4/06/2013

もういちど







もし白っぽい子猫を迎えたら、名前はまた、「おもち」にするつもりでいました。

母の実家では、猫の名前は代々「コネ」と決まっていた話を子どもの頃から聞いていて、名前の継承っていいな、と思っていたからです。


それともうひとつ、ちょっと恥ずかしい理由があります。
あまりにくだらなくて、他人様に言うような理由ではないのですが・・・


動物病院の診察券です。

かかりつけ獣医さんの診察券には、父の名前も(飼い主としてですよもちろん)、ガディの名前も、ちゃんとあります。
今、一緒に暮らしている犬達の名前も全員入って、ぎゅうづめです。
ある朝の私のベッド。潰す気か。
(もう一頭は左下に落ちた)


けれど、獣医さんにお世話になる前に天国に帰ってしまった、ムギの名前だけはないのです。
それが、今でも寂しくてなりません。
ムギの存在あっての彼ら。
ムギがチワワへの偏見を取り去ってくれた。


そして、来週はおこげとおもちが避妊手術を受ける予定でした。
おこげ:エ、ホンマ!?
おもち:私ハ免レター!
おこげ:ウヌー
おもち:メンゴ

前回診てもらった時はまだ名前が決まっていなかったので、今回入れてもらうはずでした。
また、おもちの名前が入らずじまいになるのは、嫌なのです。
手術モ嫌…


名前の継承もできて、診察券にも名前が入る。
おもちの名前が生き続ける。
これっていいな、と思って決めました。


だからもし、遠い将来、おこげが天に召されて、その後に黒っぽい猫を迎えたら、名前は「おこげ」です。


そんなわけで、子猫の名前は、また、おもちです。

けれど不思議なもので、思いがけずおもちとそっくりであったために、逆に、おもちと呼ぶことに少し抵抗がありました。
迎えた夜

で、今は子猫を「ニューおもち」と呼んでいます。
子猫を迎えてから1週間が過ぎて、時々、自然に「おもち」と呼べることが出てきました。
「ニュー」が完全に取れるのはいつごろかしら。
時ガ来レバサ




6 件のコメント:

ちりはこと さんのコメント...

2代目おもちちゃんですね〜^^

ニューおもちちゃんはちょっぴり受け口かしら?
診察券にみんなの名前が載っているのっていいなぁ〜。
うちは飼い主の苗字しか入っていません。
しかもほとんど出すことないし(笑)

その後、体重は順調に増えていますか〜?

かいちょう さんのコメント...

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ハニフラ さんのコメント...

ちりはことさん、さすが。
受け口っぽいの、この写真一枚で気づくとは。
実はそのことも、今度のニューおもちの話で書いてます(もう文はできてる)。

診察券に飼い主さんの苗字だけって、そういえば前仰っていたような気もしますね。
なんかね、犬達の名前が入ると嬉しいです。

体重は順調です!
どんどん元気になってきました^^#

ハニフラ さんのコメント...

おっ、かいちょうさん、ありがとう!
最近私Twitterやらないんで、すごく久しぶりな感じです^^

ゆずゆきん さんのコメント...

私が小学生の時のことなんですけど
拾ってきた仔猫を飼うことになり、「ベル」と名づけたんですが
翌日に、うちへ来た知人が帰るときに外へ出てしまい
その知人の車に轢かれて亡くなってしまったんですよね…
それから数ヵ月後、親戚宅でうまれた猫をもらって飼う事になったとき
やっぱりなんとなく、「ベル」と名づけました。
かわりじゃないんだけど、でも、っていう。
結局、その後はベルが生きてるうちに次の子が増えていったので
2代目ベル以降、その名は封印されたままなんですけどね。
今回の記事で久々にこのこと思い出しました^^

ニューおもちちゃんのお話、楽しみにしてますね!

ハニフラ さんのコメント...

ゆずゆきんさん、初代ベルちゃんのこと、辛い思い出ですね・・・
動物も人間の子供も、来客があっていつもと違うときに事故が起こりやすいっていいますもんね。
その後迎えられた子猫に『ベル』ちゃんとつけられたお気持ち、言葉ではうまく説明できませんが、よく分かります。
ベルちゃんのお名前、いつかまた封印が解ける日が来るのかな。
それとも永久欠番でしょうか。
美しい名前です。