5/11/2009

ハニーの災難II




先月、ハニーが笑った。
半年ぶりの笑顔だった。



事件は昨年の10月19日に起こった。

その日、我らはガディ、ソフィ、ホープと、ハニー&フラを連れて、信州にやってきた。
(愚弟と残りのメンバーはお留守番)

紅葉が鮮やかで、地べたにはそこここにキノコが登場していて、


林のカラフルな背景に、犬たちの姿も映え、


別荘の鍵を自宅に忘れてくるという人間の失態を除けば、最高に快適な一日を過ごした。


夕方からはお得意の焚き火台を設置。
イモや肉など焼きつつ、デッキでワインをちびりちびり飲んで夕刻を過ごした。


完全に日が落ちてからは、母は暖炉に火を熾すため部屋に入り、私も出たり入ったり。






20時過ぎだろうか、私も用事を片付けるため部屋に入り、気がつくとあっという間に20分ほど経っていた。

何か声が聞こえたわけではないが、虫の知らせというのか、ふと気になってデッキを覗いた私が見たのは、仰向けにひっくり返って、力なく泣き声を上げるハニーの姿だった。


驚いてハニーのもとに駆け寄ると、あたりは血だらけ。
ハニーは泣き叫んではいるのだが、弱々しいかぼそい声しか出ない。

いったいどのくらいこの状態だったのか、全く分からないが、首は右方向にきつく曲がったままだし、後脚は突っ張って右と左がクロスした状態で緩まない。

傷を調べると、何ということか、よりによって頭だった。
頭頂部から出血がひどい。ともかく止血せねばならないから、そこをタオルで押さえようとした時、初めて大きな声でギャーッと叫んだ。


ちょうど、犬用の肉に小さなアイスノンがついていた。いつもはB5サイズの大きなものしかないのに、今回に限って、手の平サイズの小さなものだ。

血だらけの頭を調べ、手早く傷の部位、大きさを確認すると、あの小さな頭に約3cmもの挫創があった。幸い、骨は露出していない。
ともかく出血を止めねばならない。傷を塞ぐ形で、アイスノンを押し当ててしばらくすると、ハニーの叫び声がやんだ。



だが、舌は乾燥して口からはみ出ているし、足はまだピンと突っ張ったまま。
ヒンヒンヒン・・・と小さな泣き声だけを繰り返す。鳴き声じゃなく、泣き声。
血は外だけではなく、皮下にもまわっており、マズルもストップもふくれてしまって顔の相が変わっている。


処置をしながら、頭の中はキリキリ舞いで考えた。

山を下りて、深夜診療の獣医を探すか?
ーいや、この田舎で、そんなところがあるかどうかは怪しいものだ。
それに、人間と違って、犬では外傷性頭蓋内出血で脳の緊急手術なんてできやしない。しかも、チワワだ。今もし、頭蓋内に出血しているなら、獣医に駆け込んだって、どのみちハニーが助かる見込みはない・・・

          ソンナノイヤダ


それならば、ここで最大限できることをする方が、まだ勝算がある。


今私がすべきことは?

クーリングは絶対必須だ。
出血を止めるためにももちろんだが、同時に脳温を下げることもできるから、脳保護になる。

それから、大量出血により体温が下がる。暖めなきゃ。体をタオルでくるんで抱いたまま、暖炉の前に移動。
体は暖めるけれど、頭は冷やす。

出血多量で血圧が下がり、心臓が止まらないか。片手でアイスノンを押し当てながら、片手の指は常に動脈に触れ、脈圧と心拍数を確かめる。


あとは、祈る。


自分の手の震えが、少しずつ止まってきた。




どのくらいそうしていたかまったく覚えていないが、ハニーがいつの間にか泣き止み、ときどき目の玉を動かしてあたりを見るようになった。
足の力も抜けている。
最悪の事態は免れるかもしれない。

現場検証をしなくちゃ・・・


ハニーの体が冷えないように上着をかけ、アイスノンによる頭部の圧迫止血+クーリングは続けながらデッキに出てみる。
改めて、出血量の多さに驚く。

         コ、コンナニー!?


最初、私は他の犬の誰かがやったのか(フラは除く)と思った。
しかし、暖炉の前でハニーの手当をしながら、どうも違和感があった。ハニーが倒れていた現場には、犬同士で何かあった時に漂う緊張感が、まったくなかったからだ。


血痕は3ヵ所ほどあった。
ひとつひとつ調べていくうち、床に落ちているのにそれまで見逃していたものに気づいた。
火ばさみだ。

持ち手の部分が木になっており、普通の火ばさみよりは多少重い。

      左のすみに写っているのがそれ
             ↓
           <拡大>

炭をはさむのに使っていたのだが、地面におくと犬たちがケガをしそうだし、テーブルの上に置くと、落ちた時に危ないので、いつもは必ず椅子の上に置いていた。
椅子なら低いので、万が一落ちても大したことはない。


だが、思い出した。
さっき室内に入る時、何かで急いでいて、つい、私はテーブルの上に置いてしまったのだ。
もちろん、端っこに置くようなことはしていない。
けれどデッキのテーブルは、犬たちが物見台にしている。
ガディは若い頃から絶対上ろうとしないし、当時はまだホープもそうしょっちゅうは上がらなかったから、主にソフィだ。
彼女が上がったり降りたりしているうちに、火ばさみを蹴っ飛ばしてしまい、落ちたのだろう。
そして、そして、不幸なことに、ちょうど真下にハニーがいた・・・

それで、すべてつじつまが合った。
犬たちは誰も悪くなかった。良かった。
悪いのは私だった。ごめんよ、ハニー。

どうか、助かっておくれ。元気になっておくれ。
お姉ちゃん(←私のことです。苦情は受け付けません。)の命、全部をあげるわけにはいかないけれど(他の犬の犬生も守らなきゃならないから)、必要なだけハニーにあげるから。
どれだけ謝っても、足りないのだけど。




夜中頃、ちょうどあった縦長の段ボールにタオルを敷き、そこにハニーを下ろしてみると、自分で丸くなって眠った。
フラは、ひとりでケージで眠った。彼女にとって、生まれて初めてのことだった。





なにより恐ろしいのは、翌朝、ハニーの様子を確認するまでだ。
子どもの頃、朝になって、冷たくなったネズミやキリギリス、スズメのヒナを発見した経験が、トラウマになっている。

口から心臓が飛び出るんじゃないかというくらいドキドキしながら、段ボールを覆うタオルを外して覗いた。
箱の底から、ハニーがこちらを見上げているのを確認した時、どれだけ嬉しかったことか。

