新天地はかなり広い。
広いけど、全然整備されてない。
これから時間をかけて、少しずつ作っていかなきゃならんのである。
お散歩コースも開拓しなければならないのだが、敷地内の開拓もできればたゆみなく進めたいので、自分の尻を叩く意味でも、記録の意味でも、書こうと思う。
人様が読んでも、つまらない内容かも。
どうぞご容赦くださいませ。
まず、うちの敷地は、もともと放棄田だったところで、そのままだと湿地である。
見渡す限りのガマの原でした
あ、家は、20mくらいの高さの小山の部分を少し削ってできた高台に建てたので(なにしろ水害が怖いから)、湿気はない(代わりに風が強い)。
その、家を建てる時に削った山土をそのまま造成に使ったので、家のすぐ下だけは湿地ではなくなっているが、雨が降るとぶかぶかしてしまう。
なんどかローラーをかけてもらったが、あとは、少しずつ締まってくるのを待つ方がいいらしい。
締まるのを待つのはいいとして、早く木を植えたいわけだ、我々は。
四万十の気候はどうやら、たっぷり降り、カラリと晴れる、という、たいへん植物が育ちやすい環境のようである。
早く植え付ければ、それだけ早く大きく育つだろう。
さっさと土壌改良を進めねば。
しかしまず、「これから何をどうする」という話の前に、敷地内の紹介を簡単にいたします。
まず、家。我らの巣穴である。
かように、風よ吹け吹け、といった風情で高台にころんと建っている。
先日、母とガディが吹き飛ばされて転がっていった。あはは。
この家の特徴は、四面が完全に東西南北を向いてるところ。
これは、地元の建設会社の会長さん(移住支援協議会の元局長さん)のこだわりなのだ。いろいろと方位があるらしい。
トイレの位置なども、それに基づいて決めたのである。
家の下に、通称”ウバメの段”。
高台にあった大きなウバメガシを、ここに移植したのでそう呼んでいる。
ここが、将来的には主に犬どもが走り回る部分になる予定である。
ウバメの段の東側には、湿地帯がある。
ここは、雨などで上流から赤土混じりの水が流れた時、下の田に土が入り込まないための調整池で、必要なものらしい。
せっかくなら、遊歩道っぽいものを作って、カキツバタ苑みたいにできたらいいなとは思っているのだが、さて。
アプローチの南側は、通称”パーク”。
ここは、果樹を色々植えたいと思っている。
思っているが、住んでみると、案外日陰の部分が多いので、どうかなあと思案中である。
それで、実はこの灌木の茂みの向こうもかなりの範囲でうちの敷地があるのだが、
もうここは、まだまだ、なかなか。
そうすぐには手が及ばない。手前が整ってから考えることにした。
だって、お金がないんだもん。
もうお分かりのように、「外構」に関しては、ほぼゼロの状態である。
ウーム
全部自分でやるのはさすがに無理だから、部分的にプロの力も借りながら、楽しく格闘したいと思っております。
どうぞ、これから長らく続く(であろう)我らのじたばたぶりを、とくとお楽しみください。
とりあえず愚弟よ、試験が終わったら早く手伝いに来い!!
ひー
4/24/2010
開拓者たち
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14 件のコメント:
お久しぶりです。元気にしてますか?
新天地でもご活躍のようで、4月のはじめに高知新聞にも載っていましたね(^^)
実は僕も2週間程前から高知にいます。
平日はS叔父さん&T叔母さんの家でお世話になり、週末は須崎に行って兄の家でお世話になっています。
やっぱり高知は最高~(^^)v
近い将来、僕も高知にUターンできればいいなぁと思っています。
近く、ブルースを連れて新居に遊びに行かせて下さいね。
小型のユンボとホイルローダー欲しくなりますね
中古で揃えてコツコツ作って行くのも楽しそう!
後数日で丸2ヶ月です
今日は看護師さんに
『ここまでなれて良かったですね』と
みんな驚きの結果みたいです
こんにちは。
初めてコメントいたしますが
あがさん経由でずっと
読ませていただいてました。
私、四国には思いがあって思わず・・。
父が讃岐の禅寺の出身だもんで
子どもの頃、連れて行ってもらったりして
とても懐かしい記憶が・・。
そして、今その両親が四国巡りをしていて
私も行きたかったのですが何しろ
犬が多すぎて無理で。
今日は龍馬脱藩の道から四万十を
旅してるはずなんですが。
何でも初日に善通寺で父が転んでケガした
らしく、この程度で済んだのは
御利益だとか言ってました。
そんなわけで、これからの開拓、
とても楽しみにしています。
しましまさん、お久しぶりですね。
しましまさんも在高ですか。今、何をしてはるのかな?
