9/18/2009

一緒に歩こう

今日は、一年ぶりにパンクの憂き目に遭ったことをアップするつもりでしたが、またしても急遽変更。

いつもお邪魔しているあがさんが書かれていた記事に触発されました。


あがさんは、アメリカはロサンゼルスで、ドッグシェルターからお迎えしたニコちゃんとニヤちゃん(ふたりあわせてSMILES)というキュートな姉妹と、素敵なオット様と、毎日を大切に、かつ楽しく過ごしておられます。

          ニコちゃんです

          ニヤちゃんです

毎日更新されてるブログは、内容がちっとも薄くならず、私にとってのBest of Cool Siteのひとつです。
そして、私にとある尊敬するリーダー(近々書きます。いやマジで!)を教えて下さった方でもあります。

そのあがさんのブログ『SMILES@LA』のこの日の記事を、まずご一読下さいませ。

           読んだ?





このお話を読んだら、書かずにはいられない。

実は私は何年か前、毎日毎日ネガティブな気持ちに満ちて過ごしていた時期があった。


ガディが10歳を過ぎてから、来年の今頃は一緒にいられるのだろうかと、そんなことばかり。
ガディが確実に年を取っていくことが悲しくて悲しくて、怖くて、特に夜に散歩に行った時などは、誰もいないのをいいことに、ずっと泣きながら歩くこともよくあった。

しかし、ある時からそんな気持ちががらりと変わったのである。




それは、ある晩の散歩の時。
いつもの公園で、いつもの溝を勢いよく跳び越えたはずのガディが転び、一声「キャン!」と鳴いたのである。

溝の50cmほど手前に、溝とほとんど同じ角度、同じ幅で、街灯に照らされた木の陰が長く伸びており、それを溝と勘違いしたガディは張り切って助走して勢いよく跳び越え・・・たつもりが、本物の溝がそのちょっと先にあったので、後足が落ちてしまったのだ。

これがその溝 ↓
        昼ナラ余裕ヨ ホイ!

ただでさえ悲観的な気持ちに満ちて歩いていた私はもう胸が張り裂けそうになり、駆け寄ってガディを抱きしめ、おいおい声をあげて泣いてしまった。


ところが。

泣きながらふとガディを見ると、爺さん、ワシは早く向こうの茂みをチェックしに行きたい んじゃと、抱きついてる私のことがえらく迷惑そうではないか。
はるか向こうをキリリと見据えて、眼はキラキラ、体 は前傾で、やる気満々である。


跳び越え損ねたことなど何ら意に介さず、 気持ちは一直線に前を向いているのだ。


その横顔を見ているうち、突然背中から重しがふっと落ちたような気がした。
急に心が軽くなり、前向きになったのである。


ガディは、自分が年を取っただの病気がどうだの、何も気にしていない。
今しているこの散歩を、心から楽しんでいる。

私はどうだ?
意味もなくめそめそして暗い気持ちで、ガディにマイナスのエネルギーを及ぼしているんじゃないか?
(当時はまだシーザー・ミラン氏のエネルギー理論は知らなかったが、エネルギーという考えは昔から持っていた)
これでは、ガディは病気でなくても私のせいで病気になってしまう。
何をやってんだ、私。















私は立ち上がって膝を払い、涙を拭いた。
そして、自然に右手で握り拳をつくった。
小走りに先へ行くガディのお尻を見ながら、心で話しかけた。
「神様から与えられた命いっぱい、元気で生きろ、ガ
 ディ。
 私がそれをしっかり見守ってやる。何も心配せんで
 いい。あんたを神様の元へ無事見送るまでは、私は
 絶対に死なん。
 あんたのペースで年を取っていこう。私がずっと並ん
 で歩くから。
 毎日幸せだね、私たち。」

母親の気持ちではなく、父親の、親分の(?)気持ちだったのを覚えている。
だだっぴろい公園を独りでとことこ走るガディの上に、でっかい私が傘のように覆い被さってるようなイメージが浮かんでいた。