昨日よりは状態は良さそうだ。
本当は昨日飲ませたかった(出血のせいで循環血液量が減っているので)水を急いで入れてやる。
ぴちゃぴちゃと飲んでくれて、また喜ぶ私たち。


だが、首は右へ向いたまま。
足もふらふらして、ちゃんと立てない。これは当然だ、ひどい貧血のはずだし、血圧も低いだろうし。

これはまだまだ、油断できないと思った。
だんだん弱る可能性だって十分ある。

第一、帰りの長距離ドライブに耐えられるだろうか・・・


親孝行なハニー。
私の心配をよそに、彼は逞しい生命力で、どんどん元気になってきた。
夜には、ペースト状にした生肉を30g、すごい勢いで平らげてくれたのだ。

翌朝は、通常量(60g)の肉を食べるようになり、さらに晩にはいつもどおりの食餌に戻った。
最終日には、ケージの外へ出してやると、私のもとへ走ってくる!


すこぶる順調に回復しているようにみえるハニーだったが、どうも目が見えていないようだった。
それから、すぐに首が右へ曲がってしまうため、ぐるぐると大きな右回りの円を描く。






自宅に帰って、以前との差がますますはっきりした。

目が見えていないから、ケージから出して別の部屋に置くと、腰が抜けてぶるぶる震え、一歩も動けない。
大きな声で何度も名前を呼ぶと、必死に方向を探し、こけつまろびつ駆け寄ってくる。

少し元気になってからも、フラがソファの下にもぐると、三次元的な感覚を失っているのか、全く見つけられない。


ソファの上など、そんな世界はハニーの頭の中から完全に消え去っているようだった。

八双飛びのごとく、ソファからソファへと飛び歩き、狭い背もたれの上を渡って私をハラハラさせたハニーだったのに。

前回信州に行った時には、ひとりで30分ほど探検に出かけてしまい、私たちをドキドキさせた冒険家ハニーだったのに。

         冒険より帰還直後


性格も変わっていた。

「冒険家ハニー」の他に、「陽気なハニー」というのも彼の通り名(?)だったのに、いつも不機嫌で怒りっぽく、フラがいくら遊びに誘っても、まったく応じる気配はなかった。時にはフラの耳に咬みついて、ケシ粒ほどの血がにじんでいることがあった。

常に頭痛がしているのかもしれない、と母と話していた。





ネットで調べるうち、ハニーの症状が『外傷性水頭症』とぴったり合うことが分かった。
何もかもがそのとおりだった。

そして、「進行性で治らない」と書かれていた。



ヒトの場合、水頭症の原因はいくつかパターンがあるけれど、よく見られるのは、血液などが、髄液を吸収するところに詰まってしまい、髄液の吸収がうまくいかなくなるというもの(排水孔の目詰まりみたいなもの)。
髄液は、新しくどんどん作られているので、古いのが吸収されないと、たまりすぎてしまう。

ややこしい理屈は割愛するけれど、そのしくみからいろいろ考えて、しばらくゲルマニウムを飲ませることにした。

獣医に連れて行こうか迷ったが、薬もほとんど効かないし、手術をしてもあまり効果はないと書かれているのが本当ならば、連れて行っても仕方がないだろう。

           11月初旬。

       キズはカサブタになっている


これまでのいろんなことで、人間に対する治療の感覚で犬の治療を考えるのは間違いだと思い知った。
飛躍的に進歩しているとは言え、犬猫の治療はまだまだ、なんにもできないレベルなのだ、人間と比べれば。

なまじっか自分が人間の治療に携わっているばかりに、つい同じ感覚で考えてしまい、犬に対しては、まだそんなこともできないんだと、もどかしさ、歯がゆさを感じる。

犬も猫も、その他の動物も、飼い主にとっては人間の家族と変わらない。
早く、人間と同じようなレベルの治療ができるようになってほしい。
人間だって、犬だって、命の重さは変わらない。
頑張って、獣医界!

           頼ンマス




ハニーが負傷してから、辛い日が続いていたが、あるとき、ハニーがソファの上を見上げるようになった。


目が合うようになった。
見え始めているのかも!?

やがて、少しずつ表情が出てき、立ち上がってソファの上を覗くことが増えた。
いつの間にか、右回りもしなくなっていた。


年が暮れようという頃にはソファに飛び上がろうとするようになり(もちろん失敗する)・・・ついに、ソファに飛び上がることに成功したのだ。
始めは失敗の方が多かったが、徐々に成功率が上がり、だいたいは自由に上がり下りできるようになった。

怒りっぽさも徐々に消え、フラと遊ぶ姿が見られるようになってきた。
明らかに回復の一途をたどっているのだ。

梅が散る頃には、ほとんど元のハニーに戻りつつあった。


だが、唯一、笑顔だけがどうしても見られなかった。

いつも笑っていたハニー。どうか、もういっぺん笑ってよ、と話しかけても、真面目な顔をして見つめ返すばかり。
動きははしゃいでいても、顔は笑っていなかった。






4月の13日ごろだったと思う。

何気なくケージのハニーを見下ろすと、唐突にハニーが笑っていた。
なんだ!?なんで笑ってるの、ハニー!
ハニー、ハニー、ハニー!!



抱き上げると、さっきよりもっと近く、すぐ目の前に、半年前まで毎日のように見ていた笑顔があった。
嬉しくて思わず抱きしめると、笑顔をやめて迷惑そうな顔をした。
笑い泣きである。


これでやっと、治った。ハニーが戻ってきた。






進行性のはずの水頭症が、なんで治ったのか分からない。
ハニーの生命力か、ゲルマニウムも少しは役に立ったか、そもそも水頭症ではなかったのか?

なんでもいいや、とにかくハニーが元に戻ってくれたのだから。


一日中、飽きることもなく遊び回って、ハニーもフラも幸せそうである。















もうひとつ。
ハニーの体には、ハッキリとした変化があった。


ケガの後、食べる量は前と同じなのに、触るとギョッとするほど痩せた。
あんなに豊かで長かった毛が、薄く、短く、なった。
涙やけがひどくなった。

回復するために、小さな体がどれだけ一生懸命頑張ったか、痛いほどよく分かった。

この1ヶ月ほどで、急に肉がついてきた。
毛量はまだ戻っていないし、涙やけもそのままだが、ようやく体がベースラインに戻りつつあるのだ。


笑顔を取り戻したハニーに、見事なコートとスッキリした目元が戻ってくるのも、もうすぐだろう。



(『ハニーの災難』はこちら。)

34 件のコメント:

あが さんのコメント...

