12/09/2008

その名は光


今日の写真は、黒くて分かりにくいので、
クリック拡大がお勧め!


ルースは他の犬たちとちょっと違う。
何と言うか、ぽんわかしているのである。


皆がごはんの気配を察知してダイニングへ馳せ参じているのに、独り居間でうろうろしていたりする。

甘える時も、他の子達と違って、体重をそのままぶつけてくるから、叱られる。



寝相ひとつ取っても、何となくそういう雰囲気が
ある。

たとえば昨夜。

        ルース、だ、大丈夫?

            ン?

たとえば今夜。

         これは・・・何?

    また小っちゃく畳まったね、ちょいと!

頭隠して尻隠さず的な寝姿。


          いい夢見てるの?



「お座りしてる子が好き」と母が何度か言ったら、
かまって欲しい時にはかならず座ってるようになった。

我らが外出から帰り、他の犬たちがワーイワーイと迎えに出て我先に甘えている時など、仲間の勢いに叶わないと思うと、すぐ輪の外に出て、三つ指ついて正座する。


こっちは足もとに群がる犬どもを、順位に従って撫でてやるのだが、ルースの番になって初めて、彼が輪の中にいないことに気づく。

はっと顔を上げると、少し離れたところで、見事なスワレをして、ひたとこちらを見つめる、無垢な目。



ああ・・・ルース、あんたって子は。



ガディの、糸が張りつめたような繊細さも、
ソフィの、目から鼻へ抜けるようなキレも、
持ち合わせてはいないが、その純粋さ、ひたむきさが、彼の良さなのだ。

我が家の光・LA LUZ、そのままでいてね。

            スピー

(La Luzは、スペイン語で「光」の意。愚弟命名)

10 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

ルース君は la Luz だったのですね。うん、うん。
三つ指ついて正座。いい子だなあ。
それぞれの個性が愛おしい。多頭飼いの醍醐味ですねー(^ ^)

匿名 さんのコメント...

すっごいかわいいルースくん!愛しい!
お名前も、いいです。そうだったんだ。
犬も個性豊かですよね、それぞれ。
ソレニシテモ、、でっかいですねえ、お母様と比べて、、、。
グローネンさんはやっぱり、野性味がゴージャスですね!ちょっとフラットコーテッドは似てるかなあ、、と。
『一匹犬の会』と聞いて想像するのは、こんな感じの犬かな(笑。
そして金鎖(ホンモノ)・LVのカラーなどをお召しになってる、と。
そうそう、犬や馬じゃ、季節であっても♀は気に入らない♂が寄ってきたら、即撃退しちゃいますもんね!
、、、雰囲気的に、そんな感じ、、、?

ハニフラ さんのコメント...

Ayaさん、本当に、どの子も個性が強いです。
犬種ごとに性質が違うのに、同じ犬種内でも、個性が全然違う。
犬に、感受性や思考力がある証拠ではないでしょうか。と、私は思ってます。

一頭だけ飼うというのも、その子に思い切り時間とお金と労力をつぎ込めるし、その子もそれらを独占できる良さがある。
一方で、多頭飼いには多頭飼いの良さがあるし。
私は、どちらも好きなんです。
今、これだけ飼ってて言うと説得力無いですが、Ayaさんちのスピーディ君はじめ、一頭を大切に飼ってらっしゃる方を見ると、「あの頃(=ガディだけの頃)も、落ち着いていて良かったなあ」としみじみと思います。

それから、時間やお金は、多頭になれば一頭の時よりも分散してしまうけれど、愛情は、何頭いようと同じですね。
そうでなければ、多頭飼いなんてできません^^#

・・・ああでも、多頭でなければ、部屋の中でプロレスされて、さっき掃除着かけたばっかりの絨毯が一瞬で毛だらけになる、ってことは、ないんだよなー・・・(涙)

ハニフラ さんのコメント...

ひよりさん、ルースは、女性陣に一番人気なんです。顔も、実際は一番可愛いし(写真写りが悪いんです)、ちょっとぶきっちょなところが、母性本能をくすぐるのではないかと思われます。
素直でひたむきだけど、少し不器用な小池徹平、みたいなのを想像していただくとよろしいかと。
(うわあ、思い切ったこと言ったな、私)

ちなみに、男性陣にダントツ人気は、ガディです。それも、半端じゃないほどの人気。男性諸氏のカリスマ的存在です。
(言いたいように言ってるな・・・)

ま、それはさておき、英語でルースだと、女の子?って言われるんですよね。かといって、スペイン語なら男性名なのかと言われると、よく分かりませんが。

いやいや、ルースは小さいんですよ!
ガディと、全然違います。
ルースの子供達は大きいので、遺伝的には大きくなれたんでしょうけど。運動があんまり好きな子じゃなかったので、大きくなりきれなかったかな?
フラットは、クリソツです。
友人のフラット見てても、そう思います。

一匹犬、イメージとしては、ブラタンのドーベルマン(断耳・断尾した)で、いかつい鎖をじゃらっといわせてる感じだそうです。(オイ)
金鎖とLVのカラーって!それ、ちょっと裏家業の匂いがしますって!!

えっと、「一匹犬の会」の実物達はですね、あまりゴージャス系はおりませんです(先輩もいるのでめったなことは言えないが)。
シンプルビューティ派(とっても洗練されている)と、カジュアル派(主に私の学年)といったところでしょうか。
ちなみに、私は黒のショートダウンジャケットに、黒のカーゴパンツで参加。お洒落のカケラもまとっていませんでした。
シュン。

匿名 さんのコメント...