以来、一時期のような悲観的な気持ちはまったく私の心には浮かばない。
ガディの犬生の、どの一瞬ともしっかり向き合う覚悟はできた。つもりである。たぶん。





あと4ヶ月で、ガディは15歳。
昔は、カウントダウンばかりしていた。

今は違う。
「何歳まで生きた」とかいうのは後になってみれば手元に残る結果であって、目標ではない。少なくとも私と私の犬たちにとっては。


我らの目標は、
 『毎日を最高に幸せに生きる』
これである。






シーザーさんの「今を生きる」という考え方を知ったとき、この時自分がもがきつつたどり着いた思いと図らずも同じであったことは、少なからず自信になった。

22 件のコメント:

ウズラ さんのコメント...

あがさんのブログにコメントしようか迷ったけれど、きっとあがさんはこちらもご覧になるだろうと勝手に思い、こちらに書くことにしました。
おお、ガディさん、そんなお年になるのですな。まったく歳を感じさせないオーラがあるよね。公園で馬のようにキリリとしたお姿を拝見した時は感動したものです。
我が家のフェイスは今年の年末で8歳になります。でも彼もなかなか若々しいです。
私の所へ来たのは4歳半の時。
今も現在進行形でまだまだ変化を続けています。
最近は夫jick氏に毎朝足を洗ってもらった後、四肢を拭いてもらえるまでになっています?!
チューもするし、オモチャを持って来いをするようにもなっています。
全く想像できなかったことばかりです。

夫jick氏の先代相棒ジックはハスキー。
13歳で亡くなり、その一週間後にアイスが生まれていました。
夫jick氏は完全なペットロスとなっていて、2ヵ月後、悲しんでばかりいてもなあとネットで「ニセコ」で検索したら、私のブログを見つけ、「ニセコで犬(アイス)を飼い始めたのだな」と見ていたら、間もなく4歳半のフェイスがやって来た記事を見つけ、フェイスのことがとても気になっていたようです。
フェイスにジックの面影を見ていたようで、結果的にはフェイスがキューピットとなって我らはみんなで家族となりました。
夫はフェイスの手の感触がジックとそっくりだと言います。
私達が付き合い始めた時、そのことをまだ知らなかった夫の母の夢にジックが出てきたそうです。「ジックどうしたんだろう?お花畑を大喜びして走り回ってた」とのこと。
フェイスは喋れないから、本当のところはわからないけど、どうもフェイスとジックで組んで働いてると思えることが多く、不思議です。
ジックは亡くなっても、肉体がなくなっただけで、実は未だに飼い主のために一所懸命生きてくれているような気がしています。

鳩山氏のアルフィーという愛犬も12歳で急逝したとのこと。総理大臣の指名をされて、夫人が帰宅したら亡くなっていたとのこと。(留守中に一人で亡くなっていたというのは悲しい)

犬達は皆、後から思うと、人もそうでしょうけど、絶妙なタイミングで逝くのだなと思います。

これからも犬も人も目をキラキラさせる瞬間を多く作って笑って暮らしたいと思います。

ハニフラ さんのコメント...

ウズラちゃん、コメントありがとう。

ガディ、いつの間にか年を重ねております。
9月に入って2週間ずっと山に連れて行きっぱなしだったんだけど、そのせいかここのところ足腰がしっかりしてきた感じ。
散歩でも、だいたいは歩きだったんだけど、ずっと小走りなの。

フェイスももう8歳になるの!?
月日の経つのは早いよね。
しかし、あのフェイスが足を拭いてもらえるようになるなんて。ゆっくりゆっくり、変わっているのですねえ。
だって、初めて会った翌夏、既に目つきが違ったもの。
でも逆に考えると、どれだけの深さのキズが心にあったのかなあとも思いますよね。
フィラリアも治ったし、幸せな生活に変わりましたね。

フェイスとジック君、犬種は違うけれど、jickさんやウズラちゃんの話を聞いていると、つながっているんだというのは強く感じますよ。
天国ではどの魂も自由で、行きたい時に行きたいところに行けるんだって。
ジックくんも、jickさんやウズラちゃんが必要なとき、そばにいてると思う。
そうそう、しっかりキューピッドを務めたものね。いやいや、天国にすんでるんだから、本当にキューピッドだわ!

