9/27/2009

幸せな食卓


先日の記事で、かれこれ10年近く映画館に行ったことがなかったと書いたが、実はミーシャに引き続き、またまた映画館に行ってしまった。

今回は、週に2本は観るという映画通Yuさんと、ルフュママさんとである。

ミーシャも、忘れることのできない映画となったが、今度のはもう、私の好みど真ん中であった。

    未来の食卓


原題は、"Nos enfants nous accuseront"(子供達は私達を告発するだろう)。
たいがい原題の方がいいものだが、この邦題はなかなかだ。オリジナルを凌ぐのではないか。



フランスはバルジャック村の村長と、13人の村議会が、村人の意向を問うことなく決定した事項、それは、

『学校給食と高齢者の宅配給食をオーガニックにする』


ユニセフの国際会議で、各界の専門家が、環境汚染とそれによる子供達の健康被害について、次々と、具体的なデータをあげながら発表する模様を織り交ぜながら、映画は村の美しい自然と、そこで生き生きと暮らす子供達、その家族の日々を映し出す。

だが、その一見美しい自然も、化学薬品に汚染され、幼くしてガンを発症する子供が異常に多いことも、映画が進むにつれ示される。


始まりは、オーガニック食だが、そこから、環境全般に対する人々の意識が、他人からの強制でではなく、内側からゆっくりと変わっていく様を、私たちは見ることができた。

特に「知らなかった!」「目から鱗が落ちた!」という内容は多くないのに、何度も観たいし、できるだけ多くの人に観てほしいと思う映画だった。


人が生きるために、本当に大事なものは何か。
ひずみのない、よりよい人生とは何か。
あらゆるところで問われている、この普遍的な問いに対する答えを探しに行くドアのひとつとなろう。






さて食べ物と言えば、我が家は安全面について、昔から厳しい方であった。

例えば、私が物心ついた頃から、外食でついてくる、色鮮やかなショッキングピンクのサクランボは食べることが禁じられていた。
そもそも外食自体少なかったが。

ごくたまに、着色サクランボや、カップヌードルなどを許されることがあり、それらは我ら子供にとってはめったにないご馳走となった。


大学生になって、友人と食材の買い出しに行ったとき、私が時間をかけて野菜を選んでいたら驚かれた。
友人達は、産地も鮮度も確かめずに、ぽいぽいカゴに放り込むので、逆に私も驚いた。




だから最近、土曜のお昼時のマクドナルドが、小さな子供達で溢れかえっているのを見ると、他人事ながら心配になる。

親はいい。自分で選んで食べているのだから。
でも、子供は自分で決められるわけではない。
子供達の体を作る、大切な食べ物を決めているのだということを、一食一食に責任があるのだということを、この親たちは考えているのだろうか?

いろいろな考え方があるだろうが、少なくとも私の価値基準に照らせば、彼らは間違っている。




外食産業は極端な例だが、それ以外にも考えるべきことはいくらでもある。

野菜がオーガニックであることは、比較的意識しやすい。有機農法も少しずつだが広がっており、オーガニック食材を専門に扱う店も増えつつある。



動物性タンパク質は野菜より、もう一歩踏み込んだ分野と言えるかもしれない。

魚は、海洋汚染が言われて久しいし、日本人には馴染みだから、養殖・天然の別や、どこの海で獲れたかは大部分の人が考えている事柄だろう。


鶏や、牛、豚、といった獣肉類はどうだろう。

野菜と違い、彼らは恐怖を感じるし、もちろん幸せも感じることができるはず。(*私の個人的な意見です)
その彼らを、私たちの食卓のために、意図的にこの世に生まれさせ、この世から去らせる。
これは、仕方のないことなのだろうか。
それとも、そのひとつひとつが罪なのか?
もし罪なら、我々人間は、膨大な罪を重ねてきて、これからも重ねていくことになる。

絶対的な答えというのはないと思う。
一人一人が、その人なりの答えを出すしかない。
仏教では罪と考えるのだろうし、同じ理由でベジタリアンになる人々もいる。


私の答えはこうだ。

本来は罪だが、家畜を育てなければ、人間という特殊な生き物をまかなえないから、やむを得ない。
でも、私たちの都合で命を生まれさせ、私たちの都合で命を奪っていることを肝に銘じ、その命に感謝しながら有り難く頂くことで、少しでも償えるのではないか。



去る時ばかりに焦点が当たりがちだが、彼らの命がこの世に「在る」間のことを考えたことがあるだろうか。

養鶏では、バタリー飼育が一般的である。
最小限のスペースで、効率的に「鶏肉」を産生する方法。
だが、彼らは「肉」ではない。
我々のために死んで、「肉」となるのだ。

身動きできないケージにぎゅう詰めで入り、人間に食べさせる肉を肥大させるためにのみ餌を与えられる鶏たちを目の前にして、「肉が順調に育っている」という感覚しかないなら、それは人間のおごりだ。

人間に食べられるために生まれたとしても、人間の都合で死ぬ時期を決められるとしても、生きている間は、それは命だ。我々の命と同じだ。
命そのものは、人間ごときに手出しできるものではない。

毎日毎日「消費」される膨大な量の鶏肉を得るために、効率を優先するあまり、命への感謝を忘れ去ってしまえば、必ずしっぺ返しがくるだろう。


命は巡る。
ならば、幸せな命は、幸せな命をいただいてこそ得られるのではないか。



我が家で言えば、以前から、鶏肉に関してはバタリー飼育ではない、平飼いの鶏であるところから購入している。健康だから、抗生剤も使っていない。
ヒトも、犬も、この鶏肉をいただいている。もちろん卵もだ。



ところが、この冬、ウサギ肉を購入したときは、ドイツの獣医師であるKyokoさんに言われるまで、それがバタリー飼育されたウサギだと気づかなかった。

気づかなかったと言うより、思いもよらなかった。

ウサギ肉自体が初めての私、まぬけなことに、一羽一羽捕まえたと漠然と思っていた(ちゃんと考えたらそんなはずはない)。
正直、最初犬にやるとき、猟で使った弾による、鉛汚染はないのだろうかと気になって、体の傷を調べたくらいだ。