ルース君の三つ指正座姿の端正なこと!
これはたまりませんねえ。
女性陣に人気なのも当然という気がします。
犬の個性って本当におもしろいです。
うちもニヤが来てから、ニコの個性がより際立ったように思います。

ニコニヤのケンカについてコメント頂いたこと。
実は昨日の記事にハニフラさんの以前の記事を引用させていただこうかと思っていたのですが、長くなり過ぎたので割愛したのです。
でもやっぱりどうしても書きたいので、今日改めて書きます。リンク貼らせて下さいね。

匿名 さんのコメント...

うわぁ・・・目の前に三つ指ついて座られると、他の子を押しのけて抱きしめに行きたくなりますね!、といいつつ実は私ガディ翁のファンだす。

ひっくり返っている姿はほんとフラットそっくりですね。
我が家のフラットはもう少し硬めの毛でしたけど。ラブとグローネンの中間くらい。
個人的に、幾重にも懐かしい雰囲気を醸し出すグローネンダールって素敵な犬だなあ・・・・。
ところでうちの犬、猫みたいにお腹全域に毛が生えています。
今まで飼った多くの犬でもこんなのは初めて。
ふとおなかの写真をみて思いました。

ハニフラ さんのコメント...

あがさん、ルースの三つ指正座は、年季が入っておりますので^^;

仰るとおり、ニコちゃんとニヤちゃんは、お互いに引き立てあってると思います。
でも、その個性を把握し、読み手にも、実際にSMILESに会ってるかのように伝えられるというのは、あがさんの飼い主としての、そしてブロガーとしての力ですよね。

我が家の犬どものケガの話が少しでもお役に立てて嬉しいです。群れが穏やかに仲良く行くのが理想なので、あまり誉められたことではないのですが、もうこれが我が家のカラーかな、とも思ってたりします。

いただいたニコちゃんニヤちゃんのお写真、本当に素敵です!
ありがとうございます♪

ハニフラ さんのコメント...

rioさん、ガディをご贔屓にして下さりありがとうございます!狼犬を愛する方は、絶対ガディ派だと思いますよ〜。

よくよく見ると少しグローネンの方がマズルが細く尖っているのですが、まあとにかくフラットとはよく似ています。
毛は、フラットの方が、アンダーコートが少なくて(ないのかな?)、ハリというか、コシというかがある感じですよね。
初めてrioさんにお会いした時、ガディを優しく撫でて下さって、開口一番「柔らかい〜」と仰ったのが印象的でした。

ええっ、アレ君&スーちゃんは、お腹全面毛が生えているのですか。
気づかなかったけど、何となく想像できます。野性の血が濃いからでしょうか?今度お会いした時、ぜひ見せて下さいね!
あ、アレックス君は見せてもらえないかな・・・^^;

ちなみに、ルースは11月初めに去勢をしたので、いつも以上に無毛地帯が広いんです。

匿名 さんのコメント...

1枚目の写真、遠目に見ると端正で格好良いですが
確かに拡大クリックして見ると、ルース君の性格が表れているかのようなほんわかお顔♪
可愛いですね~。

グローネン達は、初めて会った人にも警戒すること無く撫でられるのですか?
ルース君なら初対面で胸毛(たてがみ)をもしゃもしゃしても許してくれるかな~。

三つ指正座はディオっちと一緒ですね!
なにかあると、控え目に遠巻きにお座り。
キュンとなっちゃいますっ!

そういえばディオは、うちに来てしばらくは絶対にお座りしようとしなかったんですよ。
(コマンドとしての「お座り」じゃなくて、ただ座るっていう行為自体しなかったんです)
たぶん警戒心から、いつでも逃げられるように普段はずーっと立っていたんだろうなぁ。

ハニフラ さんのコメント...

まりこさん、ディオっちも三つ指正座なんですね♪
そういえば、その姿が容易に頭に浮かびますよ。言われてみれば、けっこうお写真で拝見してるかも。
キュンとなっちゃいます、なっちゃいます!
犬たちって、「押してダメなら引いてみよ」をよく分かってますよねー。

ディオっちは、お座りしなかったのですか。本当に胸が痛みます。
と同時に、今は幸せになって良かったねと、しみじみ思います。
前のお家で、七味姉さんも一緒に3にんで外を眺めている写真、じーんとしました。
まりこさんの愛情に包まれて、幸せなのが伝わるお写真でしたよ。

グローネンは、どちらかというと、他人には警戒心が強いです。
ウェルもルースも、なかなかです。(が、自分が認めたお客には、自ら挨拶に行ってなめたりします)
ガディなどは、若かりし頃は他人が撫でても「撫でたけりゃ撫でれば」てな感じでまったく無視する愛想無しでした。その上、撫でる手が首の辺りにくると、警戒して唸っていました。
歳をとってようやく、初めての人にもしっぽを振ってすりすりするようになりましたが。犬も歳をとると角が取れるんですね^^

初対面でもしゃもしゃできるのは、ソフィとホープです。
ソフィは、幼い頃にはるばるアメリカから長旅をしてきただけあって、人間にはとっても愛想がいいです。
とはいっても、私が仲良く喋ってる相手にだけですが。
なので、まりこさんが我が家に遊びに来て下さった時は、まずガ、ソ、ホをもしゃもしゃしてやって下さいまし。
残りは、またおいおい・・・^^;

私も、トト君&ディオっちに触らせてもらえるかなあ・・・警戒されちゃうかも(汗)