シャンプーの記事の時に怪我のことを書かれていたので気になっていたのですが、10月の時点で何も書いていらっしゃらなかったのは理由があってのことだろうと思い何もコメントしませんでした。
ハニーちゃんの生命力、回復力には目を見はるばかりです。
ハニフラさんの冷静で適切な対処も、お医者様であることを差し引いても感嘆いたします。
とは言ってもその時の不安だったお気持ち、後悔されたお気持ち、痛い程にわかります。
よかった、本当によかったです。書かれることも辛かったとお察しいたしますが、シェアして下さってありがとうございます。
私も犬達の生活を、神経質になり過ぎず冷静に注意しようと肝に銘じることができました。
ハニーちゃん、ハニフラさんのおうちの子で本当によかったね。
ハニーちゃんはやっぱり笑顔でないとね!

ハニフラ さんのコメント...

わあ、あがさん、早速にありがとうございます。
私ヘタレなんですよ〜(最近こればっかり)。
本当に辛い話って、リアルタイムでなかなか書けないんです。
ハニーのことも、良いにしろ悪いにしろ(今回は幸い良い結果になってくれましたが)、ある程度先が見えてから、と思っていたのです。

今回、このタイミングで書いたのは、次に「チワワについて」書こうと思ったからなんです。
「雪のち晴れ」の記事でみなさんにチワワについてのコメントをいただいたのをきっかけに、近々書こうと思っていたら、KyokoさんがDog actuallyで書いて下さって、これはもう、タイミングは今だ、と。
・・・えーと、今だ、と思っているうちに日が経っております(汗)

チワワ話の前に、こういうことが起こるというのを、皆さんに知っておいて欲しくて。
どんなに気性が「立派に犬」とはいっても、体格によるハンデは歴然とあるのだというのを伝えたかったのです。
(こんなケガさせるのはうちだけかも知れませんが^^;)

ハニーが受傷した時の対処が冷静で適切だなんて、とんでもないです。
手も足も震えていましたよ。
ただ、頭はフル回転でした。パニックなんぞになっている余裕はありませんでした。
以前、愛犬がワニに食べられているのを発見したおじさんが、水に飛び込んでワニを撃退し、愛犬の命を救ったという記事を見たことがありますが、そのおじさんもきっと、頭も体も冴え渡りキレまくっていたのだと思います(笑)

>ハニーちゃん、ハニフラさんのおうちの子で本当によかったね。
あがさん、そう言って下さってありがとうございます。
ケガ当時、うちの子になって申し訳なかった、とハニーに言っておりましたので・・・
そんな風に言って下さると、救われます。

あが さんのコメント...

小さい犬の取り扱いは、やはりそれなりの気遣いが必要だなと私も思うことがあります。
ニヤなんてハニーちゃん達の2倍くらいの大きさがあるし、ニコは黒グロ軍団さん達から見ればチビッコなので体格差はハニフラ家に比べればたいしたことはないのですが、それでも「ああ、やっぱり小さいと気をつけないと」とヒヤリとすることも。
だから「こういうことも起こりうる」と書いて下さり、それを読むことで一種の疑似体験となり気持ちが引き締まる思いがしました。
それにしてもワニ撃退おじさんすごいっ!火事場の馬鹿力ってすごいですねえ。

あっそうそう!書き忘れてた。
犬達の一頭一頭の写真とプロフィールをつけられたんですね。
それぞれに「うんうん、なるほど」とキャラクターの際立った写真ばかりでとても素敵です。
特にガディさん!「重鎮」という呼び方が相応しいお写真です!

ハニフラ さんのコメント...

あがさん、ニコちゃんは隆々とした筋肉質の体ですから、小さくてもガッチリと固いのではないでしょうか。
一方ニヤちゃんは、キリッと筋肉質だけれど、すらりと細い足だし、ニコちゃんとはやはり体格差がありますよね。
あがさんが細やかに心配りをされてるからこそ、ふたりが心おきなくダンゴになって遊べるのだと思います。
「放ったらかし」と、「見守りつつ自由に遊ばせる」とは違いますものね。

ハニーの災難(その1?)の記事にも、トラックバックして下さってたのでした。有り難うございます。
我が家の経験をもとに、未然に防げる事故がひとつでもあればいいなと思います。
チワワ記事でも書くつもりですが、これって、ドッグランの管理にも絡む話ですよね。
Dog actuallyでその話が出ていた時にも、コメントしようかと長ーい文章を書いていたのですが、以前に虚しい思いをした経験があり、投稿しようか迷っているうちにrioさんが言いたいことは書いてくれたので、そのままにしてしまったんです。

そうそう、あれから確かめたら、ワニじゃなくってサメでした、ごめんなさい!
サメ撃退おじさん、です。ああ、最近記憶力の減退が著しくて・・・
マイアミヘラルドにも出ていたようですが、こちらなら今も読めます。

http://guanabee.com/2008/09/florida-man-punches-shark-to-save-his-terrier

プロフィール、要らんやろと思っていたのですが、7頭もいる犬、よその人からすれば、誰がどれやねん!てなるよなあと最近になって気づきまして^^;
ありがとうございます、ガディに伝えます。爺さん、喜ぶと思います。

ちず。 さんのコメント...

はじめまして。
以前から読ませて頂いていました。
今回の記事を読んで、ウチノコを抱きしめてしまいました。
(迷惑そうにしてましたが^^;)

ハニフラさんの中にいろいろな気持ちがあったと思いますが、書いて頂いてありがとうございました。
改めて、家の中の環境も見直そうと思います。
私もあがさんと同じく「ハニーちゃん、ハニフラさんのおうちの子で本当によかったね」って思いました。
「チワワについて」も楽しみに待ってます^^

ハニフラ さんのコメント...

ちず。さん、はじめまして!ようこそいらっしゃいませ。
ちんたら更新の拙ブログを読んで下さりありがとうございます。

ちず。さんのご愛犬も小型犬なのですね。チワワかしら?
体の小さな子は、やはりそれだけの配慮が必要になりますね。
頂いたコメントから、ちず。さんはきっと十分に気をつけていらっしゃる方だろう、と感じます^^
それでもほんとに思わぬところに落とし穴がありますし、いつも気をつけているのに、たった一度のうっかりで、ということもありますから(今回のハニーはまさにそれでした)、ハニーの話が、再チェックして頂くきっかけになれたのでしたら嬉しいです。

大型犬の存在感は体分大きいですが、小型犬だって小さな体で、どれだけ私達の心の大きな部分を占めているか・・・
どの子もみんな、元気で長生きして欲しいです。

ハニー、うちの子で良かったって思ってくれてるでしょうか。
ちず。さんにもそう言って頂いて、心がほぐれる気がします。

チワワ話、次回ですので、どうぞお楽しみに♪
私はこう思う、というご意見などもありましたら、どうぞコメント欄にどんどん書き込んで下さいね。
(と言いつつ、更新がいつになるやら・・・)

ルフュママ さんのコメント...

