4/16/2013

かいせん問屋



週末は猫二匹連れて大阪へ帰っていました。
自分の用事諸々+かかりつけ獣医さん受診のためです。

そんなわけでちょっと間が空きました。


さて、ニューおもちを迎えてからけっこう日にちがあるので、日記形式で早送りで記録しておこうと思います。

先に言いますと、ニューおもち、耳疥癬でした。
やむなく隔離中です。



3月27日(水)

今日白い子猫を迎えた。
おもちにそっくりだ。

匂ったのでさっとシャンプー。
濡れると、全身の骨がひどく浮き出てぎょっとした。
体重は450g。思った以上の痩せぶりだ。

部屋越しに、おこげや犬達に姿を見せておいたが、おこげはシャーッと言ったりグルグル言ったり少し警戒している。
子猫の方はぼんやり見ている。一度だけシャーッと言った。



3月28日(木)

今朝はミルクでのばした離乳食をぱくぱく食べた。
少し周りにも興味が出てきた様子。
ちゃんとトイレでおしっこできる。
健康チェックに獣医さんへ連れて行くべしで早退を申請していたが、午後になって母からメール。
昼過ぎに食べたものを二度にわたって全部吐き、その後下痢。
元気なくほとんど寝ていて何も食べない、とのこと。

早退時間を待ちかねて、大急ぎで帰宅し、そうっと運転して獣医さんへ。

なんたることか、先生は出かけていないという。
1時間半くらいで戻るからもう一度来てくれと言われた。
動物病院までは車で往復40分かかる。もう一度そんなに揺られるのは子猫に酷だ。

帰って様子を見たが、わりと元気に鳴いているし、試しにフードをやってみると食べたので、受診は明日にする。



3月29日(金)

診療時間は19時までなので、17時半頃、病院へ確認の電話をかける。
こちらでは、診療時間内で、診療中の札がかかっていても油断できないと学習したもんね。

なんと、また先生はお留守という。
今日診てもらわねば、ここいらは土日は獣医さんは休みだ。
昨日の顛末を伝えたら、奥様が先生に連絡を取ってくれることになった。

しばらくして先生から電話がかかってきた。
不在で申し訳ないと詫びるでもなく、緊急性が高いなら病院に戻るがといったようなことを仰る。
いい加減にしろよおいという気持ちを柔らかく伝え、ようやく診察の約束を取り付けた。

先生によると、動物病院はこの地域に7軒くらいあるらしい。
今回の病院は、地元の人の評判と、地理的条件を考慮して選んだ。
(おもちを診てくれたところとは別)
比較的時間外にも診てくれる先生だというのも理由の一つだ。
他の病院は、18時までのところも多い。
このころは山ツツジが花盛り

この先生は本来、もっと山奥の村で牛などの大動物をずっと診てこられた方で、その後村長さんを務められ、今は市内で開業している。
だから決していい加減なわけではない。良くも悪くも田舎風なのだ。

それはさておき、ニューおもちは微熱はあるものの肺炎などの大きな問題はなさそうとのことであった。
持参した便と吐物は、検査に時間がかかるので預かり、となる。

耳を掻くし黒い耳垢があったので診てもらったら、あんのじょう耳疥癬だった。
顕微鏡を覗かせてもらったら、強そうな風体の耳ヒゼンダニがお食事中。
イベルメクチンを点耳薬として3日に一回、耳掃除をしてから1~2滴入れるようにと処方してもらった。
でも、耳の奥までちゃんと入るように滴下しようとすると、スポイトの先が耳の中でよく見えない。
1滴・・・というか、どのくらい入ったか分からん。

ともかく、晩に一回目の点耳をした。



3月30日(土)

今日はよく食べ、お腹がぽんぽこりん。
昨夜から始めた飲み薬に整腸剤が入っているが、まだお腹はゆるゆる。(あと抗生剤とステロイド)
ちゃんとトイレでしたのに、見ているとそのポーズのままあくびをし、ウトウト居眠りを始め、下痢の上に座り込んでしまった。
トイレの屋根を開けて様子観察
お尻を洗う。

昼前に獣医さんより電話があった。
昨日の便から虫卵は出なかったらしい。良かった良かった。
耳を掻く頻度は減った。
最初はしょっちゅう掻いてた

体重が初めて増えた、540g!