鳩山氏の愛犬の話も新聞で読みました。
鳩山氏が四面楚歌の状況だったとき、いつも寄り添ってくれたのが愛犬だったと。
ファーストドッグではなく、最後まで「鳩山氏の愛犬」として亡くなったのですね。

犬は、私達に人生を考えさせてくれます。
本当に、一瞬一瞬を大事に暮らしたいです。

ルフュママ さんのコメント...

・・・・・・また大泣きです・・・・・・

この方ですね、シーザーミランさん。
もうね、これはアマゾンです。
ミーシャと一緒に、プレミア便で送ってもらいます。早く読みたい!

私も「今を生きる」の気持ちを大切に、日々感謝しながら生きていきたいな、と願ってます。そのことの大切さに気付かせてくれるのは、やはり愛犬の存在ですね。悶々としながら帰宅してしまっても、彼らと挨拶を交わした途端、ふと地に足がついて我に返ることができるのは、そういうパワーを感じるから?(んん?もしや、マイナスのパワーを吸ってもらってる???)

「一緒に過ごせてよかった」と笑顔で言えるように、日々を大切にしたいです。

ハニフラ さんのコメント...

ルフュママさん、そうなのです、こないだお話ししていたシーザーさんです。

シーザーさんの話を聞いていると、本村先生姉妹のセミナーと通じるものがあり、いちいち頷いてしまいます。
あのときの本村姉先生の、「癒されるためだけに犬に触っていませんか」という話がとても心に残っています。

でも本当に、彼らの顔を見ただけで、肩の力がふっと抜けますよね。
彼らも、帰宅した私達飼い主を見て、嬉しい!だけじゃなくほっとリラックスしてくれてるといいのですが。
そんな飼い主になりたいものです。

ところで、ミーシャは原作を買われたのですか?それともDVDでしょうか。
ミーシャ後はすぐルー君と散歩へ行くべし、ですよ。
散歩から帰ってミーシャだと、なかなか現実に帰れないでしょ〜^^;

Aya さんのコメント...

ご無沙汰しておりました(ウインドウズノートから書き込んでいます)。シーザー・ミラン氏の「さすらいのドッグトレーナー」はテレビ(衛星放送)でやっていたのを母が録画していたのを観ました。「あなたの犬は幸せですか」も夫に読むように薦められて読み、目からウロコでしたの(その割には信頼できるリーダーになれていない私・・・)。
私もこのところずっとネガティブな考えに囚われていたので、かつてのハニフラさんのお気持ちよくわかります。今日ハニフラさんとあがさんの記事を読むことができて本当に良かった!彼らが「今を生きている」ということを思い出させていただきました。(悶々の委細については近々私も書こうと思います)
ありがとうございます。
前向きなガディさんにもありがとう!

あが さんのコメント...

遅くなりました!
開いた瞬間に、ニコが笑っていたので「あれ?!」と驚いてしまいました。
うちの娘達を特別出演させて下さってありがとうございます。

ガディさんのお話、ジ〜ンと胸が熱くなりました。
そうなんですよね、どんなに本で読んだり他の人から言い聞かせられるよりも、実際に犬が体で表現して教えてくれることってスーッと心に入って来て、ずーっと残っていますよね。
クールなカディさんが時折見せるずっこけとか、お茶目な様子とかもたまらなく好きです。

ウズラさん、予想して頂いた通りやってまいりました(笑)
フェイス君とジック君のお話、「すごい・・・」と感動しました。
こういうお話を聞くと「DOGはGODが遣わせた人間への贈り物」という言葉は本当なんだと納得しますね。

ルフュママさん、Ayaさん、自分のブログでは何度も書いているのですが「あなたの犬は幸せですか」は翻訳の都合でか、読み物として楽しい部分が割愛されていて、ちょっと残念な感じなんです。
それでもシーザーさんのエッセンスは十分に感じ撮って頂けると思うんですけれどね。
シーザーさんはとても勉強家で、ご自身の情報も日々アップデートされているので2冊目3冊目の本はさらに興味深いんです。
本当に多くの人に知って頂きたいので、拙文ながら自分のブログではまたご紹介していきたいなと思っています。

すみません。シーザーさんのこととなると思わず熱くなってしまいました(笑)

ハニフラ さんのコメント...