ウサギも、いわゆる養殖が行われているんだというのは、気づいたときはショックだったが、知ってみればなにも不思議はない。

さっそく、購入した羊肉のなみかたさんに問い合わせてみたら、すぐに丁寧な返事が来た。
やはりバタリー飼育とのこと、飼育場の写真が掲載されたサイトも添付してくれた。
(その、URLを添付してくれたなみかたさんからの
 メールが行方不明。ああ。)

なお、バタリー飼育を含め、食用家畜の現状については、Kyokoさんのページをぜひ。

そのときは、バタリー飼育はやめるべき方法だが、理想ばかり言うわけにもいかないと思った。
バタリー飼育をやめてしまえば、需要と供給のバランスは取れなくなるだろうと。
きれい事ばかり言うわけにもいかない、と半分諦めていた。




でも、未来の食卓を観た今は、そんなことはないと言える。
バルジャック村の、普通の主婦が友人に言っていた。
「昔に比べて、余計なものを買わなくなった。冷蔵庫は、前は食べ物であふれていたけど、今はガラガラ。
でもかまわない。大切なのは温かい食事よ」

幸せな食卓のためには、効率最優先で頑張らねば追いつかないほど、ウサギを食べまくる必要は全然ないのだ。




平飼い鶏のところで、「健康だから、抗生剤も要らない」と書いたが、これは植物にも当てはまる。

映画の中で慣行農家が、有機農家に、病気対策をどうしているのか問うシーンがあった。
ここでは、園芸を趣味とする者にとっては非常に納得のいく話が出た。
つまり、有機農法では、土に力があるから、植物はあまり病気にならないのだ。

普通の園芸でもそうだ。
私は、化学肥料を使わない。土がやせるからだ。
有機肥料は、化学肥料に比べて速効性では劣るが、年々土は肥えてくる。そんな土で育つ植物は強い。
我が家の植物は病気にはほとんど
かからない。バラでさえもだ。



害虫は?

我が家では、春先、新芽が出る頃から、木酢液、ニームエキス、月桃エキスなどを定期的に噴霧している。これだけでも、害虫の数は飛躍的に減る。

それに、例えばもしアリマキがたかってしまっても、慌てることはない。しばらく待てば、わんさとテントウムシが増え、瞬く間にアリマキは全滅する。
テントウムシが来るタイミングは年々早くなる。彼らも学習するのだ。





先日、恒例の本村先生の犬の手作り食セミナーに参加した際、最近の野菜は、10年前に比べて、栄養分が極端に減っているという話を、聞いた。
例えば、この40年間で大根のビタミンCとカルシウムは1/8に減っている。

そしてその原因は土だそうだ。化学肥料や農薬などで次第に痩せた土には、ミネラルも有効微生物もほとんど存在しない。
そんな土で育った植物に、豊かな栄養分は期待できるはずもない。

映画の中でも、有機農家が言っていた。
「私たちは栄養を植物ではなく、土に与えるんだ」


また、これも本村先生のセミナーで聞けた話。
虫食いの野菜は、農薬を使っていないから良い野菜、と思われがちだが、そうではない。
有機農法で育てられ、力のある野菜には害虫はそれほど来ない。

本当にそうだ!
これは、私自身、園芸をする際には常に考えていることなのに、何故か野菜を見るときには頭になかった事だった。

バラでも何でも、肥えた土でしっかり強く育てていれば、あまり害虫も来ない。だから、私は虫を遠ざけるために、虫対策ではなく植物の体力アップ対策を図る。

いつもやってることなのに、何で思い至らなかったんだろう?





この時のセミナーは、普段の栄養学と違って『食の安全性』に関する話だった。
そこで紹介された本を、ご紹介してこの長い文を終えよう。

 「食卓の向こう側」(西日本新聞社)


レストランで出されるゆでたまごと、家で作るゆで卵が同じではないと、考えたことがあるだろうか。
家で作ったゆで卵を、スライスしてサラダにのせるとしよう。
大きくきれいに黄身がはいった部分もあれば、端の方で、白身ばかりの部分もある。
レストランで、白身ばかりのスライスがあたった客は、満足するだろうか?

そういうわけで、黄身と白身を分け、再形成し、ゆで卵の金太郎飴を業者は作る。
どこを切っても、黄身と白身は同じように含まれる。
形成するための、よけいな添加物も含まれる。

実に、食生活について考え始めたらきりがないのである。

38 件のコメント:

あが さんのコメント...

dog actuallyのコメント欄でおっしゃっていた記事ですね。
ご謙遜なさっていましたがとんでもない。
とても読み応えのある深く考えさせられるお話でした。
映画もぜひ見てみたいと思います。
(仏語映画を英語字幕でも見るのは脳がフル回転でヘトヘトになるのでつい敬遠しがちなのですが)
アニマルウェルフェア、いやアニマルだけでなく植物もですね、本当に生き物のあるべき姿を考えてそのように育てればウェルフェアは人間にも返って来るんですよね。

うちのブログでも先日コメント欄でオーガニックでないヨーグルトを与えてるけど大丈夫?とご質問を頂いたのをきっかけに、オーガニック食品のことを詳しく書くつもりでいたんです。
その時にはぜひリンクさせて下さいね。(最近リンクしあってますね 笑)

むつき さんのコメント...

kyokoさんの記事も拝見していました。
今日のハニフラさんの記事もほんとうに読み応えがあり、そして分かりやすく書かれていると思います。勉強になります。
私は以前からオーガニックの野菜を選び、鶏や卵は平飼いのもの、牛や豚も調べられるだけは調べて、放牧してあるもの、などを選んでいました。
いわゆる「食の安全性」には気を使っているつもりでした。
が、恥ずかしいことにそれは動物達がどう生きてきたかに思いを馳せるものではなく、人それも自分と家族にいいものを食べさせたいからに他なりませんでした。
私たちの血となり肉となる動物達がどんな上京で生まれ育ち生きてきたのか、そして死んでいくのか、そういうことも考えられる人間になりたいですね。

ハニフラ さんのコメント...