ハニーちゃんの災難パート1も読ませていただきました。パート1を読んで、むくむくパワーが出てきました。ハニーちゃん、芯が強い子なんですね^^!ハニフラさんの適切なケアとハニーちゃんの強さとが合わさって、この回復を遂げられたんだわ・・・って強く感じました。

それだけのケガをした小さなハニーちゃんを前に、ハニフラさん、よくぞそこまで・・・。冷静でいることがどれだけ難しいことだったでしょうか。けいれんを起こした先住犬トトを前に、ただオロオロしていた自分を思い出します・・・^^;。

色んな困難を乗り越えて、ハニーちゃん笑顔を見せてくれて本当によかった。ハニフラさんもようやく本当の笑顔に戻られたのではないですか。
ほんとによかったですね!

プロフィール、あがさんも書かれてますが、それぞれの個性が際立った写真ですね。素敵です!実際に会ったホープくん。そのものですもん^^♪

aya さんのコメント...

そんな大変なことがあったのですね…。さぞや辛い日々を過ごされたことでしょう。先の見通しの立たない中でただ待つしかない辛さ、よくわかります(自分の経験から)。
でも、回復して本当によかったです!

「触るとギョッとするほど痩せて、豊かで長かった毛が、薄く短くなって…」のところで、耐えきれずにウッときてしまいました。ハニー君は小さな体でダメージに耐えながら必死に回復に努めていたんですね。受傷直後の適切な処置もさることながら、普段の食餌(いぬめし)や暮らしの中で、ハニー君が健やかにはぐくまれ生命力が充溢していた、ということもあると思うんです。
やっぱりハニフラさんちの子でよかったね!

rio さんのコメント...

本当に元気になってなによりです。
多くの方がおっしゃっているように、何気ない一つ一つの行動の選択がハニーくんの生存をたぐりよせたのではないでしょうか?

それとともに、犬の生命力の強さにも感嘆します。
完全に(犬)社会復帰してるし、性格変化もないなんて!

素人目には奇跡に思えます。・・・・治るんだ、あの状態から・・・!!

チワワだけにネオテニーだけど、中身の回復具合も子供みたいに柔軟ですね。
けっこうお年(失礼)なのになあ。



ところでゲルマニウム、脳外におけるコンセンサスはどのようなものなのでしょうか?臨床的にやはり重要視されているのでしょうか?

末梢神経障害や腎障害(無機だから?)のイメージが強いんですが。

人間と犬とは違う生き物ですが、できるだけの医療を施したいと願うのは家庭犬なら当然でしょうし、また人間の医療水準を目の当たりにしているとどうしても歯がゆい気持ちになってしまいますよね。
現実的には人の医療には多くの血税やらなにやらが投入されていて、感情のみでどうこういえないのですけど。

しかし、何度も言いますが本当に良かったです。

手の施しようがないんじゃ・・・!と思った瞬間の暗転した感覚ほど嫌なものはありません。

我が家の犬も抱き上げた瞬間脚がぶらんぶらんで、尚且つ内臓破裂の恐れもあり、肝を冷やしたことを思い出します。



最後に、頭寒足熱とはよく言ったものだなーと、ふと思いました。

むつき さんのコメント...

一度目は涙がにじんでよく読めず、二度目は胸がドキドキして内容が頭に入ってこなくて、三度呼んでやっと、なにが起こったか理解できました。
ほんとうにほんとうに良かったです。犬は痛みにも強いし、回復力も早いと感じたことはありますが、でもまだまだ人間と同じような専門的な治療は受けられないこと、24時間診てくれるERのような施設がないことに、いつも悲しい思いをしています。
でも、ハニフラさんはもしかしたら人生最悪といえるくらいの出来事に遭遇したにもかかわらず、冷静で的確な処理をなさって、経過を観察されたこと、すばらしいと思います。
犬らしい着せ替え人形とは違う、ちゃんとしたチワワとはいえ、体が小さいというのは思わぬ事故に合ったりする可能性も高いということなんだ、と勉強になりました。
「チワワ」多分、我が家の次のコになるだろうこの犬種のこと、これからも色々と教えて下さいね。

ハニフラ さんのコメント...

ルフュママさん、ハニーは本当に生命力の強い子なんだと思います。
ちょこちょこケガもするし、体が準備できてるのかな。細胞活性がものすごく高くなってたりして(笑)

先代チワワのムギが原因不明で急変した時は、私にもどうしようもなくて、そうすると全然だめなんですよ。
病院へ行くにも、自分では運転できなくて、母に運転してもらいました。
今回は、ケガという原因がはっきりしていたこと、自分がしっかりしなければ誰もハニーを助けられないと思ったこと、で頭の中をクリアに保てたのだと思います。
でも、全然冷静ではありませんでしたけど^^;

うん、そうなんです。
やっと私も心の底から笑えたと思います。
ハニーの笑顔はもちろん、ケガした当初は、以前のような快活なハニーには二度と会えないんだと、悲しい覚悟をしましたから。

プロフィール、そう言っていただけて嬉しいです。
なぜって、写真選びに苦労したから・・・
やつら、アクションの激しい写真はたくさんあれど、まともなポートレイトってろくにないんですから。
あ、それって私の責任ですね^^;
ホープは山歩きの頃からすると、だいぶん大きくなりました。
また遊んでやって下さいまし。

ハニフラ さんのコメント...

Ayaさん、「先の見通しの立たない中でただ待つしかない辛さ」・・・まさにその通りなんです。
今となっては、ハニーが回復するという結果が分かっていますが、その時は最悪の事態を考えますから。

>普段の食餌(いぬめし)や暮らしの中で、ハニー君が健やかにはぐくまれ生命力が充溢していた
実は、私も内心、もしかしてそれもあるかなあ、と、そーっと思っていたのです。
「病気をしない状態でいる」というのと、「心身共に十分に健やかでエネルギーに満ちている」というのとは違うと認識して犬達を育ててきました。
もちろん、こんな大怪我をするなんて想定外ですが、それでも万が一の時に違ってくるのかも知れません。
自分の犬にケガさせておきながら、何とおこがましいことを言ってるんだと我ながら呆れますが、回復過程のハニーの体の変化を見るにつけ、生命力のゆとりが明暗を分けたと思わずにはいられません。

>やっぱりハニフラさんちの子でよかったね
Ayaさんも・・・(涙)ありがとうございます!
でも、私の不注意で怪我をさせているんで、差し引きゼロかなあ。

まりこ さんのコメント...