Ayaさん、こちらこそご無沙汰しております!
Ayaさんのところ、ちょいちょいお邪魔していましたです。拙ブログ、まだ縦一行に表示されていますか?なんでなのか分からないんです。見づらいのに直せてなくてすみません。
・・・ウィンドウズからなら大丈夫なのですか。私Macなのに、どうなっているんでしょうね^^;

シーザーさんの衛星放送、確か夜遅くありませんでした?11時過ぎだったですよね。気づいたら終わってたんですよ、いつも。録画して下さってたなんて、素晴らしいお母様ですね。本も夫様から勧められるなんて。
我が家の犬情報の発信源は私のみで、みんなを無理やり引っ張ってる感じですので、とてもうらやましいです。

ネガティブな考えって、嵌り始めるとどんどん深みにいってしまうんですよね。
自分で、これではいけないと思っていてもどうしようもないのです。
それが、ちょっとしたきっかけでパーッと目の前の世界が変わることもあります。この時の私は、ガディに助けてもらいました。
Ayaさんのお気持ちが、またポジティブな方に180度くるりと回転しますように!

ハニフラ さんのコメント...

あがさん、お写真をお借りして、あらためて気づいたのですが、ニコちゃんニヤちゃんは華がありますね。あがさんのお写真の腕ももちろんですが。
SMILESに登場してもらったら、なんだか、拙ブログが生き生きと明るく、しかもお洒落な感じになりました。

あがさんの記事が皆に伝わる、皆の役に経つ内容なのに対して、私の話はきわめて個人的で、他の人が読んでも「だから?」て感じになりそうなのですが、それでも、あがさんの記事に心を揺さぶられて、どうしても語らずにいられませんでした。

>実際に犬が体で表現して教えてくれることってスーッと心に入って来て、ずーっと残っていますよね
そうなんです。
これが、犬の不思議な力ですよね。
シーザーさんも、「あなたの人生を変えるために来てくれた」と時々言っておられますが、実感です。

シーザーさんの、『あなたの犬は幸せですか』については、あがさんに「ちょっと残念」て教えて頂いたので(笑)、アマゾンで原本を買おうと予約したんですけど、1ヶ月経った頃、まだ入荷時期未定ですみません、やめたかったらやめてもいいよ、という内容のメールが先日アマゾンから来ました。
改訂版は少しページ数が多いみたいで、それのハードカバーを申し込んでるんですけどね。
やめずに、根気よく待ってみるつもりです。

シーザーさんのお話、いくらでも熱く語って下さいまし!大歓迎です^^#

あが さんのコメント...

Cesar's Way (1冊目の本)お送りしますよ。
アマゾンで待つよりも早いはずです。
私、この本今まで何人に差し上げたか覚えてないくらいです(笑)
シーザーさん、なんか下さい。

むつき さんのコメント...

ハニフラさんのカディさんに対する気持ち、痛い程分かります。私も以前の犬達、特に最初に我が犬として迎えたお兄ちゃん犬が10歳を過ぎた頃には、不安を覚えたりあせりを感じたりと、色々な想いが胸をよぎっていましたから。でも、そのお兄ちゃんも、お兄ちゃんを大好きだった妹犬も私の腕の中で一生を全うしてくれて、後悔はみじんもありません。
それでも、次の犬を迎えると決めるまで8年、決めてからまいろがくるまでに半年。長い年月の間、よく夢を見て、泣きながら目を覚ますことがありました。
今は大丈夫、ずっとずっと先のことですが、まいろが虹の橋を渡るときには優しいお兄ちゃんとおちゃめな妹がまいろを待っていてくれるはずですから。
私は、今まいろと楽しむことだけを考えてます。シルバーウィークも毎日、河原のグランドに行っては知りまくっています。さて、今日もこれから行ってきまーす。

ルフュママ さんのコメント...

