4/24/2018

ひよこ日記1




今月は我が家に新しい家族が増えた。
ひよこが産まれたのだ。
正確には孵った、か。


我が家には雌鶏が3羽いて、それぞれがほぼ毎日卵を産んでくれるので、これ以上増やす必要もなかったのだが、これには理由がある。


それはまた次に書くとして、今回はひよこたちの紹介をしたい。
で、リアルタイムに書けなかったので、これから全力で、日記形式で「現在」に追いつこうと思う。

ひよこ日記、開始!



3月19日(月曜日)

前夜に設定しておいた孵卵器の内部環境が安定しているのを確認。
朝6時半、選んでおいた卵を入れる。
つよぽん、シロちゃん、キーちゃんの卵をひとつずつ。


雌鶏になりそうな丸い卵を選んでいたら、たまたま全部3月10日に産んだ卵になった。
うまくいきますように。

孵化予定日の頃は、当直を外しておいてもらわねば。



4月7日(土曜日)

今夜は当直。
明後日が孵化予定日だ。
家を出る前に見た時は、どの卵も、うんともすんとも言っていなかった。
うまく孵るかどうかは分からない。

ひとつも孵らないかもしれないが、ケージや餌をすぐ入手できるようチェック。
ケージは届くまでダンボールで代用できる(というか昨年のひよこはダンボールで通した)が、餌は遅くとも翌日には必要になる。



4月8日(日曜日)

当直明けの朝、帰宅途中にホームセンターに寄り、ひよこ用の餌が売られていることを確認した。

春らしく気持ちよいお天気
エボニーもウッキウキ

帰ったら、皆に朝ごはんをやって、お風呂にゆっくり入って、と考えていたが、なぜかどうしても気になって孵卵器部屋(またの名を愚弟の部屋)を覗いたら・・・
ひよこのシルエットが!!


キーちゃん(アローカナ)の卵から孵ったひよこが、孵卵器の中でよたよたしていた。

大急ぎでダンボールをセットし、ヒーターを設置。


おそらく、まだ孵ったばかりだったのだろう。


一日早い誕生に、もっと早い時間帯に孵っていたら危なかったと、今さらながらひやりとさせられた。

昼頃、つよぽん(シェーバーブラウン)の卵に小さな穴が開いた。


開いた穴から、中でくちばしが動いているのは見えるが、そこから全然進まない。

夜になってもまったく変化がなく、ホームセンターの閉店時間が迫ってきたので、餌を買いに行った。


大急ぎで、30分ちょっとで帰ってきたというのに、その間に孵っていた。
なぜだ・・・

先に孵ったヒナが”何コノ子”みたいに見てる
きみも数時間前は同じ姿だったんやで

残るシロちゃん(アローカナ)の卵は、一番大きくて丸いが、まったく気配がない。
ケガの後だったから、うまくいっていないのかもしれない。

いや、予定は本当は明日。
気長にゆっくり待とう。








4/02/2018

作法の師(屋外編)




アニューは今月3歳になるが、まだまだお子様である。


同じくお子様のエボニーという仲間を得てから、ますます輪をかけて飛び跳ね、走りまくっている。


そんな彼らとうっかり衝突でもしようものなら、骨折の可能性だって十分ある。
特に撮影中は要注意だ。

待ち伏せからのジャンプ攻撃

しかし、意外にも危ないのは黒犬の方で、アニューは今までぶつかるどころか、かすったこともない。

(手ぶれ+近くの映像なので酔いやすいかも)