自分のせいで飼い犬にひどいけがを負わせたと、悔やんだり申し訳なく思う気持ちも分かりますが、ハニーちゃんは絶対そんな事思ってませんからっ!

逆に、強い子に育ててくれたハニフラさんに感謝してるくらいでは?

飼い犬を守るのも飼い主の義務ですが、飼い主もスーパーマンじゃないですものね。
一緒に成長していくのが大切だなぁと思います。

ハニーちゃん、完全復帰 本当に良かった!
ハニーちゃんの生きる力と、ハニフラさん達の強い思いのおかげですね!
(私、強い強い思いがあれば、出来ない事は無いと信じてます。根拠はないけど(^_^;))

ハニフラさん、辛かったと思いますが、心の中をすべて見せてくれてありがとうございました。

ハニフラ さんのコメント...

rioさん、本当に、完全回復したなんて、奇跡です。

犬に高次脳機能という表現をして良いのか(個人的にはいいと思いますが)分かりませんが、まさに外傷後の高次脳機能障害の状態でした。人間ならば直後からリハビリをしても、普通は後遺症が残ります。
まして、犬の外傷性水頭症は進行性だと何を調べても書いてありましたから、それも合併していたとなると、ほとんど望みはないように思えます。

具体的に何がどうだったから治った、というのは分かりませんが、とにかく飼い主の眼から見ても完全に元通りになってくれました。

ほんと、rioさんに言われて始めて気づきましたが、子供の快復力に通じるものがありますね。
脳外科の分野でも、子供は奇跡としか思えないような回復を見せてくれることがあります。
救命センターにいた頃、何度も目の当たりにしました。

ゲルマニウムは我々が行う治療で使用することはほぼ皆無です。
コンセンサス以前の問題で、脳外科医達の頭にも浮かばないと思います。

私は、父のガン治療の過程で知りました。
代替医療は星の数ほどありますが、信頼できそうな手応えを感じたものだけをいくつかピックアップした中に、ゲルマニウムがあったのです。
一年ほど前から、ガディにも飲ませています。脇腹のぐりぐりに対してというのもありますが、関節炎のケがあるようなので、それにもいいかと思って。
私が使っているのは、無機ではなくて有機ゲルマニウムです。
無機ゲルマニウムは、ちょっと怖いですね。私には使いこなせないと思います。

有機ゲルマニウムの作用のひとつに、抗炎症作用があります。それから、脳機能改善に関わる作用もあるようです。
私は、この抗炎症作用に着目し、水頭症の改善に役立つのではないかと考えました。
(もし、さらに細かい理論をご希望の場合は仰って下さい、メールしますね。)
実際役立ったかどうかは、分かりません。良いようには働いたと思っています。

動物の治療より人間の治療により力が注がれるのは仕方がないことですね。
それに、確かに最近は、犬や猫に対する治療はめざましく進歩していると思います。
でも、まだ。
まだ、もっと頑張って欲しいです。
もちろん、人間の高度医療に匹敵するレベルをすべて求めているわけではありませんが。

スーちゃんも、その一件を乗り越えて、何事もなく元気になってくれて、本当に良かったです。
今やダンプでも跳ね返しそうに立派に大きく成長されましたものね^^

頭寒足熱、勉強の時だけじゃなくて、こういう応用もあったのね(笑)

ハニフラ さんのコメント...

むつきさん、それは・・・一粒で三度おいしい?^^#
いや、我が事のように読んで下さって有り難うございます。

今回ハニーのことを書くにあたり我ながら驚いたことに、半年も前のことなのに、先週のことのように細かく思い出せるのです。
強い感情の動きとともに経験したことは脳にしっかり定着してなかなか忘れないのですが、まさにその通りですね。

むつきさんが仰るとおり、犬は素晴らしい回復力を持っています。
もう一押し、人間が手助けできることが増えれば、「良かったね」と言える飼い主と愛犬がぐっと増えるでしょう。
だからこそ、獣医界に期待するのです。

我が家は獣医師の環境には恵まれていて、家から5分のところに、意欲的なかかりつけの獣医さんがいるうえ(開院時からの患者だし、この頭数なので完全に顔パス)、その獣医さんを含めた地域の若手獣医師が共同で作った夜間急病診療所が、車で10分のところにあります。
以前、ソフィが急病になった時、夜の11時くらいに飛び込み、明け方5時くらいまで、検査・治療を行い、分厚い診療情報提供書を作ってかかりつけの獣医さんへの申し送りをしてくれました。

でもこれは、恵まれた環境なのであって、どこでもそうはいかないのですよね。
人間もたらいまわしが問題になっている昨今、犬ではもっと難しいかも知れないですが、24時間対応のきちんとした施設が増えることを望みます。

あっ、もう次の子としてはチワワという犬種は確定なのですね!
「教える」なんてたいそうなことは、私にはとてもできませんが、飼っているから分かることは、できるだけお伝えしたいと思います。
むつきさんちのチワワって、とっても魅力的な犬になるのが見えてますね〜!^^

いぬキャラメル さんのコメント...

はじめまして。子供の頃の夢が「無人島で犬に囲まれて暮らす」だった私としては、ハニフラさんの犬犬軍団が羨ましく、いつも楽しく拝見しています。
今回のハニーちゃんの記事は、その怪我の痛々しさとハニフラさんのお気持ちを思うと私まで心臓が飛び出しそうになりながら読み終えました。
良かった!ハニーちゃんが元気になって!
皆さんが仰る通りにハニーちゃんの生命力とハニフラさんの適切な対応があってのことですが、きっと住み慣れたおうちで大好きな家族と一緒だから小さな体で頑張り続けられたのではないでしょうか?
痛いけれど辛いけれど安心、よく見えなかったり身体が動かないけれどまた皆と一緒に遊びたい、そんな風に感じられるハニフラさんのおうちの子であったことがハニーちゃんの幸運ですね。

ハニフラ さんのコメント...