3月31日(日)

だいぶ元気になったし甘える。
よく顔を見るようになったが、声を出さずに鳴く。
口パクで鳴くなんて、こげもちのときは、あんまり記憶にない。

調べてみると、高周波で人間に聞こえないだけらしい。
親など信頼できる相手に対して甘えて出す声とのこと。
可愛い。可愛いが、なんだか切ない。

少し動き回るようになったので、運動場を拡張した。

(動画の時の声は可聴域が多いですね)

部屋自体分けているけど、他の連中に耳疥癬が広がっては大変なので、掃除機をかけまくり手を洗いまくる。
特に私は、仕事中もしょっちゅう手を洗うものだから、一日中手を洗っていて、この季節にあかぎれになってしまった。

ニューおもちは撫でられると食欲が出るらしい。
ナデナデされてはお皿へ行ってちょっと食べ、の繰り返しである。
体重は530g、ちょっと減ったがな。

8 件のコメント:

ベックマン さんのコメント...

なんとまぁ・・・怒涛の進行具合(笑)新生児のお世話となんら変わらないんじゃないの?なぁんて読んでて思いました。

わたくし、専門家じゃないのでなんですけど、動物の幼いときって、スキンシップが大変重要であるっていうリサーチ書を読んだ覚えがあります。
排泄、食欲、睡眠、体の成長具合とかも意外なほどにスキンシップに関係しているとか・・・ほら、幼いときって母親+兄弟たちとくっついてむにゅむにゅしてるじゃないですか? それかなぁっと・・・
ニューおもちちゃんは、隔離しなきゃいけないのでなるべく人間が一時むにゅむにゅ相手になってあげるってのはどうでしょね?(o^-^o) もう、やってるか(笑)

jick-jick さんのコメント...

ニューおもち頑張ってますね!
ジックが我が家に来た時は眠っている時は可愛いからと言って
起こしちゃダメ、情緒不安定になるからって言われた事を思い出します。
朝は必ず私と抱き合います、胸と胸お互いに付け合って時間にして5秒くらいでしょうか、何も言葉はなく通じ合うひと時でした。

Rie さんのコメント...

ニューおもちちゃん、よく食べ、よく寝て、元気に大きくな~れ♪♪♪

ハニフラ さんのコメント...

ベックマンさん、この辺はほとんど自分の覚え書きのためって感じですね。
いちおう手帳にはメモってるんですが日記を書かないもので・・・

仰る通り、スキンシップって心はもちろんですが身体の発達にもものすごく大切ですよね。
時間を見つけては家族が代わる代わる子猫部屋に行ってむにゅむにゅしてましたが、もどかしいのが、耳ヒゼンダニ(の幼虫や卵)を恐れて、胸に抱きかかえたりできなかったこと。
袖にもつかないように、ガッと腕まくりして手だけで遊んでました。

こげもちの様子を見ているので、一匹だけっていうのは、見ていて心が痛みました。

ハニフラ さんのコメント...

jickさん、このころは、無感動無関心がちょっとずつ解除されていって、私達も少しずつ安心していきました。

ああ、ジックくんとjickさんの朝の様子、目に浮かびます。
『何も言葉はなく通じ合うひと時』、真に分かります。
何物にも代え難い大切な時ですね。
私も一頭一頭とそのような時を持っています。

ハニフラ さんのコメント...

Rieさん、部屋中を走り回らせてやれないので、筋肉はまだ全然でしたが、体重は着実に増えていました^^
まだまだ小さいのですけれど。

ベックマン さんのコメント...

ハニフラさん、ニューおもちちゃんむにゅむにゅ用の洋服を用意しとくのどうでしょね? んで、むにゅむにゅ終わったら全部ぬいで着替えるの(笑)こころおきなくむにゅむにゅできますわよ(笑)

余計なお世話ですいません(o^-^o)

ハニフラ さんのコメント...

ベックマンさん、いろいろ考えて下さってありがとうございます^^#
いわゆるガウンテクニックですね。
確かにそうすれば良かったかも。

しかーし、私がタイムリーに書かないので分かりづらくてすみません、実は2匹、今はもう一緒にいるのです。
結局、隔離してたのは2週間くらいでした。