絶対当たるだろう、という瞬間でも、空気の層を一枚挟むくらいの間隔で、見事にかわす。
風圧をふわりと感じることはあっても、毛先が触ることもないのだ。


また、細い道で私を追い抜こうとするとき、近づいた時点でどうしても接触しそうな場合は、自分が崖下やぬかるみに落ちても、私に当たることを避ける。



これは100%、先輩犬たちの教育によるものである。

(前も載せた写真だが)
↓
どしーん
即時にホープの指導が入る

彼らは瞬間的に、はっきりと、ダメなことをダメと教える。
顔や首根っこに、さっと歯を当てるのだ。

ホープには
最後まで頭が上がらなかった

だから、初めてシーザーさんが犬の首にタッチしているのを見た時、「うちの犬たちとおんなじだ!」と感動したものだ。
あれは、犬にとってはとても分かりやすいはずだ。

ブラウニーも
自分の方がデカくなっても敵わないお兄ちゃんだ



グローネンダールは、特に規律や序列に厳しい犬種のように思う。

絶対女王ソフィ

群れの中での役割もしっかり決まっているし、もう少し適当でもいいんじゃないかと思うこともあるくらいだ。

多頭飼いの時は、そこを押さえておかないと、トラブルのもとになる。


ブラウニーもそういう黒犬の群れの方針に馴染んでいるし、ハニーやフラもそうだった。

アニューは無礼を働いているつもりはないのだが

意外に、ハニーやフラの順位はソフィの次と、かなり上位だったのである。




話が逸れたが、彼らのおかげで、アニューは犬界の優良ドライバーとなった。

ゴールド免許デス

もちろん、だからといって、私も用心は怠らない。
双方が注意してこそ、交通安全は守られるのだ。

そして、アニューをこれだけきっちり仕込んだ黒犬達が、時折私と思いきりぶつかるのはどういうわけなんだ。

トップスリーの皆さん どう思いますか














3/26/2018

シロちゃん重傷






続くときは続くものだ。


2月26日の夕方、仕事から帰ると、いつものようにめえ太と鶏たちが駆け寄ってきた。
その中にシロちゃんがいない。


少し遅れているのかと思ったが、2、3分経っても来ない。

今はイタチなど、鶏の天敵が繁殖期に入る頃で、一番危険だといちえんさんから忠告されているので、真っ青になって探し回った。

幸い、暗くなる前に、小川のほとりでうずくまっているのを見つけることができた。



調べると、左の翼の下にかなり深い傷が2ヶ所ある。


最初は、イタチにひと咬みされたのかと思った。
が、それにしては、他の鶏たちが平常心すぎる。
羽根の散った形跡もない。


昨年の今ごろ、『にげちゃん』という子が同じような傷を負っていたことがあった。
その傷が元というわけではないが、にげちゃんは看病の甲斐なく死んでしまった。


原因はさておき、シロちゃんは安定するまで部屋で養生することにした。

傷の深さにも関わらず、部屋に入れて水と餌を与えると、意外なほどに元気を取り戻した。
良かった、これなら良くなるだろうと胸を撫で下ろす。



落ち着いて傷をよく観察しているうち、オトウサマの蹴爪で傷ついたのではないかと思いついた。

おそらく、川べりの足場の悪いところでオトウサマが乗りかかり、バランスを崩し、蹴爪が引っかかったのではないだろうか。





オトウサマの蹴爪は長く鋭い。


これまで何度も、いちえんさんから「切った方がいい」と言われていた。
人間の安全のためである。


オトウサマは、雌鶏たちにはひたすらに優しいが、人間にはけっこう厳しく、ときどき蹴りを入れてくる。
 「服なんかも裂けちゃうんで、切った方がいいっすよ」
といちえんさんに言われるまでもなく、その脅威は身をもって知っている。

それでも切らなかった。
2年前、切った直後にイタチに襲われ、短い蹴爪では一羽の雌鶏しか守れなかったからである。


四六時中見守ってはいられないし、敷地を自由に散策している以上、危険と隣り合わせなのはやむを得ないので、せめて、身を守る武器は持たせねばと思っていた。

鶏たちお気に入りの小川だが
藪が近くて危ない
(↑この時は用心棒が紛れ込んでいるので安心)


が、雌鶏たちを守るためのその武器で、雌鶏を傷つけたとなると、オトウサマも不本意だろう(気づいていないだろうが)。

いちえんさんに訊いてみると、いちえんさんも、蹴爪によるものだろうとのお返事。
鶏たち自身のため、切ることを決意した。





翌日さっそく、昼休みに仕事を抜けて帰り、爪切り。
改めて見ると、傷がある左側の蹴爪は、右に比べても特に鋭く尖っていた。


前回の経験を踏まえ、あまり短くはせず、危険がない程度に先をまるめる。



屋内で養生中のシロちゃんはというと、元気に飛び跳ねすぎて、ダンボールごと部屋を動き回っていた。

受傷翌日(2月27日)