まりこさん、そんな風に言って下さってありがとうございます。
ケガさせた時、ハニーに申し訳ないのはもちろん、ハニーの母犬・父犬にも、ブリーダーさんにも申し訳なくて。一生懸命産んで、育ててくれたのにと思うと、本当にしょんぼりだったのです。

ほんと、そうですよね、「飼い主も一緒に成長していくのが大切」、心にしみます。
犬達を守りながら、同時に犬達に教えられながら、生きていくってことですね。
そうやって、少しずつスーパーマンに近づいていくってことなんですね。最終的にスーパーマンにはなれないとしても。

強い思いがあれば出来ないことはない、ですか・・・
心強い言葉ですね。
私の尊敬する先輩も、同じことをよく言っていました。
願えば叶う、と。

私も、心を開いて書くことで、みなさんに力づけられました。こちらこそ、ありがとうございます!

ハニフラ さんのコメント...

いぬキャラメルさん、はじめまして!
あがさんのところで、時々お名前をお見かけしていました。それから、保護された犬探しのブログも。
ようこそいらっしゃいました!

ふふふ、無人島と違い、街中で犬犬軍団と暮らすのは、本当にエネルギーが要りますねえ。
でも、いぬキャラメルさんはご愛犬をずっと介護なさって看取られたのですよね。
本当に頭が下がります。

今から思い出しても、本当にひどい怪我でした。写真は一枚もありませんが。
11月初旬のハニーの写真は、ハニーがケガの後初めて湧き水を飲んでくれたので、嬉しくて久しぶりに撮ったのですが、それまでは写真なんてとても・・・。
ハニーが元気になるのが分かっていれば、時々経過写真を撮ったでしょうけれど。

>痛いけれど辛いけれど安心、よく見えなかったり身体が動かないけれどまた皆と一緒に遊びたい
そういう風には考えてみたことはなかったです。
なるほど、いぬキャラメルさんの仰るように、そういう気持ちが回復の後押しをしたのかも。
いかん、うるっと来てしまった・・・
優しいお言葉をありがとうございます!

ちょぼちょぼと書いておりますが、どうぞまたおいで下さいませ♪
そうそう、私が初めて飼った犬の名前も、「ゴン」だったのですよ。
それは大きな雌のジャーマンシェパードでした。彼女が死んでから、私は死ぬのが怖くなくなったんです^^

Bun さんのコメント...

ハニーちゃんとハニフラさんにとって、大変な出来事だったのは重々理解しつつ、素晴らしい記事だった、良いお話を聞かせていただいた、と申し上げます。涙をにじませつつ、一気に読みました。これを書きながらまだ鼻の奥がツンツンしていますよ〜。

まことに皆さんの仰るとおり、「ハニフラさんちの子でよかったね!」に同感、同感です。人間の治療とは別、と仰っても、やはりハニフラさんの医師としてのご判断と処置がハニーちゃんの命を救ったのだと思います。

>本当に辛い話って、リアルタイムでなかなか書けない
本当にそうですね。わかります、心を痛めていらしたことがヒシヒシと。

>私の不注意で怪我をさせているんで、差し引きゼロかなあ
いいえ! 仮にハニフラさんのせいでなくても最善を尽くされるに決まっているのですから充分なプラスです。ハニーちゃんの生命力にしても、ハニフラさんの日常的な心配りが功を奏したこと、疑う余地はありません。

実はウチの猫の兄弟が1週間前に突然、心臓発作(たぶん)で逝ってしまいました。飼い主は知人で近くに住み、その人の入院中に私がペットシッターをしたりという間柄でしたから、とてもショックです。あっという間でどうしようもないということもあるのですね。

ああ、ハニーちゃんが元気になって、笑ってくれるようになって、嬉しい!
心からハニフラさんへ喜びと労いのエールを贈らせていただきます!

jick-jick さんのコメント...

良かった、良かった!

生命力の強い子は戻ってくるんですよね
私もいろんな事が思い出されます

驚異的な回復力で先生を驚かれ
北海道の獣医学会?で先生が発表したくらいの子でした

この子は病気では死なないと確信しましたよ

ナニはともあれ良かったです

フェイスの回復力?も頑張ってます
今度会ったら激変してますよ!

ハニフラ さんのコメント...

Bunさんちの、あの猫ちゃんの兄弟が逝ってしまわれたの、ほんの1週間ほど前のことなのですね。
ご愛猫の兄弟で、しかも預かったりされていたとなれば、ほとんどご自分の猫と気持ちとしては変わらないのではないでしょうか。本当にお辛いことと思います。
友人の犬も、元気だったのに、花火に驚いたショックで持病の心臓で急逝しました。
会ったのはほんの数回なのに、とてもショックで、今でも夢じゃないかと思います。

ハニーの一件では、命を預かるということにおいては、たった一度のうっかりでも、取り返しのつかないことになり得るのだと、改めて思い知りました。
普段の仕事がそういう仕事ですから、十二分に分かっているつもりでしたのに、だめですねえ。
それなのに、充分なプラスだと、力づけてくださってありがとうございます。

過ぎたことに学びつつ、徒に引きずることなく、「これから」ちゃんと彼らを守っていかねばなりませんよね。
Bunさんからのエールをしっかりと受け、元気が出てきました。
(書くことで、改めて落ち込み直していたのです。こういうのを自分で自分の首を絞めるというのでしょうか)

そうそう、先日、Ayaさんのところで、Bunさんのおうちへ行かれた記事拝見しました。
あっ、Bunさんだ、あれっこの男の人は確か先日拾った木で杖を作っていらした方・・・旦那様だったのかあ、などと楽しくお写真を拝見し、Bunさんが思い描いていたとおりの雰囲気の方だなあと嬉しくなっておりました。
コメントしようとあれこれ文章をいじくっているうちに、しそびれてしまいましたが。
いつか、実際にお会いできればいいなあと(Ayaさんとご一緒に)夢見ています。

ハニフラ さんのコメント...

jick-jickさん、獣医学会で発表されるほどの回復力の子とは、ジックのことですか?
それとも他の子でしょうか。
いずれにしても、jickさんの強い愛情が分かる話ですね!

フェイスもフィラリアが陰性化して良かったですね。
ずーーっと気になっていたので、先日奥様のウズラちゃんのブログで完治報告を読んだときは本当にホッとしました。
あの広いランで毎日伸び伸び走って、犬生前半の分まで取り返さなきゃ、ですね^^#
会うときが楽しみです!

Kyoko Alscher さんのコメント...