コメントからすると、一時滞在って感じで、住んでるわけではないんだね。
まだ家も敷地もひっくり返ってるけど、どうぞ遊びにいらっさいまし〜。
ブルースにも会いたいわ。
パワフルだったソフィが中年になって、ホープとバリバリ遊べる相手がいないので、きっとホープも喜ぶと思う。
ブルースも、久しぶりに父ちゃん母ちゃん、妹に会ってみると面白いかも。(前は母ちゃんにガツンとやられたね)
そう、載ってました^^;
できるだけ目立ちたくないんだけど、状況的にあれは仕方なく了承しました。
でも母は嬉しがって取ってあるみたい。読売にも載ってて、それも取ってた。
私はもう二度とイヤですね〜。
jick-jickさん、ユンボ欲しいんですよ〜!!絶対要ると思いませんか?
ホイルローダーはちょっと恐れをなしておりますが^^;
あと、タンピングランマーが欲しいです。難しそうだけど。
コツコツやりたいんです、私。すごく面白いと思うのですが、それが許されない状況がふたつありまして。
ひとつは、犬たちです。砕石を敷いてる場所もあって、そこは足がとても痛そうで可哀相だし、若い犬はいいけど、ガディ爺さんがあまりにひどいぬかるみや段差は辛そうなので、彼らの年を取る速度を思うと、のんびりもしてられないかな、と。
早く草原を走らせてやりたいっす。
もうひとつは、母。
年を取ってるので仕方ないのですが、開拓を楽しむ、というよりも、さっさと小綺麗にしたい気持ちが強く、毎日朝夕せっつかれるんで、こっちはかなりストレスです(汗)
もう2ヶ月ですね。
一日一日が夢中だから、気がつけばもう、という感じでしょうか。
お父様もご家族も、一緒に頑張っておられるからこその結果ですね。
お母様はその後いかがですか?
どうぞ皆様、お疲れが出ませんように・・・
まあ、はたはたさん!ようこそいらっさいまし。
あがさんちでもお見かけしておりましたが、むつきさんちでよくご登場なさるようになってから、いつも尊敬を込めて読ませていただいておりました。
なんだか、直接お話(直接って言うのか、これ?^^;)するのが初めての気がしません。
はたはたさんは東京の方というイメージがとても強いのに、四国にもご縁がおありだったなんて、嬉しい驚き。(あ、でもむつきさんも、長崎ですものね)
お父様、讃岐の禅僧でいらっしゃったのですか?跡は継がれなかったのでしょうか。実は父方の祖父(私の曾祖父)は、高知の真言密教の坊さんです。
ご両親、お四国巡りをなさっているところですか!
今日にも四万十近辺においでだなんて・・・ああ、でもすれ違ってもお顔が分からないか。
今日は四万十は気持ちのよい天気です。
昨日は真横に降るほどのひどい横殴りの雨でしたから、晴れてよかった、よかった。出勤途上で、お遍路さんや観光バスも多かったのは、もう連休だからなんですね。
お父様のお怪我、心配ですね。旅で無理をなさってはいけないですが。
でも、「お寺で転ぶなんて神も仏もない!」と怒るような人と、「御利益でこの程度で済んだ」と感謝する人とでは、免疫などの体の機能も違ってくると私は確信しています。お父様のお怪我もすぐに癒えることでしょう。
開拓、どうなることやらですが、応援どうぞよろしくお願いします(?)
我が家の花壇も今年からガッツリ変えることに決めました。
「少しずつ」と「サッサと」と気持ちが両方あって、どこまでどうできるやら...?
ウズラも四国には縁があるのだよ!
父方の祖母は香川琴平の旧「とらや」という旅館の娘、「ミス琴平」だったんだってサ!
祖父が「ミス琴平」をお嫁にもらったという当時の新聞記事の切り抜きを見せてもらったことがあります。
その祖父はJ子さんのお父様と職場で繋がってるみたいで・・・?!
無理やり(?)でも、人は繋がるみたいです。
ちょびちょび開拓レポート、楽しみにしてます(^^)
あ〜、はたはたさんだ〜(笑)こうしてリンクしていくのって楽しいですね。ネット様様。
開拓作業はアメリカンDIY並みの大仕事ですねえ。
まさに「開拓者たち」というタイトルがぴったり。
敷地の広さもアメリカ内陸部のスケールです。すごいっ!
ユンボとかホイルローダーとかアメリカだとレンタルで借りられるんですよ。
一体誰がそんなものまで借りてDIYするんだ?と思っていたらこんなに身近に!しかも日本にいらしたなんて!(笑)
私も開拓の様子とても楽しみにしていますが、くれぐれも怪我や過労にお気をつけ下さいね。
ぅわ~っ!!すっごく遣り甲斐のありそうな場所ですね~^^
こちらのblogで変わって行く様を楽しませていただきま~っす♪
えっーと・・・私も便乗させてもらいます!(-"-)♪
色々なブログとリンクするので(どんなけ でしゃばりやねん 私って感じですが 笑)
誰の所でいつ拝見させてもらったのか
忘れてしまいました!