前回のコメントのあとにアマゾンに頼んだ本が今日届く予定だったので、それからコメントを!と思っていたのですが。散歩で留守の間に配達があったようで・・・残念。
本を手にするのは明日午後になりました。
ので、先に書き込みします。

ハニフラさん、あがさん、1冊目の読み物として楽しい部分が割愛されてるのは残念なので、私も原作を発注しました。Family memeberと同時に届くことになりましたが、Cesar's Wayの方を先に読むつもりです^^!
とってもとっても楽しみです。

ハニフラ さんのコメント...

あがさん、えええええ、まままままじですか!?
有り難うございます。

古いバージョン?(ページ数が少ない)とか、短縮版はすぐ買えるんですが、けっこうしょうもないとこにこだわる私、せっかく買うならと、意地を張っておりました。
もう、信者としてはあがさんのご好意に甘えて、遠慮なくおねだりいたします。
郵送料だけでも馬鹿にならないのに、すみません。でも、嬉しいです!
シーザーさん、なんかあがさんにお礼を!!

ハニフラ さんのコメント...

むつきさん、長い辛い年月を過ごされたのですね。
愛する人、犬を見送って、やがて時間が傷を癒してくれて笑顔が出るようになり、楽しかった思い出だけが残った・・・
ように思えても、悲しみが完全に消えてなくなることはないんですよね。たぶん、また天国で会えるときまで、別れの悲しみは心の底に沈んだままだと思います。流れ去ってしまったわけではないので、心に渦がまくと、巻き上がってくるのです。
離別の悲しみを一度も経験しないうちは、そんなもの、絶対に避けたい(避けられないのだけど)と思っていましたが、経験していくうちに、ひとつひとつの悲しみを、大切に思えるようになりました。

それと、むつきさんの仰るように、向こうで待ってくれている者がいると思うと、送り出すことも、自分が逝くことも、以前のように嫌なことではなくなりました。自分に関しては、むしろ早く行きたいと思うこともあるくらい(笑)
むつきさんのお話を聞いていて、私も向こうで、むつきさんとこのお兄ちゃんと妹さんに会えるんだと、またひとつ楽しみが増えました。
うちの犬達はちょっとクセのある連中ばかりですが、私が行くまで、ご兄妹に遊んでもらえるかな?

変わり目の時って、一番不安を感じる頃ですね。
今は吹っ切れて、毎日幸せです。まいろちゃんがどれだけ幸せか、お写真を見たら誰だって感じると思います。こんな幸せな顔を犬はできるんだって、みんなに見せて回りたいくらい。
私も頑張って、幸せにしてやらねば。

ハニフラ さんのコメント...

ルフュママさん、早!
明日午後ですか。映画の後にまた楽しみが^^#
明日の映画は、ミーシャと違って、後引っ張りそうにはないですよね。とても楽しみです。

原作、すぐ届きますか?
Cesar's Way、いろいろバージョンがあるみたいで、私の頼んだものはぜんぜん入らないんですって(T T)
日本語訳版の、「あなたの犬は幸せですか」を最初に読みましたが、それでもとても楽しかったです。英語がすらすら読めるルフュママさんがうらやましい!そういえば私の周りって、Yuさんといい、英語が堪能な方ばかり。
シーザーさんのDVDを原語で分かるようになりたくて、今までの人生で一番英語に触れてる今日この頃です。

そうそう、ルフュママさんの予定通り、Cesar's Wayを一番に読むのがいいと思います!

ひより さんのコメント...

あれ?わたし間違えましたか。と一瞬。
ニコニヤちゃんのお出迎えでしたか!
かーわいいねえ。
このお話、ほんとに各人心に思いますよね、愛犬の老年を。。
わたしも覚悟ができてるつもりでも、5歳になる、と思うと、自分の歳より否定したい。
(ラブはまた、10歳ー12歳が寿命の子が多いのです、、、)

あがさん、、、ほんとにシーザーさん、それを知ったら『日本大使』とかに任命してくれますね。
いい情報はじゃんじゃん入ってきて欲しいですね。。
手始めにシーザーさん全巻全訳で!

