8/27/2008

こわい話?



納涼、というにはかなり
涼しくなったが。




昨夜、TVで怖い番組を観た。

ああいう類の話は、その時は大したことないと思って
いるのに、後からじんわり怖くなるのはどうしてかしらねえ。
それでも私の場合、すぐにまた、怖くない状態に戻るのでいいのだが、愚弟などはまったくダメらしい。




思わぬ場所に、思わぬものを見た時、驚くのと同時に
恐怖心が湧くことがよくある。

小学校低学年の頃、洗面所で歯を磨いていて、ふと気配を感じ、右手の窓を見ると、帰宅した父が外からのぞき込んでいた(茶目っ気のある父だったので)。
目から上だけだったがすぐに父と分かったので、嬉しく、「あ、お帰りなさ〜い」と窓へ寄った。

ここで不思議なことが起こったのだ。
いや、コワイ話ではないのでご心配なく。

            裏飯屋

「お帰りなさい」と言う言葉の中ほどまで口から出た
あたりで、急に腹の底から言いようのない恐怖が込み上げたのだ。

結果的に、私は
「あ、お帰りなさ〜いギャアアアーーー!!!」
という、訳の分からない絶叫をすることになった。
しかも、叫びながら、なんで怖いのか我ながら不思議に思う冷静な自分も自覚していたのである。




それから、2、3年前の話。
愚弟の友人が2人、東京から我が家へ泊まりがけで遊びに来た。
うち一人が、夜中過ぎからインフルエンザを発症し、
翌朝、私の勤めている病院に入院するはめになった。
もちろん個室に隔離である。

幸い順調に回復して退院したが、後から聞けば、夜中に愚弟に電話がかかったらしい。
「横の壁に、血の手形がついてるねん」

初めは高熱と寒気でうんうん言っていたから気づかなかったが、少し症状が楽になると、周囲の様子に目が
行く余裕が出たのだそうだ。そして、見つけてしまったらしい。

「しかも・・・めっちゃ低い所に付いてんねん・・・
 床からすぐのとこに」
普通の人間なら、そんなとこ手つかないやろって高さやねん、と半べそをかいていたそうな。

      ムニャムニャ、可哀想ニ・・・

それを聞いた翌日、さっそく確認。
たしかに床からすぐの所に血の手形がある。
一緒に見に行った看護婦さんと顔を見合わせた。
「ああ・・・Aさんのやな」

Aさんは少し前にそこに入っていたお婆ちゃんで、夜に
不穏状態となり、暴れた。
持続点滴の管を引っこ抜き、ベッドから降りたは良い
ものの、立てなかったため、部屋の中をはいずりまわったのだ。
その時ついた手形だった。

低い位置だし、ベッドの陰でもあり、目立たなかったが、それにしても、もう少しちゃんと掃除してもらわないと困る。
ちなみにそのお婆ちゃんは元気になって退院されてるのでご安心を。

しかし、真夜中にそれを発見した彼は、凍り付いたことだろう(私だってヤだ)。
気の毒なことである。



それから、まさに昨日。
思わぬ場所に、思わぬものを発見した。

            ん?


           んんっ!?


母「あれね、ずっと、乾いては雨に降られ、また乾い
  て、を繰り返してんの。腹立つから放ってある。」

愚弟「忘れてた!!完全に・・・」



おろかな。

8 件のコメント:

ウズラ さんのコメント...

ご無沙汰です。
「怖い話」の番組、我が家も観ました。
私はこういうの初めて観ました。
何が驚いたって、夫が観たくて観てたのに
怖がってトイレをガマンして犬達を呼んでいたことでした。
父ちゃんがビビると、犬達もなんとなく怖がったりして・・・。
でもアイスは再現VTRで泣いていた女の子を観て画面をペロペロ一所懸命舐めていました。
「アイスは何か見えるのかなあ?」とさらに夫がビビるので
「泣かないでって言ってるだけだよ」と言いました。

Aya さんのコメント...

おはようございます。
うちのコドモも「怖い話」の番組が好きで観ていましたが、案の定その後は、お風呂や二階に行くのに「一緒に来て」と…。
「怖いから」と、トイレのドアも完全に閉めず、その隙間から見える私の運動靴が「はんにゃの顔に見える」と…。
想像力が豊かだなあ、と感心しますが、私も運転中にときどき人影(?)を見ます。振り返ると、いません。
深く考えると運転に支障をきたしそうなので、忘れることにしています。やけにリアルだったりしますが、おそらくは目の錯覚なのだと思います。

bun さんのコメント...