ひゃぁ、ハニーちんの怪我とはこういうことだったのですかぁ。
ハニフラさんご自身もさぞお辛かったご様子ですが、でもハニーちんはラッキーでしたよ。
落下物があたり即死するチワワも多いですから。(それと同様、飼い主によるお仕置きの一撃で即死するチワワも多いです)

「病気をしないで暮らすこと」と「生命力・治癒力にリザーブがある状態」の違いは私も常々意識していることです。
単純に言えば「テンパっている状態」か「余裕のヨッチャン」かの違いですものね。

獣医学が人間医学にまだまだ追随できていないのは私も歯痒く感じています。
それでも神経線維の縫合とか人工関節などが応用できているだけでも将来に少し希望はあるのではないかと。
だって数年前まで犬の輸血すら普及していない状態だったのですから。
それこそハニフラさんに獣医師免許を取っていただいて、犬脳外科医として新天地を切り開いていただきたいくらいです。

私も子供の頃のトラウマ、あります。
ウサギにハツカネズミにインコにトカゲ、ひよこ、魚、昆虫...みんなかわいそうなことをしました。
もう二度と繰り返したくはない結末です。

それにしても、虫の知らせって不思議ですが、ゾッとします。

ハニフラ さんのコメント...

Kyokoさん、今回の落下物、火ばさみは、それ自体はそれほど重くない(重いと、人間も使い勝手が悪いですから)のですが、それでも高さと当たり所によっては、もっとひどい事態も起こりえたと思います。
なんせ、いつまでも泉門が開いてる犬種ですからね。ちょっとでかめのラットくらいの大きさしかないし。
確かに、まだ不幸中の幸いと言えるかもしれませんね。

しかし、飼い主のお仕置きの一撃で即死するチワワも多いのですか!?
げえ〜〜っ。
それは、一生立ち直れないかも・・・
チワワが頭弱い(←なんか語弊のある言い方^^;)のは分かってるので、叱るときも頭は叩きません。

犬脳外科医ですか(笑)
ほんと、いてくれると心強いんですけどね。
緊急開頭血腫除去術とかやってくれて。
いや、お世話にはなりたくないですが、いてくれる、と思うだけで気分的に安心するでしょう。
私にもう少し若さと勉強意欲と能力があれば、「自分が!」と思うかもしれないですが、元来怠け者ですから、外野からフレーフレーと応援するばかりです、えへへ。

獣医学の進歩は本当にめざましいと思います。素人である我々にさえそれは感じられますので、獣医さんは尚のこと、日々実感されていると思います。
獣医学の将来に希望?
もちろん、持っていますとも。だからこその要望です。期待しているんです。
かかりつけの獣医さんにしても、「そんなことまで考えるようになったんだ」と感心することしばしばです。
先日ルースが去勢したときも、疼痛コントロールで、術前から鎮痛剤を飲ませました。
一昔前なら考えられないことです。

子供の頃の小動物って、なぜ「朝になったら死んでいる」んでしょう?
なぜ、ハムスターは朝になったら・・・なぜ、保護した雀の雛は朝になったら・・・
でも、彼らの死って、動物や命に対する真摯な気持ちを育てる上で大事な役目をしているのでしょうね。
そのはずだ、と思って悼んでいます。

虫の知らせは、言葉の響きもゾッとしますよ。
私より、母が鋭いです。
母がいつもより「気をつけてね」と言って送り出してくれる日は、本当に用心して過ごします。

ひより さんのコメント...

そんな出来事があったのですね、、。
最後の笑顔に、ホッとしました。
応急処置がよかったのですね。さすがです。
ああ、わたしも何かの時にはしっかりしないと、、と、身に沁みました。。
そしてハニー・フラコンビの楽しげな様子は、チワワっていいな、と大型好きのわたしの心も鷲掴み。

右の、ご家族全員紹介、興味しんしんで読みました♪
わんだけじゃないのが、また楽しかったです!

ひより さんのコメント...

ああ、あと文中の、『朝になると冷たくなってる』というくだり、、、
わたしもいっぱい経験があります。。
巣から落ちたヒナが迷子とか誰かが持ってきちゃったような子、スズメやツバメ。
トンボを取ってきてむしって(!)食べさせたりしてましたっけ。
でも、巣立つのはほんのわずか。
寝ているうちに死んでしまうなら寝ない!とがんばったりしてたっけ、、、
で、ウトウトしちゃって気が付くと、、、ああ。
皆、体験してるんですねえ。。

あ、あとわたしもハニーちゃんの回復力の強さ、生命力は、やっぱり毎日の食事や運動、日々の楽しさが素なんだろうと思います!

rio さんのコメント...

>頭にも上らない
よく知らないので報告を拾ってみたのですが、?
正直どうなっているのか、いまいちよくわかりませんでした。
でもハニフラさんが書かれているし、やっぱ使うのかな?と思ったんです。
つまるところバイオラバーやアースリーフみたいな部類のものなのでしょうか?(おおざっぱすぎ)
お手すきのときでいいので教えていただけると嬉しいです。

上のKyokoさんのコメントには私にも思い当たるフシが多々あります。
小さいが故の危険さ!
よく手乗りの小鳥が後を歩いてついてきたのを知らず踏みつぶした、とか、モルモットを抱いて寝たら潰してしまった、とか聞きますが、
>飼い主のお仕置きの一撃で即死
これは犬は無論のこと、飼い主さんも可哀想ですね。
言葉もありません。

雀の雛はあっためなくちゃ!
と思ってずっとずっと手のひらで温めてたのに、その中で冷たくなっていってしまったことも。
みんなあるんですね。

あと、母のカン、うちも気持ち悪いほど鋭いことがあります。
なにせ危篤状態の伯父から雑音混じりの電話がかかってきた経験の持ち主。
自分はそういうものは全く関係ないと思ってるんですが、そういうのに鋭い人間っているんですねー。

ハニフラ さんのコメント...

ひよりさん、本気で、ハニーの笑顔をもう一度見ることは諦めかけていました。
だから、喜びもひとしおです。
よく母は強し、とか言いますが、何となく分かった気がしました。

競技会なんかでも活躍していますよ、チワワ。
運動神経も良いし。
前は、チワワなんて熨斗付けられても飼いたくないと思っていたんですけどねえ。

ぐはは、ニンゲンの紹介は、なんかもう分かりきってるプロフィールなんですけどね^^;
大丈夫かいなこの家族、と気にかけていただければなによりです。
(↑そうか?)

ハニフラ さんのコメント...

