3/01/2017

ヤギさんに会いに



いちえん農場では一昨年の秋からヤギを飼っている。
増えすぎる雑草を食べてもらうためだ。

ところがミカンの葉っぱが大好物なのだそうだ。
ポンカンやレモンも出荷しているいちえんさんとしては苗木を何本かダメにされて、思わぬ痛手もくらったとか。



生後5ヶ月のヤギが農場に来たとき、私もさっそく会いに行ったが、あんまりうまく写真が撮れず、ブログにも書かずじまいだった。
2015年11月19日
これを撮るのがやっとだった

でも、はじめて間近で見る子ヤギは、雄と雌一頭ずつ、それは可愛らしかった。
いちえんさん撮影
(11月2日に農場の一員に)
今年1月9日撮影
ヒモが外れて脱走しポンカンの葉をむしゃっていた
私に見つかり逃走中



その子ヤギが大人になって、元気な赤ちゃんヤギを産んだ。
先週金曜日(2月24日)に、いちえんさんから3枚の写真が送られてきたのだ。
「生後11日の♂♀です」とのメッセージとともに

翌土曜日、母とともにいそいそと会いに行った。





私はヤギのことはほとんど何も知らない。

白状すると、草食動物の方が(ヤギに限らず牛でも馬でも)、臼歯で指をすりつぶされそうで触るのがなんとなく怖い。
こっちが断然平気

鋭い牙で噛み切られても一縷の望みが残されているが、すりつぶされちゃったら再建不能な気がする。
なじみがないから、怒ってるのか喜んでるのかもよく分からない。
分かり易い

だから、今までいちえんさんちのヤギもあまり思い切って近づけなかった。
だが、この子ヤギたちの可愛さの前では、怖さも忘れてしまった。
来訪者(我ら)に興味津々
柵からこぼれてる子ヤギたち
そばの木にお父さんヤギ

それに、よく見ればお母さんヤギもなんだか人懐こそうな顔をしているぞ。
田舎育ちでヤギ慣れ(?)している母が一緒なのもあり、少し気が大きくなった。
母の手から草を食べる
訝しむ子ヤギたち
私も雄ヤギに手から草をやってみた
怒らずに食べてくれたよ!
雌ヤギも少し撫でてみた
おっかなびっくり



あいにくいちえんさんは不在だったが、いちえんさんのお母様がいろいろ話をして下さった。
とてもパワフルで愉快で素敵な方です
(右はうちの老母)

雄は頭突きが痛いって。
夜、ドカーンドカーンとえらい音がするので何かと思ったら、小屋を頭突きで破壊していた音だったそうだ。
裏に回るとこんなだった

日曜日には小学校から子ヤギの見学に来ることになっているとのことで、なかなかの人気者になっていた。



これからモツをもらいに行った時に会えるのが楽しみだ。
もちろん動画もあるのでどうぞ。











2 件のコメント:

ウズラ さんのコメント...

高校の時、学校で奈良公園へ行った時、
鹿せんべいを一枚取り出そうとしたら、
「早くしろよ!」と制服姿のウズラはお尻をガブッとかじられた。
痛いの何のって、声上げて思わず鹿せんべい全部ばら蒔いてしまい、鹿とのふれあいタイムはあっけなく終わった。マジ痛かった。

小樽に小樽水族館があり、
海を見下ろす斜面の草地に突然ヤギが2頭繋がれている。
そばに看板があり、「辞令」が書かれている。
彼らは恵庭市の牧場からの派遣契約社員で、
春~秋の期間、草刈り要員として働き、
報酬は草食べ放題。
(固い草も食べてね)と書いてある。

ヤギ、いいよね~!

ハニフラ さんのコメント...

ウズラちゃん、やっぱり草食動物は怖いんですね(笑)
私も遠足か何かで若草山に行ったとき、鹿に会えるのを楽しみにしていたわりに、実際に出会うとなんだか怖かった記憶があります。

小樽の派遣契約社員ヤギさん、楽しいはからいですね。
職員の方のヤギへの思い入れが見えるような。
細い枝なんかも食べてしまうらしいですね。
お腹丈夫だなあ。

はい、(怖いながらも)可愛いと思っていましたが、実物はもっと可愛かったです。