お久しぶりです。
「裏飯屋」(ハニーちゃん?)の目が、「ムニャムニャ」(フラちゃん?)のような半開きだったらコワイでしょうねぇ〜!!(ありえないっ)

「お帰りなさ〜いギャアア」事件、私も思い当たる出来事がありました。

草木も眠る丑三つ時・・・私はまだパソコンに向かって仕事をしておりました。家族はもう寝静まって、しーんと静まりかえった家の中。

私のすぐ斜め後ろで突然、か細〜い女の声が…
「こんばんわ〜」

結論から言えば猫だったんです。
ときどき「あんあん」とか「あぉ〜ん」みたいに鳴くことがあります。
このときもひとしきり眠って眼を覚まし、なにかねだりにきたらしい。
近寄ってきたのに私が気づかない(足音がしないので)から声を出した。
文字で表しにくいけれど「あんわんわ〜」みたいな。

で、不思議なのは私の体に起こった反応です。
こんばんわ〜と聞こえたのが猫の声だと理解するのに1秒もかかっていない、つまり「あんわ」あたりでわかったのに、耳には最後まで「こんばんわ〜」と聞こえ、「なーんだ、おどかすなよ」とすでに思っているにもかかわらず、髪は総毛立ち、全身鳥肌が立っていたんです。
知覚と脳の指令がズレるというか、間に合わないというか、不思議でした。

ハニフラさんが、お父様とわかったのに「ギャアア」って、
似てるように思うんですけれど、どうでしょう?

ハニフラ さんのコメント...

ウズラちゃん、久しぶり!
あはは、jickさんのそういう姿、何となく分かる気がする^^
でも、怖い話そのものには興味なさそうに見えるのになあ。
犬にはヒトに見えないものが見えると私は思うわ。お化けかどうかは別として。以前、記事にも書いたけどね。

それはそうと、ウズラちゃん、パーティの翌日だか当日だかに、ブログにコメントしたの、オメデトウと、行けなくてごめんねって。でも、例によってうまくいかなかった。
遅くなったけど、改めて、おめでとう!

ハニフラ さんのコメント...

Ayaさん、こんばんは!
運転中に人影って・・・車内にですか!?
ももももしや、ル、ルームミラーに映るのですか!?
それは深く考えたくないっす。

私はそういうもの見えないんですが、ときどき、視界の端に「今の何!?」というものが見えると、必ず目の錯覚だということを確かめずにはおれません。
もちろん、いつも目の錯覚です。
「見える」質でなくて本当にラッキーだったと思います・・・

「ほんこわ」は、子供向け番組のはずなんだけど、子供にはちょっと怖すぎるかも知れないですね^^;

ハニフラ さんのコメント...

Bunさん、ご無沙汰しております!
毎度分かりにくいのですが、裏飯屋さんもムニャムニャもフラ嬢です。不気味な顔はフラの専売特許です。不細工な顔はハニーの専売特許です。これで少し見分けやすくなるでしょうか。

Bunさんの猫ちゃん事件、まさに私の「ギャアア」事件と同じですね!

夜中にお風呂に入ったりトイレに入ったりしていると、何やら視線を感じることがよくあって、そんな時は、必ず少し戸が開けられて、犬が片目で覗いてるんですよね。慣れない頃にはドキッとしたものですが、今はもうそれが普通になっています。
逆に誰も覗いていないとゾッとします。
(きっと犬が立ち去った直後なんだと思いますが・・・)

動物にはドキッとさせられたり、ホッとさせられたり、刺激的ですね!

ひより さんのコメント...

『なんとなく、無性にコワイ』てありますよね。。
時々、コワ話も入れてますが、ホントに怖いのは書けません。
怖すぎで書けないのと、書くと長いのになんか書くと怖くない、ていうのとで。
でも、書いたのでいっこ気にいってるのは、
真夜中丑三つ時に、前を『歩いてる』と思ってた近所のおじさん風のひとが、
実は、そこで『足踏みしてた』横を、そのまま歩いて通った、、、とゆう嘘のようなホントの話です。
、、、、心底怖かったデス、、、orz

ハニフラ さんのコメント...

ひよりさん、あー、その記事読みました!
コワかったデス。
怖さが深いですよね。
本当に怖い話って、話そのものは一見普通なのに、なにか違和感がある。
それで、よく考えてみたらじんわり怖い・・・という類のものだと思います。
「書くと怖くない」、分かりますよ〜。

それから、あの話も好きです。
猫ちゃんが来た話。
美しくて、哀しくて、怖い話。
うーん、「怖い」といっても、「ほんこわ」の怖さではなく、小泉八雲の怖さですね。
すっと澄み切った怖さ。
うまく言えませんが。

そういうの、また書いて下さいね!
あ、ひよりさんの本来の得意分野の話も好きですけどね^^#