶悪な虫だって思ってしまいそうです。

でも、ほんとは可愛いですよね!
人為的に、アリマキの多い木に移動させたりして、頑張ってもらってます。

小1の理科で、アリマキがアサガオについてないか毎朝チェックして、指でつぶしましょう、って習ったのを思い出します。

ハニフラ さんのコメント...

まりこさん、カダヤシって、外来種だったのですか。めだかのたくましい野生児タイプの種類かと思ってました。
名前が気に入って、今度池を作る時は(いつやねん)、カダヤシ入れようって思ってたのですが・・・
危ないとこでした。勉強になりました!

田んぼには、トンボはあまり多くないのですか?
ヤゴが来てくれると、なんぼか違うでしょうにねえ。
最近、トンボの群れもあまり見なくなりました。

蚊について、去年記事を書いてます。
良かったら、お暇つぶしにご覧下さい。
あんまり、お役には立てそうにないですが。

http://dogblogex.blogspot.com/2007/09/blog-post_09.html

そうだ、まりこさんとこの木は、お庭は、どうなったのでしょうか!?
まだ、わくわくと選んでおられる段階ですね、きっと♪

ハニフラ さんのコメント...

あがさん、テントウムシ掲示板って、笑ってしまいました!
アリマキが食べ頃かあ。
なんか、想像してしまいますねえ。
やわらかくて、ジューシーで、適度にプチプチ感もあるんでしょうね。
おや、なんだか、アリマキが美味しそうな気がしてきたぞ・・・

我が家のバラには、アリマキは、それほど多くないんです。
それよりも、チュウレンジバチの攻撃が大変です。幼虫は、こまめに見てればいいのですが、木が大きくなると、小さいうちは見落としたりして。

テントウムシ、生まれた木に帰ってくるってことは・・・ないでしょうね、やっぱり。でも、年々、来てくれるタイミングが早くはなってきています。私たちが辛抱強くなっただけではないように思うのです。
やはり掲示板かな。

アリマキの汁ね、雨粒と思ってるうちは、けっこう冷たくて気持ちよかったんですよ。
知らぬが仏って、そのとおりですね。(涙)

px3 さんのコメント...

アリマキ、アブラムシのことですね。
女性じゃなくともゾッとします。
天道虫の幼虫が天敵であったとは・・しかも─掃討部隊になるとは。

ちょっとググッてみました。
天道虫の幼虫が農薬代わりに使用されて、生物農薬の一つとして活用されているとか、驚きました。
天道虫幼虫だってちょっと見、知らないで触るとズッキっと刺すケムシ(名前失念)のように見えます(^_^;

我が家の狭い庭のボケと山椒との葉にもアリマキが付き出しました。
呼寄せる手段はないものでしょうか(^_-)v

Quicktimeは捨てたままです。
私はOS WindowsですのでMedia Playerがあればほとんどこと足りています。

お礼してるのもガディ君ですか。

ハニフラ さんのコメント...

px3さん、アリマキの群れって、生理的にだめですよね。px3さんでもゾッとされるのですね〜。

テントウムシの威力はそれは凄いものです。
瞬く間に、アリマキ達がいなくなります。
それでもどんどん増えて、しまいには、共食いです。px3さんのお家に宅配できればいいですのに。

テントウムシの幼虫の毛は、ちょうどハコイラ(正式名称は知りません、柿の木とかによくついてる)にそっくりで、知らないと、ドキッとしますね。
実はめんこいヤツなのに。

テントウムシを呼び寄せる方法・・・
薬を使わずに、じっと我慢、でしょうか。
一度覚えてくれたら、翌年からは絶対大丈夫なんですが。

そうそう、本文中で緑色の文字の部分は、ハイパーリンクになってますから、良かったらご覧になって下さいまし。

ちなみに、お礼してるのは、末っ子のウェルでーす。

bun さんのコメント...

苦手な向きには「拡大を控えられたし」と注意を促しておられるのですから、ボカさなくてもよかったのではないでしょーか? ボカしてないの見たい… いえ、決して好きなわけじゃないですよ。コワイもの見たさ?(笑)
(ちなみにこのボカシは、Photoshop/フィルタ/ブラシストローク/はね かしらん?)

でもボカしてない、あとの方の写真でたっぷりゾワゾワさしてもらいました。「使用前・使用後」、お見事です!

「アリマキの分泌液」ってトコで、分泌液〜? そりゃオシッコじゃろ、ハニフラさん、とつぶやいたら次の行にお母様のセリフ! 一人で大ウケしてしまいました。ハイパーリンクの「アリマキ」へ行ってみましたら、これは「甘露」と呼ばれるほど余剰の糖分を含むそうな(アリマキさん、糖尿病かえ?)
雨のように降り注ぐとは、すごいもんですねぇ。しかし、ニンゲンにとって気色悪いとしか思えない生き物も自然の一部(自然全体から見たらニンゲンこそ最も極悪の生き物でしょうしねぇ)。

薬をまきたいところ、グッと我慢して掃討部隊を待つのもハニフラさんの自然派たる所以なのでしょう。拍手!

ハニフラ さんのコメント...