あがさん、dog actuallyがあまりにタイムリーな記事だったので、思わずコメントしてしまいましたが、私のは、思うところをうだうだ書き連ねているに過ぎません。
だから、ほら、話があちらにもこちらにも飛んでおります(笑)
でも、ここからKyokoさんの記事につながれば、それなりに役目を果たしていると言えなくもない・・・かな?

一緒に映画を観たルフュママさんは、同じ映画の記事でシュタイナー理論に言及しておられましたが、私は本当はパーマカルチャーの話まで持っていきたかったのです。
でも、さすがにまとまりきらなくて(当たり前か)。
またの機会に分けようと断念しました。

ヨーグルトですか・・・我が家ではあまり気にせずに与えておりました^^;
だいたいは家で作ってるので、あまり市販のヨーグルトのお世話にはなっていないのですが。

あがさんのオーガニック食品の記事、楽しみにしております。とても読みごたえがありますもの。

ふふふ、確かにリンクしあってますね〜。本当はトラックバックするのが正式なんでしょうか。
こちらこそよろしくお願いします!

そうそう、映画、ぜひご覧になってみて下さいまし。
情景を観るだけでも値打ちがあると思います。

ハニフラ さんのコメント...

むつきさんは、その辺りきっと気を配っておられるはず、と思っておりました。
自分たち家族や、愛犬のことを、食に関することまで細やかに考えておられる人は、自然と口に入る動物たちへも思いを馳せておられると思いますよ。もちろん、むつきさんだってそうだと思います^^

産業動物(この言い方は最近知りました)の状況など、ほとんど一般の目には触れないのが問題と思います。
彼らを生き物として考えないようにいつのまにか社会がしてしまったのではないでしょうか。そうでなければ効率優先の手法は取れなくなってきますから。
産業動物という言い方も私は抵抗があります。彼らが生き物であるとの認識を薄らげてしまうと思います。

鳥インフルエンザが最初に流行ったとき、大量の鶏が「処分」されましたが、その情景は忘れられません。大きな布袋に、生きたまま詰められるだけ詰めて、埋めたり焼いたりしていたのですから。
それを、ニュースは普通に流していました。あの鶏たちが、生き物として認識されていない証拠です。

今の日本人は豊かでゆとりがあるのですから、物的なものばかりではなく、自然や命といったものへ目を向ける時期に早く至ればいいなと思います。

ルフュママ さんのコメント...

深い!とっても深い!!!
本質を見抜き、作品から多くを感じ取られるハニフラさんの感性に感激してしまいます。

ん~幼少時代の思い出・・・かぶります。
違うところは、私は作品中のフィリップくんと似たようなことを発言して、親をしょっちゅうガッカリさせていたことでしょうか(笑)。今はそんな風に育ててもらったこと感謝していますが(・・・遅い)。

話は変わりまして、パーマカルチャーって初めて目にしましたです。とっても気になるので、見つけたサイトの内容をもうちょっと読んでみます^^。

映画の中で印象的だった「地球上の耕地をオーガニックに変えれば、世界中が飢餓から解放される」というような発表。私はそれまで、遺伝子組み換え技術も食物が不足する以上は仕方がないのか、自給率の低い日本はいずれ自然のままではない食べ物がほとんどになるのか、と「いつか来るその日」を悲観的に待つのみだったのですが、あの発言には驚いたとともに元気が出ました。

私も自分の思い描く将来の世界をイメージして、方向を見失わないように丁寧に暮らしていこう!と決意を新たに、握りこぶしのルフュ家です。

ハニフラ さんのコメント...

ルフュママさん、そ、そんな、「!」マークを4つも頂いて恐縮です(笑)
それだけ映画が深かったのです。
いい映画を教えていただいて、ルフュママさんとYuさんには感謝しております。
ルフュママさんがご紹介下さった映画「犬と猫と人間と」も、観なければ。

フィリップ君、あれはあれで、子供らしくていいですよね。
「フライドポテトがいい」
・・・そりゃ、あんな小さな子なら、サラダよりフライドポテトが好きって、当然だと思います。みんながあっという間に、オーガニック万歳!となったら、そっちの方が嘘くさい(笑)
ルフュママさんの子供時代も、実に子供らしい。
でも、そうやって育った子は、分別がつくようになったら、ちゃんと正しい食生活に向かうのですから、ご両親の願いはバッチリルフュママさんの一部になっているってことですよね。

パーマカルチャーの本、実は薬局GROBAで見つけて買ったのです。はまりました。
そろそろ向こうの土地にも手を入れ始めるので、改めて読み返しているところです。
良かったらお貸ししますよ!
・・・端っこ犬にかじられていますが。

私もルフュママさんと同じく、今の人工的生産法でなければ食糧不足の回避は不可能なのかと騙されかけていましたが、やはり自然にかなった方法こそが、最終的には一番力があるのですね。
本当に、力づけられた映画でした。

むつき さんのコメント...

薬局GROBA!! 
意外なところに共通点を見つけてびっくりしたり喜んだりました。私、ハーブは全部こちらで購入していますのよ。

Kyoko Alscher さんのコメント...

ハニフラさん
ようやくアップなされましたね。ふふふ。
前振りを覆すいいお話でした。
私も普段からこの手の話ばっかり頭に渦巻いているのに、どのタイミングで書こうかな~なんてずっと考えていたのです。
世界動物保護デーはこんな人間のためにあります。(笑)

フランスってたしか法律で「子供を菜食主義で育ててはいけない」とされているそうですね。
つまりこの国ではベジタリアン食だけで子供を育てると虐待に当たるということになり、それだけ動物性タンパク質の摂取が子供の成長に不可欠なものとして認めているということです。
大人はいいんです、自分で食べる物を選ぶことができますから。でも子供は受身だから、ダメ。
これは犬にとってもいえますね、飼い主が選んだものしか口にできない状況にあるということ。
産業動物(これ、皮肉を含んでいますが業界で普通に使われる言葉です)は経済に関わる動物のことを指しますが、それらは食物連鎖で下の層にいる被食動物たちのことであることも忘れてはいけません。
それをひっくり返してごっちゃにするとVegan思想になり、さらに「命」と言う概念を植物などにも広めると自身の存在すらも否定することになります。
そうなっては社会全体が鬱状態に陥ってしまいますから、それよりも自分たちは自然の恩恵の元に生きているという謙虚な気持ちを持って慎ましやかに暮らしてゆくのが健康的だと思います。
これこそ倫理、ではないでしょうか?
食物連鎖において捕食動物が被捕食動物を食べるのは当たり前のことで、決して悪ではありません。
これを悪と考えるのは人間の頭だけです。
しかし捕食動物が必要以上に被捕食動物を殺し無駄を生じさせるとそれは捕食動物の存在にも関わる結果を招きます。これは悪と定義してもいいと個人的に思っています。
この部分が人間では産業を通して自然とは異なる状況、つまり自然から逸脱した状態にあるということですよね。
そう考えるとどのへんが境界線であるか大体目処が付くと思います。
あ、この先はまた自分のブログで展開しますね。