実はいつ書き込もうか
タイミング狙い中だったりしたのです えへっ♪
以前ハニーちゃんが怪我したときの話を
ドキドキしながら読みましたし
またチワワに関しての特徴も
ウンウンと頷きながら読みました。
そして もう一つ
私も和歌山で田舎暮らしをしようと今活動中で
(先日 和歌山の紀美野に行きふるさと回帰センターの方々のお話を聞いてきました~結構田舎暮らしが大変だという事を耳にタコができるぐらい言われました 笑 私だってやってみなわからんわい!と言葉を押し殺しましたよ~疲れました)
すでに四国に移住されたハニフラさんの更新を楽しみにしてるのです。
(いや私の場合は 貧乏な田舎暮らしなので ちょっとハニフラさんとは条件が違うのですが^^;)
水が地下水で羨ましい~とか これから庭いじりが楽しそうだな~って
日記更新楽しみにしています。
御迷惑でなければ これからもよろしくお願いします。
ウズラちゃん、部屋の模様替えなんかもそうだけど、花壇をガラッと変えるのも楽しいよね。
北海道では、気候が特殊だから園芸も工夫が要りそう。やりがいあるね。花壇の状況をまたアップして下さいな。楽しみにしてます。
「とらや」って今もあるんだね。老舗なんだ。どんなところかは、出てこなかったけど。
ミス琴平をお嫁さんに迎えるなんて御祖父様すごいわ。でも、ミス琴平のお祖母様もっとすごいね。
え、ウズラちゃんの御祖父様と、Yuさんのお父様、関わりがあったのですか。
そういう話を聞くと、人間って、社会っておもしろいなあと嬉しくなりますね。
開拓中に困ったら、jick-jickさんにご相談するから^^よろしくお伝え下さい!
あがさん、ゆっくり、じんわり広がるのがいいですね。
SNSなんかでも、若い人たちはバーッと友達を増やしてワーッと盛り上がってる感じですが、我らくらいの年齢になってしまうと、ひとり、またひとりといい友人が増えていくのが、本当に嬉しいことです。
いやいやいや、あがさん、そんなにスケールでかくないですから!
きっと、写真のトリックです。
北海道ならいざ知らず、山と海に挟まれた四国の片田舎ですから・・・
ユンボレンタルですか。思いつかなかった。日本でもできるような気がする。調べてみます。あがさん、ビッグヒントをありがとうございます^^#
日本では、村山由佳さんて作家さんが、ユンボを取り回して開拓されてます。馬も飼ってるし、まさにアメリカっぽいんですよ。友人のYuさんがその人の『楽園のしっぽ』という本を教えてくれたのですが、すっかりお気に入りです。
ご心配下さってありがとうございます。
頑張れないタチなんで、過労は大丈夫と思いますが、慣れない上にうかつな性格ですから、ケガには重々気をつけてやりたいと思います、ハイ。
Rieさん、やりがい有りすぎて、どこから手をつけたらええねん!と嬉しい悲鳴です。犬たちとうろつきつつ、構想を練るのが大変に楽しいです。
練ってばかりで進みませんが・・・^^;
ショコランさん、ようこそいらっさいまし!
(いつもここで、”いらっ『さい』”て書いてるんで、最近、本当にそう言ってしまいそうになります^^;)
タイミングだなんて、気が向いた時に気の向くままにコメントしていただければ♪
どうぞお気軽に〜。
まあ!ショコランさんも、田舎暮らし計画中でらっしゃいますか。
大阪にお住まいなんですね。近かったんだ。
私、最初は滋賀県とか京都とか(もちろん和歌山も)、近畿圏で探してたのですが、高いんですよ、土地が。高知はべらぼうに安いです。
田舎暮らしに憧れて、安易な気持ちで飛び込み、地域を振り回して1〜2年で出て行く都会の人間が増えてる、と聞いたことがありますから、受け入れ側も安易な姿勢じゃダメだと真剣に取り組むようになったのでしょうね。
だからきっと、最初に厳しいこと(というか伝えておくべきこと)をきちんと伝えようとするのでしょう。移住者側からすれば、「嫌なん!?」て聞こえることも有りますよね。
でも、いったんショコランさんの強い気持ちが伝われば、大歓迎してくれますよ、きっと。
そうそう、水!
水が地下水っていうのは、ほんと嬉しいです。
犬たちの水飲む量が増えました。運動量が増えたからのどが渇くだけかもしれないけれど^^;
いつもながら、「書ける時に書く」スタンスなので、更新もムラがあると思いますが、どうぞまた覗いてみて下さいませ♪よろしくお願いします〜。
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