試しに合流させてみると、ちゃんと群れと一緒に歩き回って、餌を食べている。


だが、オトウサマが乗ろうとすると、嫌がって逃げる。
やはり、犯人はオトウサマの蹴爪のようだ。





思ったよりも早く、シロちゃんを群れに戻すことができてホッとしたのもつかの間。

3月2日、夕方帰宅したときは皆と一緒にいたのに、薄暗くなって小屋に戻る頃になって、またいない。

再び、小川のほとりでうずくまっているのを見つけた。

抱きかかえると、震えている。
右の翼に触ったときに様子がおかしかったので調べると、今度は右側の同じ場所にケガをしていた。
それも、左よりも大きく、皮がべろりと剥けて、いわゆる”鶏肉”が丸見えの状態だ。
その代わり、左と違って血がまったく出ていない。


今度はすんなり推測できた。
今回も、川辺だったことと、左が痛くて支えられないこととで、またしても蹴爪が当たった。

小川は人気スポットだが
土手の傾斜に加え、泥で滑る

尖っていないので、爪で裂けたと言うよりは、ひっかかってつるりと剥けた感じになったのだろう。たぶん。


なんということか、せっかく良くなってきたのに、反対側もとは。
だが幸いなことに、ときおり震えるが、変わらず食欲はあるし、室内に入れると元気はある。

翌日、3月3日は、一日室内で過ごさせた。





4日も、室内で養生させるつもりだったのだが、ダンボールの掃除をしている間に部屋から庭に出て行き、鶏小屋へ走っていく。

見に行くと、産卵箱の中で卵を産もうとしていた。

この時期に産んだ卵は形はいびつだったが
中身はしっかりしていた

ダンボール暮らしも快適ではない。
庭でのびのびする方が、ストレスはないだろう。

気をつけて見守りつつ、そのまま仲間と合流させることにした。



その後も、群れから離れて、デッキの下などに隠れていることがあったり、ぶるぶる震えていることがあったりと、ちょくちょく心配したが、ゆっくりと安定する方向へ。

10日ほどかけて、ようやくほぼ元のペースに戻った。



変わったこととしては、夕方に川べりで動けなくなって独りうずくまっているところを助けた私の株が、シロちゃんの中で急上昇。

シロちゃんのコドモ時代
(皿の中の右端)

もともと人懐こかったし、どの鶏も私を見つけると全力疾走で集まってくるが、シロちゃんはそのまま、私の下にもぐり込むようになった。


長めの動画です。
特に盛り上がりもないので、お時間ある時に、のんびり鶏たちのくぐもり声を聴いてやってください。

(ところどころ私の話し声が入っているのでご注意を)



傷の手当ては、犬やヤギのように流水では洗いづらいので、最初のうちはマキロンを、2~3日したら、我が家の昔からの定番アースリーフウォーターを吹きかけて洗う。

それから、軟膏で羽毛がべたつくといけないので、アースリーフジェルを塗り込む。

いつの間にか容器がリニューアル

これらの処置を、シロちゃんは嫌がりもせず、素直に受けてくれた。
(もちろん最初は逃げようとしたが、悪いことではないとすぐ理解した)





鶏は、頭が良くない象徴のように言われることもあるが、彼らの本来の姿を知らないだけだと思う。

ヤギに小屋が占拠されれば交渉しに行くし
行儀良く抜き菜を分け合って食べたりもする

何も考えない、何も感じない、口から餌を食べて尻から卵を産むだけ、としか見ていないから、バタリー飼育もまかりとおる。

庇の下で雨宿り中

卵だって、雌鶏たちが命を削って生み続ける姿を見ていると、もっと高くてもいいくらいだと、密かに思っている。











追:
バタリー飼育とはこれです。

ケージも売っていますよ・・・
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