私自身土の力は痛感するところであり、市場に出回る野菜類が年々力をなくして行っているのをほとほと実感しています。
これも拙ブログでいつか書かなきゃと思っていた話、なかなか実行できてません。(^^;)
そんなこともあってスーパーに買い物に行くのが好きでないし、冷蔵庫はいつもガラガラ。(笑)トマトは自宅で育てたものしか食べれませーん。

えらくなごぅなってしもうたなぁ...

YU さんのコメント...

おもしろ~~い!!

同じ映画を一緒に観ていても着目点がそれぞれですよね~確かにハニフラさんもルフュママも深い。

私は人間関係(家庭や教会 学校での)の描かれ方がすごく面白かったです。
あのフランスの村はいいですよね。あんな空気の中に暮らしたいなぁ。

ところで「女帝イメルダ」なんて・・・・興味なし??

ウズラ さんのコメント...

わー!長く書いたけど、消えちゃった!
またね(^^;)

まりこ さんのコメント...

うーん、あちらでもこちらでもとっても考えさせられる記事ばかりで、人間日々勉強していかなければならないものだなと実感してます。
のほほんと暮らしてても、生活は向上しないですもんね~。

と同時に、自分の至らない点がありありと見えるので胸がしくしく痛む思い。。。

頑張るぞー、おーっ。

YU さんのコメント...

追伸

最後の焼きりんごはお母さまの手作り?
とっても美味しそうですね。

ルフュママ さんのコメント...

薬局グローバさんで見つけられた本というのは、パーマカルチャーの本だったのですね!むつきさんもグローバさんをご利用とのこと。グローバさん・・・つながりますね^^。
本、ハニフラさんが読み終わられたら、是非読ませてください。
もし興味おありでしたら、シュタイナー教育の本いつでもオッケーです^^。

Yuさん!女帝イメルダ。
「・・・覗いてみたい・・・」
と思ってしまったわたくしです。
イメルダをXで・・・想像しただけで
ワクワクしまっす!

ホント、焼リンゴ美味しそうです~!

ハニフラ さんのコメント...

あら〜むつきさんもGROBAさんでしたか!
さすがです。やっぱり選びに選んでおられるのですね。
こだわりのオーガニックであると同時に、粉末のままというのが大事ですしね、本村先生の教えでは。
私も嬉しくなりました^^#

ハニフラ さんのコメント...

Kyokoさん、書きたいことはたくさん、いつも頭の中にあるのに、大事だと思う話ほど、いつ、どうやって書こうか考えているうちに、延び延びになってしまいます。
それと、ついつい熱くなって筆がノり、熱〜く長〜くなってしまうものですから、抑えて抑えて推敲を練るのに時間がかかります。

へえ、フランスでは子供を菜食主義で育ててはいけないと、法で禁じられているのですか。
それは当然の措置でしょうね。
成長して、自分の主義で菜食主義を選び取るのは全然構わないですが、やはり生き物として必要な栄養を考えれば、本来は動物性タンパクも必要で、成長期ならなおさら。それを親の主義のせいで自然の状態から歪めるのは、虐待だと私も思います。

これまでも、何度か記事に書いてきたように、私が、犬達の食べ物も、フードボウルも、最高のものを与えられるよう心を砕いているのも、なにも犬に(人間にとっての)贅沢をさせようとしてではないのです。
犬は自分で選べないから。私に全ての責任がかかっているから、真剣なのです。
ですから、土曜日のお昼ごはんに平気でマクドのバーガーセットを食べさせる(日常的にです!)親が理解できないし、憤りを感じるのです。他人のことだから、気にしなくていいといえばそうなのですが・・・。

命を頂くことを、「かわいそう」と考えるのではなく、感謝して、厳かな気持ちで受け取ることが本当の姿ではないかと思います。
以前、テレビ番組で、マサイ族の昔ながらの狩りを見ました。長い距離、大きな動物(何だったか忘れた。バイソンみたいなの)を追い、ようやく仕留めた後、狩人は、斃れた動物を慈しむように撫で、狩りの間の相手の健闘に対する尊敬の念と、命を頂く感謝を伝えていました。自分が倒した獲物に向かってです。
野性の捕食動物は、いちいち獲物に感謝の祈りを捧げはしませんが、そこには真剣な命のやりとりがあります。
かわいそうだとか、他の命を食べるのが悪いなどという感傷的な気持ちはそぐわないでしょう。

土に関しては、たいていの園芸書に、化成肥料を使用する指示が書かれています。
長期的な土の健康については、ひとことも触れられていないことが多いです。

うちも、スーパーではほとんど買いませんね。とにかく、素性がはっきりしないものが多すぎます。
四万十に行ったら、今はスペース的に無理な作物も作れるのが、楽しみです。できたら、鶏も飼いたいのですけどね〜。

ご承知のように、うちではなんぼ長いコメントでもご遠慮なくどうぞどうぞ、大歓迎です。

ハニフラ さんのコメント...

YUさん、バルジャック村、牧歌的な、いい村でしたね。
今の取り組みが根付いて、見た目だけではなく、本当に健康な村になるといいなあと思います。そんな村が、町が、国が、少しずつ増えますように。

同じ物を見ても、三者三様って面白いです。
あまりにも感性が違いすぎて、お互いに理解できないと面白くないですが、それぞれ、色んな見方がある方が楽しいですよね。

女帝イメルダ。
ディープな感じですね〜。
私が選んだら、きっと選ばないと思います。
だからこそ、観てみたいです!