Bunさん、プチプチの梅の木肌をご覧になりたかったと・・・?
そうですね、断ってるから必要ないかなとも思ったのですが。私も最近まで知らなかったのですが、蝶もダメ、て言うくらい虫がダメな人がいるらしくて。
見ただけでもジンマシンが出るらしいです。
マンガみたいだけど、当人にとっては、笑い事じゃないですよね。

と、気遣ってる風に見せながら、あとで十分ゾワゾワ写真を出しているという、適当さ。
いい加減は性分なので、ご勘弁を。


>分泌液〜? そりゃオシッコじゃろ
だ、だってBunさん、今現在、頭にも腕にも、見上げた時に顔にも、しこたま浴びた状態で「オシッコかかったわ」って、はっきり考えたくないんですもの^^;
分かってても、「なんか汁がかかった」くらいにボカして考えたくて・・・

それにしても、アリマキ、どんどんおいしそうに思えてくるんですけど。
なにしろ、甘露ですもの。


Bunさんの仰る「自然全体から見たらニンゲンこそ最も極悪の生き物」、我が家でもよく言ってます。ちょっとでも、良い生き物になれるよう、一人一人が心しないといけないですね。
諦めてはいけないんでしょうね。
諦める方が簡単だし現実的ですが。


あ、ボカシはですね、PhotoStudioというフリーソフト(ArcSoft社?の)効果/流動効果/はね散り なんです。
昔はPhotoshop使ってたんですが、このフリーウェアで結構こと足りるので、最近は買ってないんです。
BunさんPhotoshopですか。機能がたくさんあればあるだけ、いろいろ使ってみちゃいますよね。楽しかったなあ。また買おうかなあ。

px3 さんのコメント...

ハニフラ さん
あのケムシを「ハコイラ」と云うのですね。きっと同じものですね。
どうしても正式な名前を同定したい。
ただ今柿生産者さんを見つけ、教えを請うています。

「ハイパーリンク」のこと理解します。

まりこ さんのコメント...

そうそう、トンボね。
秋前に赤とんぼの群れは見かけますが、オニヤンマなどのがつがつ食ってくれそうなトンボは減ってきたような…。

ヤゴはきっと、水田よりも近くのため池で育ってるんだと思います。
なにせ香川はため池多いですから。
たった30分の散歩コースに、ため池が6つはあります。

そうそう、最近の水田で気になる事が。
私が子供の頃の水田には、カブトエビが所狭しと泳いでいたものですが、最近はすっかり数が減り、その分おたまじゃくしが幅を利かせてるんです。
ホント、気持ち悪いくらいおたまじゃくしがうようよ。。。

それが全部カエルになるものだから、夏は窓を開けているとTVの音が聞こえないんですよ、いや本当に。

身近な自然がほんの数年で様変わりするのを見たら、どうにかしなきゃと焦ってしまいます。
ハニフラさんの言う通り、あきらめちゃダメですね!



あ、庭木ですが、やっと自分好みの木が分って来たところです。

でも庭の大半は芝生にするので、木はかなり本数が少なくなりそう。。
シンボルツリーを何にするか、悩み中!

ハニフラ さんのコメント...

px3さん、たぶん、頭に浮かんでいるケムシ像は、同じだと思います(笑)
普通のケムシのようにイモムシにフサフサの毛が生えたヤツではなく、寸の短いケムシに、丈夫な固そうな毛(棘?)が局所的に生えてる、いや〜な感じのアレです。

我が庭では、柿と、紅葉によくついています。
柿生産者様からの情報、ぜひ教えて下さいませ!

ハニフラ さんのコメント...

まりこさん、ヤンマは減りました、減りました。なかなか見ません。あと、シオカラもあまり見ません。

田んぼの中も、バランスが変わってきているのですね。オタマが、どのカエルになるのかも重要ですね。
以前住んでいた地域は、ウシガエルがほとんで、在来種のカエルはほとんどいませんでした。
それこそ、夏の夜は、「ボエエエエ、ボゲエエエ」と、ものすごくうるさかったです。

タガメなんかも減ったのでしょうかね。だからオタマが増え放題なのかな。

そーなんです。
諦めちゃダメなんだと自分に言ってます。じゃあ、何ができるんだ、何をすればいいんだと言われると、返事に窮しますが、投げ出しちゃったらそこで全部終わりですものね。


話変わって庭木絞り込めてきましたか!
シンボルツリーは大事ですねえ!
できれば、花がきれいでいい匂いがして、夏はさわやかに緑陰を落としてくれて、秋には美味しい実がなって、冬は落葉して日当たりがいい〜、ていう木がいいですよねー(欲張り)。

何にされるんだろう!
ワクワク。

px3 さんのコメント...

ハニフラさん
あのケムシの同定できました。『イラガ』です。
柿生産者様はからはお返事いただけませんでした。
分ったのは家内が見つけた小学館の「昆虫の図鑑」ですが↓をご覧くださいな。
http://photos.yahoo.co.jp/ph/qfkbg426/vwp?.dir=/9086&.dnm=7444.jpg&.src=ph&.view=t&.hires=t
納得するでしょう。それと↓
http://shoko.web.infoseek.co.jp/iraga1.html
まさにアリウマキの天敵テントウムシの幼虫に似てる(でもないかー)(^_-)v↓
http://bp1.blogger.com/_38jCes81szM/SCFhreXBcXI/AAAAAAAADDo/sJo9rpL4sh0/s1600-h/DSCF6952.JPG
ズキンッ!とくるやつです。

これで今夜はゆっくり休めますー(^_-)v

ハニフラ さんのコメント...

px3さん、ありがとうございます。
ああ、イラガでしたか。
それで、「ハコイラ」って呼んでたんですね。
「箱型のイラガ」という感じでしょうか。

敵を知るのは大事ですものね^^

いろいろ、ありがとうございます!