続ひよりさん、トンボむしって食べさせたですか。子供ながらにそんなにまで努力したのに天国に行ってしまう小動物達。
そうやって、おそるおそる命を扱うことを覚えていくのですよね。
とても壊れやすいものだ、と。

そうそう!私も頑張りました、寝ないぞって。
しかし、なんで夜の間に死んじゃうんだろう、と本当に悲しく、夜というものを恨んだりしたものですが、夜の間に死んでしまうのは、小動物だけではないことが、仕事を始めて分かりました。
生き物は皆おんなじですね。
文明を持ってるか持ってないかに関わらず。

バス君も凄そうですね、回復力も生命力も。
絶対、悪いモノ寄りつきませんよ!
あれだけ毎日キラキラしてるし、ひよりさんがついてるし。ね?

ハニフラ さんのコメント...

えーと、rioさん、仰ってるのは、
>脳外科医達の頭にも浮かばないと思います
のくだりですか?
いやいや、私が有機ゲルマニウムを使ったのは、まるっきり私独自の考え・治療法です。人間の水頭症の治療にゲルマニウムを使うのは、普通はあり得ません。
試験的に、あるいは独自の治療方法として使っている脳外科医もいるのかも知れませんが、私の知る限りでは、ないですね。
他科で使うかどうかは、知りません。

>バイオラバーやアースリーフみたいな部類
バイオラバーって知らなかったので検索してみました。こんなものがあるのですねー!
たぶん、バイオラバーと同じ部類に入るのは、アースリーフと言うよりヘルストロンじゃないでしょうか。
私の使っている有機ゲルマニウムは、先のrioさんへのお返事でも書きましたが、代替療法です。

代替療法でよく知られているのは、アガリクスとか、ノニとかですよね。
有機ゲルマニウムはその中でももう少し検証が進んでいる部類に入ると思っています。例えば、サメ軟骨とか、プロポリスとか。

私が参考にしている本として、オルタナティブ選書の「有機ゲルマニウムの科学」という本があります。
でもこういった一般的でないものは、どこまで信用するか、また実際に使うかは、私の場合最終的にはハッキリ言って「カン」です。
だから、他人に「絶対いいよ!」と勧めることはしません。

なんだか、説明になっているのかいないのか、よく分からない文章になってしまいましたが、いかがでしょうか。
たぶん、その辺の脳外科医をつかまえて、「水頭症治療にゲルマニウムってどうだろう?」と訊いても、「は??」と怪訝な顔をされると思います。
だから、この話はナイショですよ、ナイショ。(笑)

>危篤状態の伯父から雑音混じりの電話がかかってきた
お母様、すごいっ。
実は我が家も父が亡くなった後、そういう体験があります。
私も鈍い方ですが、絶対ありますよね、虫の知らせって。

ウズラ さんのコメント...

すぐにはコメント書けなかったよ・・・。
でもホントによかったね。
お宅で黒チームを見た後のチワワチームはもうほとんど「妖精」のように見えたものです。
ハニーさんが痛みに耐えていた間、他の犬達はどうしていたんだろう?と思ったりします。
フェイスがうちに来たばかりの夏、具合が悪い時、アイスが気遣っていたことを思い出しました。
これだけ回復したということは、人間達のサポートは勿論ですが、犬達も何か、ハニーさんのことを見守ったり応援したりサポートしていたことはないですか?
多頭飼いの方が長生きするというし、何かあるかな?と思ったりしました。

さあこれからもみんなで毎日を楽しみましょう(^^)

rio さんのコメント...

わかりにくい書き方でした(うまく表現できてないですね)。
>そのしくみからいろいろ考えて、しばらくゲルマニウムを飲ませることにした。
というくだりに
「ええっ!そんなにゲルマニウムってすぐ選択肢にのぼるものなの!?そんなにスゴイ?しくみってナニ?」
っと思って(代替医療というと漢方とかホメオパシーとかのイメージが強くて)→文献漁る→へー、結構報告もあるしいろいろ効くもんだなー→でも、実際のところって?となっておたずねしたんです。

いやー、さすがに聞けないですよー(でもネットで聞いちゃった)。
でも、良いといわれることで自分が納得できることは、試したほうが絶対いいと私も思います。
なんか違った方向にいっちゃってすみません。オハズカシイ^^;

ハニフラ さんのコメント...

ウズラさん、お返事遅くなってごめんなさい〜!
確かに、黒グロ軍団と比べると、妖精かも。
私はグローネン大好きだけど、小さくて白くてふんわりしたチワワを見るとホッとする時があるのです。

ハニーがケガしたとき、他の犬たちがどうしていたか覚えていないの。自分が動転してたからね。
でも、ハニーの周りには誰もいなかったなあ。
少し時間がたっていたからかもしれないけど。

>犬達も何か、ハニーさんのことを見守ったり応援したりサポートしていたことはないですか?
あー、ほんとだ、これはあるかもしれない。
そしてそれは、アイスとフェイスの間にも言えることかもしれないね!
アイスはほんとに優しい子だもんね^^
フェイスのフィラリアが治ったことも感じているはず。

ハニフラ さんのコメント...

rioさんも、お返事遅れてごめんなさいね!

ゲルマニウムがすぐ浮かんだのは、単に父の闘病に使ったことがあって知っていたからで、脳外科で使うからではないんですよ〜。
おそらく、まだ代替医療の範疇には入ると思うのですが、比較的きちんとした科学的データが揃ってきているものです。
でも、すぐに文献を当たろうと思うrioさんが偉い!
たぶん、私だったら、「へー、そんなもんがあるのねー」くらいで終わっちゃう。

ゲルマニウムについては、自分や家族で、漢方薬的な使い方をいろいろしてみていますが、実際手応えはいいです。
もちろん、それがメインではなくて、サポートですけどね。
自然治癒力は、食餌や生活環境を整えることでアップさせる。
ゲルマニウムその他で、そのアップしようとする動きを後押ししてやる(accelerate)、というイメージで使っています。

外傷性水頭症では、chemical meningitisの状態になっているので、それを極力抑えることと、傷からの回復に使われる体力を少しでもつけやすくする、ということを考えました。
それと、ご覧になったゲルマニウムの諸作用をあわせて考えていただけると、納得いただけるかと思います。

代替医療って、けっこう面白いんですよ!
まゆつばものから、実際の治療で使いたいと思わせられるものまでピンキリですけどそれがまた面白いのです。

あ、私は外来でもけっこう漢方薬は処方します。漢方は代替医療ではありませんが。
もともと漢方医になりたくて医学部に行ったので(全然違うやん!)。