ハニフラ さんのコメント...

ウズラちゃん、えーー。それは打撃だ。
なんで消えちゃったんだろう?
読みたかったな。気を取り直したら、また聞かせてね。

ハニフラ さんのコメント...

まりこさん、いろんな人の意見を聞いていると、いくらでも自分の知らないことや、考えてもみなかったことって出てきますよね。
私は、まさしくのほほん、いや、ぽえ〜んと生きていたいタイプなので、有言不実行になりがちで。
振り返っては、お腹がきゅーっと痛くなることがあります。なんにもできてないやん、って。
まずはgremzするかなあ。
すぐ枯らしてしまいそうです・・・

ハニフラ さんのコメント...

まーYUさん、何故、私が作ったとお思いにならないのですか?最初から母だと決めつけに?

その通りです〜(涙)
母の手作りです。
私も先日、ダッチで焼きりんごを作りましたが、大失敗しました。あれ以上簡単な料理はないのに、なんで??

ハニフラ さんのコメント...

ルフュママさんのブログで、薬局グローバを知ったのですから、私は。
むつきさんもだなんて、やっぱりという気もし、うわあとびっくりもし・・・楽しいですね。

グローバに行ってすぐ、ブログに書こうと思ったのに、例によって延び延びになって、書かずじまい。
シュタイナー教育は、ネットで読んでみましたが、ややこしくて頭に入らず。ぜひ、ご本を貸して下さいませ。
たぶん、本で読む方が理解しやすいと思うのです。
パーマカルチャーも、本で感激して、ネットで色々調べてみましたが、本と違って分かりにくかったですから。
もちろん、お貸ししますよ、喜んで!

イメルダはXで観られるのですか。
なおさら観たいです。
その時、ご本をお持ちしましょう。それか、よければシーザーさんのDVDの続きをお貸ししましょうか?^^#

焼きりんごは実際美味しかったです。
母のりんご料理は絶品なんですよ!
私もちょっとずつ教わりつつあります(遅っ)。

Aya さんのコメント...

子供ってハンバーガーやフライドポテトが好きですよね…と書こうとして「ハッピーセット」とやらに込められた戦略にハタと思い当たった。子供が好きなアニメキャラクターを使って呼び寄せ、小さいうちから味に慣れさせることで(三つ子の魂百まで?)将来にわったての顧客を獲得しようという…。う~ん。ということは戦略に乗せられてるということかしら。私自身の子供のころのことを言えば、ハニフラさんと同じく非日常だったからとりわけウマく感じられたということだったと思うけれど。当時と比べるとファストフードの種類も店舗数も爆発的に増えたし、コンビニ弁当や冷凍食品だってない品はないくらいバラエティーに富んでいて、料理をせずとも家で一通りのものが食べられます。けれども素材の味はしないし、命をいただいているという感覚からもほど遠い。加工品ゆえに何が入っているかもわからない。

食べ物が体を命を作る。健康で幸せな体は健康で幸せな食べ物から。同感です。なるべく市場や直売所で地産地消を、ストレスのないお肉を、と心がけています。娘の学校にもたま~にですが地元でとれた食材を使った給食の日があります。そもそも当地に引っ越してきた理由の一つに、当時住んでいた郊外の大型スーパーの食品コーナーに嫌気がさしていた(!)というのもあります。でも(恒常的にではないけれど)、自分が子供の頃よりはうちの娘の方が確実にマック(関西の方はマクドというのですか)を食べる頻度が高いだろうなあ…と反省。もっとちゃんとせにゃあ。ハニフラさんありがとうございます。

なんだか内容があちこち飛びますが、土の力のお話にも納得。近所のパン屋さんが自家栽培されている無農薬野菜も虫食いがなくきれいです。当然旬の野菜しかなく、天候によっては何もないこともあるけれど、便利さの陰で失ってしまったものがそこにはあるんです。

四万十での生活がますます楽しみですね。
(途中、睡魔に襲われて眠ってしまったため、スゴイ時間になってしまいました)

ぴっぴ さんのコメント...

初めまして。
あがさんのところから伺ってずっとROMしておりました。

親の子どもの食に対する責任について
私も最近よく考えるようになりました。
(食事だけじゃなく躾というものについても…。)
そのことについて記事にしたこともあります。
ハニフラさんが今回違う言葉で深く表現してくださって
また、考えが深まりました。

そして、この映画は食事という生きていく上で
欠かすことのできない風景を舞台に
色んなことにスポットを当てて、
受け取った観客がそれぞれに考える
作品なのだと思いました。
機会があれば見てみたいと思いました。

なんか下手な作文みたいになってしまいました。
また遊びに来ます(^^)

ハニフラ さんのコメント...

Ayaさん、確かに今や、できあいのもので食事がいちおう作れちゃうのですよね。
でも、仰るとおり、命を頂いている感覚は生まれ得ないでしょう。健康面で多大な不安があるのもいわずもがなです。
「食」というものを、あまりにおろそかにしている人が多いです。楽して美味しければよいという。

娘さんの学校の取り組みはいいですね!
今の給食がどんなものなのか、全然分かりませんが、そんな日があると言うだけでうらやましいです。
学校教育の一環として、大切な部分だと思います。
映画でも、給食センターの職員がとても熱心に取り組んでいて印象的でしたよ。もう加工品の蓋を開けることはないだろう、と嬉しそうに語っていました。

関西はマクド・・・そうなんです。
本文では気をつけて書いたのですが、コメント欄では気を許してついマクドと書いちゃいました。関東ではマックだっていうのは知ってたのですが。
ちなみに大阪では「ミスタードーナツは、関西ではミスドだけど、関東ではミスターらしい」とまことしやかに言われています。本当でしょうか??