Kyoko Alscher さんのコメント...

いつ出てくるか、と待っていました、ミラン氏のお話。(笑)
私自身、いまだ前向きになりきれないときがあります。全く修行が足りませんよね。
先代の犬のときもそう、いつかいなくなっちゃうんだと思うともうメソメソ涙が止まりませんでした。
たぶん私の性格では3日でも一緒に暮らすとダメなようです。
今でも主人がたまに職場へボダイを連れて行ったりすると、昼間どこを探してもボダイの姿がないわけでとても寂しい気持ちが沸いてきます。かといってどうせ家にいてもボダイは寝ているだけなんですけど、そこにいるのといないのではやはり違います。
置いてゆかれたような気持ち。
この気持ちを犬だって感じます。
分離不安があるのは実は私の方だったというわけ。(笑)
犬は飼い主がほんの数分出掛けても、帰ってきたときには必ず喜んで迎えてくれます。
ほんのちょっと離れていただけでもちゃんと再会を喜びで表してくれる、これは見習わなきゃと思う。(と、毎日の主人に対する態度を反省)
まさに「今を生きている」なと思います。

もっと日本でミラン氏の本のように理路整然と犬とは何かを心に訴えてくれる本が多く出て欲しいと思う。
今はまだ擬人化したお涙頂戴やトレーニング・テクばかりが受けているような気がしてね、もっともっと犬の本質を伝えてくれるものが主導を握ってもいいとおもうの。

Kyoko Alscher さんのコメント...

あ、書き忘れたことがひとつ。
鳩山さんのアルフィーくん、ネット上のニュースではどこもゴールデンレトリーバーってありましたけど写真はどうみてもアイリッシュセター...これって誰も指摘しないのかしら?

んなこと追記するなって?
すんずれいしやした。

ハニフラ さんのコメント...

ひよりさん、ちょっとイカした感じになってますでしょ?うちの黒っぽいのが出てるときとは、ブログの華やかさが違います。

>ラブはまた、10歳ー12歳が寿命の子が多い
でも、こないだ友人達と、「ラブは長命の子が多いよね」という話になりましたよ。
友人には、フラット飼いが多いのです。フラットは、本当に短命の子が多く、7歳だと元気な方で、5歳という子も珍しくはないそうです。

グローネンも平均寿命は12歳。
いいの、平均寿命を考えたって仕方がない。
神様からもらった命は、それより短いかもしれないし、長いかもしれない。
それは私達には分からないから、毎日を一生懸命積み重ねようと思います。

そうそう、日本大使あがさんに、シーザーさん全巻全訳、あとDVDも字幕をお願いしたいです!

ハニフラ さんのコメント...

Kyokoさん、いんや、まだこれからです、ミラン氏の話は(笑)
あがさんには及びませんが、私なりにがっつり語りたいことが、あるわあるわ(笑)

>私自身、いまだ前向きになりきれないときがあります
だって、一度は他の仕事に就いた後で、犬好きが高じて獣医になるなんて人、そうそういないですよ。
それだけ犬への、動物への思いが深いKyokoさんですから、いくら仕事がプロだって、気持ちが抑えられないことがあって当然です。
ボダイ君がご主人の職場へ行って不在なだけで寂しいのは私も実感です。
グローネンが不在という機会は、さすがにないのですが、愚弟がチワワ好きの友人と信州へハニフラを連れて行ってしまったとき、空っぽのサークルを見て胸が締め付けられましたです。

犬は気持ちをストレートに表しますものね。
嬉しいとき、腹が立ったとき。
遠回しに怒ったり、喜びを抑えてクールにふるまったりすることは、基本的にはない(全くないわけではなくて、そこがまた面白いところ)ですが、実はそれって、簡単なようでけっこう難しいことだと思います。
私もそうできたら、母との喧嘩の回数がもっと減るかな。(と反省してみる)