そうでしたか、Ayaさんが今の素敵なお住まいに移られたのも、そういう理由もあったのですね。実行に移すって、なかなかできないことです。素晴らしいですよね。
その近所のパン屋さんって、前ブログに書いておられませんでしたっけ。
旬の野菜が一番力があるのですから、それが食べられるなら、種類が少なくても最高です。そのお店の野菜が育つ畑は、土が健康なんですね。うちの近所にはそんなお店が殆どないんです。探すのも買いに行くのもタイヘンです。

実は一昨日・昨日も四万十に用事で行ってました。
どこに何を作ろうか、ニヤニヤしながら脳内園芸していました。

食べ物も大事ですが、睡眠も!!
Ayaさん、しっかり良い睡眠とって下さいませ!

ハニフラ さんのコメント...

ぴっぴさん、はじめまして。ようこそいらっしゃいました!
お名前はバッチリ存じております。あがさんところでいつもお見かけいたしますもの^^
コメント有り難うございます。

私、感じていることをできるだけその通りに表そうとすると、なっがーくなってしまうんです。
読み返すとくどかったりして。
今回の記事も、長すぎるから分けよう、と思ったのですが、どうしても一気に語りたいことばかりだったので、続けて書いてしまいました。話もあちこちに飛んでいるし、何が言いたいのかうまく伝えられてないかも、と心配だったのです。
だから、ぴっぴさんにそのように言っていただいて、嬉しいです。

ぴっぴさんの、映画についての考察、まさにその通りです!
ご覧になったかのような的確な表現にびっくりしています。
私としては大推薦の映画です。機会がありましたら、ぜひぜひ。

あがさんと違って、かなり間遠な更新ですが、どうぞまた遊びにいらして下さいね。
お待ちしていま〜す。

jick-jick さんのコメント...

有機農法、無農薬、コレは大変難しい事です。
実際にはどこまでを有機、無農薬と表示できるのか?
第一次産業の手助けをしながら商売をしている私にとって大変難しい…

市場が求めているのは未だに『良い形』なのである
物によっては殆んどが廃棄され
求められている物だけが高値で売買されている

どちらの立場も知っているだけに
とっても難しい

ハニフラ さんのコメント...

jick-jickさん、仰るように、「良い形」の需要がまだ圧倒的多数派なのが厳しい現実です。

今までは、消費者の中で一部の人間が、見た目ではない、本質を求めて声をあげ、それに少しずつ売り手が応じていく、という時間のかかる変化でした。
この映画の村では、その流れが反対方向です。消費者から動くのではなく、消費者が動かされ、気づいていくという変化です。
こういう方法は、事柄によっては危険ですが、ことオーガニックに関しては、いいことではないかと思います。

>実際にはどこまでを有機、無農薬と表示できるのか?
そのために、フランスではABマーク、日本では有機JASマークがありますよね。

有機JASマークは、jickさんならご存じかと思いますが、『種まきまたは植え付け前2年以上、化学合成農薬や肥料を使用していない畑で栽培する』『栽培期間中も禁止された農薬、化学肥料は使用しない』『遺伝子組み換え技術を使用しない』などの規定があります。

ABマークは更に厳しく、『畑の土壌に関する一切の化学肥料や化学薬品の使用禁止』『最低三年間の有機農法を続ける』などの規定があるそうです。
いずれも、一年ごとの検査や抜き打ち検査がありますから、こういう基準に則った表示をすることになるのでしょう。


どちらの立場も・・・?
たしかにそうも言えるかもしれません。立場によって、見方は全然変わりますし、いろんな立場がありますから。

だから私はだいたい、どちらかだけが正しくて、一方は間違いという考え方はしない方で、「自分はこういう考えだけど、違う考え方もあるよね」と思うことが多いです。
でも、有機農法や無農薬の問題に関しては、それはないですね。

「人の命と健康の代償は一体いくらだ?費用のことを基準に考えてはいけない、相談相手は自分の良心だけだ」
というバルジャック村の村長の言葉に、強く頷いてしまうのです。

Kyoko Alscher さんのコメント...

あら、ABは3年なのですね。
ドイツのBIOはBIO認定前に7年有機でなければ認められません。
日本は2年...これも産業保護なんだろうなぁ。(^^;)
消費者保護が産業保護の後回しにされるのって、やっぱ...(以下略)

あ、自分ちのブログほったらかしてすみません。墓穴掘ってる気がします。

ウズラ さんのコメント...

夫jick氏は玄米も胚芽米も食べないよ。
白米をしっかり洗うようにと言われています。
「無農薬」と表示していても完全無農薬ではないことを知っているから、仕事で田んぼでの薬で具合が悪くなったことがあったから、薬のついた箇所ができるだけ剥がされている白米を食べます。

多分我らは老後、田舎での自給自足でのんびり暮らすような気がします。
今は「ちょこっと自給自足」?!
農家さんからいただくものは立派だなあと感心しながら、自分ちのものがどこよりも安心だべ?

ハニフラ さんのコメント...

Kyokoさん、ドイツは7年ですか。さすがですね。いいなあ。
なんぼ言うても、2年は短い気がします。でも、日本ではこれが限界かなあ。
まだその辺の意識は低いと感じます。

実際は、オーガニックは、消費者はもちろん、生産者も保護するんですけどねー・・・。いや、そちらの方が大きいのでは。

映画では、ブドウ農家の人が、自分の使っていた農薬で神経系の病気にかかり、自分は治ったが息子は失ったと、嗚咽していました。胸が痛かったです。
「未来の食卓」のパンフレットの記載によると、日本の、耕地面積1haに対する農薬散布量は、世界の2~3位を推移しているんだそうですよ。

↑でjick-jickさんが書かれているように、まだまだ「見た目の良さ」を求める消費者が多いことの表れでしょう。
以前もコメント欄で書きましたが、無農薬野菜、ということで買ったレタスに虫がいたと、返品する人がいるんですから。

わはは、Kyokoさんのブログ、みっちりじっくりですもの。
私はじめ、皆じっくりお待ちしております。お急ぎなさらず〜^^

ハニフラ さんのコメント...

あら、ウズラちゃん、入れ違い。
同時にコメント欄に向かっていたようですね、私たち^^

ああ、その話は農業関係の人からはよく聞きますね。
うちは玄米も白米も、雑穀米も食べておりますが^^;

表記がまるまるは信用できない事は、ちょっと前の一連の偽装事件で、かなり広まったのではないかと思います。
私の場合、どこまで表記を信用するかで一番悩んだのは、ドッグフードです。
まだ何年も前、我が家が手づくり食にする前、フードを使っていた頃。
良さそうな事を書いているフード会社の説明を読み比べ、なんとか見抜こうと頑張りました。本当にこの説明の通りなのか?と。

その結果、たどり着いた答えは、「十分見極めたつもりで騙されたら、もうそれは仕方がない」
嫌な答えですね。でも結局それしかないんですよね、毎日工場にはりついて監視しているわけにいかないのですから。

本当にポリシーを持って、こだわって生産しているなら、消費者に対して語りたいことがいっぱいあるはずだ、というのが私の考えです。こだわればこだわるほど、読むのが嫌になるくらい、どんなに自分たちが情熱を持って工夫しているかを伝えようとするはず。
だから、どれだけ商品説明のページががカラフルで、美辞麗句が並んでいても、具体性がなかったり、よく見ると内容は同じ事を繰り返しているだけのところは、ダメ。
『疑う目』をもって、多くの会社の説明を読み比べていると、だんだん見分けられるようになってくるもんです。
で、最終的には、「これで、内容がウソだったら、もうそれはどうしようもない」というところまでいきます。

けど、本当に安心なお米だって、手に入るでしょう?
jickさんなら、なおさら。
白米ばっかりではなく、おいしい胚芽米が食べられたらいいのにね。

田舎で「ちょこっと自給自足」
いやいや、それは今すでにやってるでしょ^^
目標は「完全自給自足」じゃないの?
もちろん、自分で作れれば、それが一番ですよ。
安心な上に、安いしね。

だから、我が家は結局フードをやめて手作り食になったのですよ。

ひより さんのコメント...

ハイ。ミスタードーナッツは関東でも『ミスド』です。
FFだけでなくても、食べ物は、安すぎるんだろうな、と漠然と思ってはいました。
本当は食べることはもっともっと生きてくうちに大きな比重を持つはずなんだろう、と。
それを市場で見ると、『高い』ということになるのは仕方ないことのはずではないか、と。

食べ物が高くて栄養たっぷりで健康なものであれば、粗末に扱う人はないはずです。
昔はインドでは太いことが上流の証だったそうで、日本では貧乏でも粗食が健康にいちばん、といわれたりしましたが、今は先進国では下層の人ほど不健康に太ってる感じ、、、。

遺伝子組替えなどは、なにか取り返しのつかないことを予感させるようで怖いです、、、。
なにかの本で(探そう、、)日本の方で、『土だんご』を作ってるひとがいていろんな種をいれて堅くしただんごを砂漠などに撒くと、水が浸透したときにその土地に合った草木だけがいくつか芽吹き、緑化できる、というものでした。
農地は何種類も組み合わせて育てることで土が強くなるし虫もつきにくい、というお話をしてました。
米作は水田なので土が痩せにくく、日本はまだうまく大地を使ってる方だとも聞きますが、そういった理論や動物・命の生き方などに考えがいきませんね。哲学については、教育から故意に外している国だ、とたしか養老先生が言ってたっけ、、、。
でも人間はそれでも前進してる、倫理があるということ、世界で認められないとすることは、(建前であれ)配慮する、というだけでも何世紀も前に比べれば、全体が進んでると言えると思います。
遅々とした歩みと自然の力の復活、どちらが早いでしょう、、、
うーん、まとまりなく長くなりました、、ゴメンナサイ。

ハニフラ さんのコメント...

ひよりさん、情報ありがとうございます。
ですよねー。
ミスター、なんて、長嶋さんじゃあるまいし。ミスドだわ。ああすっきりした。

命を支える食に対して、安さを重んじていてはいけないと思います。
かといって、やたらと高いのもおかしい。無駄な中間費用は極力省いて・・・となると、産直が一番なんですよね。とても基本的ですが、そこに帰ると思います。
生産者と顔を合わせて購入できれば、お互いに良いことはたくさんあると思います。もちろん、良いことづくめではないですが、それはどのやり方を選ぼうと、必ず良い点と悪い点があるものですし。

人間、特に物質的に豊かな国は、食に対して贅沢になりすぎました。
食べたいものがあったって、旬まで待ちましょうよねえ。
ハウスで作った季節外れの野菜は、見た目は同じでも中身は違います。無駄に高いし。
旬のものなら、栄養豊富な上に安い!そう、こういう安さなら追求すべきですよね。

遺伝子組み換えは、やっちゃいかん領域に踏み込んだと私は思っています。
飢餓問題、食糧難、分かりますが、違う解決法で頑張るべきでした。何も起こらないはずがありません。我々の世代で何もなくとも、数世代先で、必ずひずみが出ると、私は確信しています。人間のすることに「絶対」はあり得ないんです。
科学で予測のつかないことはたくさんあるのですから。

>米作は水田なので土が痩せにくく、日本はまだうまく大地を使ってる
なあるほど!
水田は土が痩せにくいのですか。知りませんでした。確かに、刈り取り後にレンゲとか植えて、春に鋤き込んで、土を養生してやってから田植えになりますものね。他にもいろいろ「水田の秘密」がありそうですしね。身近なのに、あまり知らないなあ、水田。

日本の哲学は、少ないのですか。確かに、小学校の頃に、道徳(哲学とちょっと違うか?)はやるけど、中学の頃はなかったような。もしくはあっても、他の教科に当てられていたのかな?
高校時代は哲学ありますよね。先生によって、内容が全然違うんですよね。
友人が「今日、”飛んでいる矢は止まっている”ての習ったよ」と言っている時、私は般若心経を暗記させられていました。

なんか、こういう話していると、どんどん話が広がってしまいますよね。たぶん、顔を合わせて喋っていたら、あっという間に時間が経つのでしょう。

まりこ さんのコメント...