ミラン氏、一度はTVでやったし、なんとなく知っているという人がもっと多いかと思っていたのですが、意外と「全然知らない」んですよ。

>擬人化したお涙頂戴やトレーニング・テク
ミラン氏に対する批判を読んでいると、こういう観点からだけ彼の理論を捉えているものがとても多いのです。
反対意見というのは大事だし、進んで聴きたいと思いますが、残念ながらほとんどが批判するポイントというか方向性が的外れで、ディスカッションする以前の話で歯がゆいです。
皆、もっとリラックスして犬のこと考えようよと思うことがしばしばあります。

ん!?
そっか、ボダイ君、ご主人の職場へ一緒に行くんですね。
ああ〜、いいなあいいなあ。
でも、私の場合、犬のためを思うと、職場へはあんまり連れて行きたくないかも。

ハニフラ さんのコメント...

Kyokoさん、もういっちょ。
アルフィーくんの記事、実際には私は直接読んでないので、姿は知らないのですが、「なんかセッターみたいな感じ。猟犬やったよ」という母情報だけしか持っていませんでした。だから、名前も上のウズラさんのコメントで初めて知りました。
アイリッシュセッターですか。で、世の中はゴールデンと。
やるじゃないか、母情報・・・

世の中の大半の人には、犬種なんてたいした問題ではないのかもしれないですね。シュン。

Liou さんのコメント...

こんばんは。
以前お話になっていたミラン氏、ホースウィスパラーならぬドッグウィスパラーだったんですね。
犬も似たアプローチをされる方がおいでなんですね。
今度本を読んでみようと思います。

ガディ翁のお話、あるある!と思いました。
彼らは生きることに物凄くポジティブ。
ことあるごとに学ばせてもらってます(笑)
この間も映画を見た後でなにやら不安になって(単純)、「ママリタ・・・!」ならぬ「ちびちゃん・・・!」と抱きついていたのですが(ミーシャごっこ)、彼女はどこ吹く風でした。これは当たり前か。

ただ私の目には最期の瞬間まで生に執着しているように映ってしまうので、「死ぬ自由」が与えられていないことには以前Kyokoさんに指摘されるまで気づきませんでした。
そのときは「そうだな」と思っていたのですが、また今こういうお話を伺って目の前で懸命に生きる姿を見ると、いざそういう決断をしなければならない時に悩むでしょうね。

ところでフラット、5歳も珍しくないのですね・・・。
悲しさの中にも安堵を覚えます。
6歳で死んでしまった時、それまで不慮の事故以外秋田の12歳で最も短命の部類だったので、何故?とショックを受けたもので。
長寿の血統が増えるといいですね。

ハニフラ さんのコメント...

Liouさん、ミーシャ観に行かれたのですね。
引きずりませんでした?
私、人前では普通泣かない(たぶん、今までの人生で2回だけだったと思う)のですが、あれはどうにもしようがありませんでした。
ママ・リタならぬ「ちびちゃん・・・!」て、微笑ましいですけど^^;、でもそう声をかけて抱き締めたくなるお気持ち、よーく分かります。
いつも犬に、生きるってどういう事?何が大事なの?と、考えさせられるし、教えられます。

死ぬ自由が与えられた私達人間は、とても特殊な存在だと思います。
「特別」なのではなく、単に「特殊」なだけ。
死ぬ自由を、扱いかねていますもの。
でもそれは、別に人間が愚かだからではなく、「死ぬ自由」自体、人間に荷が重すぎるだけなんですよね。
きっと、未来永劫、扱いかねて悩み続けるでしょう。そうでなくちゃ。
だから、愛する犬に対しても、悩んで当然だと思います。

フラット飼いの皆さんは、だからとても気をつけていらっしゃいますね。
一緒にいた長さじゃない、と言いながら、できるだけ長く一緒にいたいと思うのが当たり前ですよ・・・

そうそう、シーザーさん、ぜひ本を読んでみて下さい。
賛否両論あるようですが、Liouさんはきっと、違和感なく受け入れられる気がします。
もしそうなりましたら、また熱く語りましょう♪