ハニフラさーん、「ミーシャ」見ましたよ~♪
ママ・リタのまっすぐな愛情深さや、ミーシャを見るおじいさんのこれまたまっすぐな優しい目に涙しました。

そうそう、ホワイトシェパードを飼っているドッグカフェのマスターに「ミーシャ」の事を教えたらすごく喜んで、その日のうちにレンタルショップに走ったそうです♪

しかもマスター、グローネン大好きで本当はグローネンが飼いたかったんだとか。
(でもグローネンに看板犬をさせるのは酷だし、お客さんも真っ黒のでかい犬がいたら怖がるかも・・と泣く泣く諦めたんだそうな。
まぁホワイトシェパードも看板犬向きかと言われるとそうでもないけど・苦笑)

しかし、レンタル用のDVDって、HPで見た雰囲気と全然違うんでびっくりしました。
まず題名が「狼少女ミーシャ 虐殺の3000マイル」となっていて、パパ・イタのような黄色い眼をしたぼろぼろのミーシャの顔のドアップ。
ホラー映画かと思いましたよ。。。

DVD借りようと思っている方、お気を付け下さいませ。


水田の話が出たので、ちょっとこぼれ話。
ていうか、ワタシが最近気になってる事なんですが。

うちの地域では下水道完備されていない場所の方が多く、その中でも7割の家庭が単独浄化槽しか付けていないので生活排水が側溝に垂れ流し状態です。

田植え時期はため池から水を引いて田んぼに水を張るのですが、生活排水を流している同じ側溝を通って田んぼに水が入ってる所が結構あるようです。

って事は、生活排水がそのまま田んぼに流れ込み、その水を吸ってお米が出来ているワケです。
考えると恐ろしいですよね。

ハニフラさんがおっしゃるように、今すぐじゃなくても数世代先で必ずしっぺ返しを食らうような気がしてなりません。

ハニフラ さんのコメント...

ああっ、まりこさんも、ミーシャご覧になりましたか!
あのおじいさん、良かったですよね。あのおじいさんがいたから、救いが残されたと思います。
そして、ママ・リタ。あー、思い出してしまった。
まりこさん、後をひきませんでしたか。

>ホワイトシェパードを飼っているドッグカフェ
あ、時々まりこさんのブログに登場するドッグカフェですね♪
ホワイトシェパードは、最近急に取り上げられることが多くなって、雑誌の表紙やTVなんかで見かけるようになりましたが、まだまだ珍しいですものね。映画に出ているとなると、観ずにはいられないはず^^

マスターはグローネンが本当は飼いたかったのですか。
でも、グローネンに看板犬をさせるのは酷、って、よくグローネンのことを調べられ、自分の都合ではなく、犬のことを思って決められる方なんですね。素敵な方です。
実際、グローネンに看板犬は、(表面上はうまくやっているとしても)向いていないと思います。
あ、お客さんが怖がるのも確かにそうかも(汗)

色は正反対なのに、グローネンが好きな方って、ホワイトシェパードにも惹かれるみたいです。
私の友人にもいますよ。飼ってるのはフラットなんですが。
行ってみたいです、そのドッグカフェ。もちろんまりこさんに連れて行っていただいて(オイ)。

たしか、原作のタイトルが「ミーシャ 虐殺の3000マイル」だったような気がします。
それにしても、レンタルDVD、「狼少女」って・・・


水田こぼれ話、こわい話ですよね。
その田んぼを作っておられる農家の方は、当然ご自分では食べないですものね、そのお米。
(全然気にしなくて、自分でも食べてたりして)
大阪でも、大渋滞の国道沿いに結構田んぼがありますが、とうてい食べられるものではないはずです。
おそらく、「複数原料米」として売られているものが多いのではないでしょうか。
一度食べたことがありますが、臭くて食べられたものではありませんでした。

その一方で、情熱を持って、本当に安全でよいお米を作ってくれてる生産者もいるのですから、そういう人たちから、どんどんお米を買えればいいのですが、それだけではなくて、生活排水が田んぼに流れ込むような現状を、改めることがまず基本のはず。なぜそれが進まないのでしょうねえ。米を主食とする国なのに・・・

まりこ さんのコメント...

いきましょうよ、ドッグカフェ♪

ハニフラさんが高知へ来られた際、お時間のある時に声をかけてくれれば嬉しいです~。

えーと、淡路島通って来られてるんですよね?
徳島道を通る藍住-川之江間と、高松道の板野-川之江間は、時間にして15分くらいしか差がないし~。
我が家は高松檀紙インターから10分もかからないし~。

うふふ、お待ちしておりますっ。

ハニフラ さんのコメント...

ぎゃーっ、まりこさん、10日間ちかくもお返事してなくて、ごめんなさい!!
き、気を取り直して、お返事です。

ドッグカフェ、ご一緒くださいますか!
うわーい、よろしくお願いします。

今は、実は瀬戸大橋の方から行ってるのです。明石大橋から淡路島通っていく方が少しだけ早いらしいのですが、地道を通るのが面倒臭くて。瀬戸大橋のルートだと、ぼーっと何にも考えずに走っても着くもんで^^;

でも、これを機会にそっちルートを開発してみますっ。
まだ、24時間以内に”大阪発ー四万十で用事をこなすー大阪へ帰る”をこなしているような強行スケジュールなのですが、そのうち余裕ができると思いますので、そうなったら、必ずご連絡いたしますね。
ふっふっふ、楽しみ〜♪

まりこ さんのコメント...

待ってましたとばかりにお返事して申し訳ありません(^_^;)

瀬戸大橋ルートなんですね。
それでも全然オッケーオッケー♪♪
我が家、坂出北インターから車で10分…いや15分位?ですよ。

途中、県外の方に人気のあるうどん屋さんもあるし(でも平日午前中だけしか開いてないの~)いつでもご連絡くださいませ。

黒さんをお一人お供に連れて頂ければ、ワタシもマスターも喜びます♪
(って、遊びに来るんじゃないですものね~)

ハニフラ さんのコメント...

まりこさん、今度は素早いお返事でございますよ、ふふふ。

おお、坂出北からそんなにお近くなのですね。
それはぜひピットインさせていただかねば。
そして、T&D(&C)にもお会いせねば。

黒をお供に連れて行けるのは、まだけっこう先だと思います〜^^;
敷地にフェンスがないもので。
でも、いずれ必ず連れてまいりますので、まずはヒトだけで御挨拶をば。

こないだ行ってきたばかりなので、まだ予定は未定ですが、その時はまたよろしくお願いしまつm(_)m