PM2.5さえなければ風爽やかな今、ちょうど我が家の周りは花も実も盛りの時分だ。

Q:何の花でしょう?
盛りと言っても、残念ながら苺のたぐいはろくに人の口に入らない。
ワイルドベリー、草イチゴは背が低いので、ほとんど勝手に犬達に食べられてしまう。
毎年、鳥、犬、ヒトで争奪戦をくり広げてきた木イチゴは、今年は株がずいぶん藪の奥に引っ込んでしまったので、手前を刈らないとヒトも犬も近づけない。
ブルーベリーはまだ成長中で、食べられるのは先になる。
そういうわけで、今一番のお楽しみは桑の実、マルベリーだ。

もうこれが美味しいのなんのって。
犬達も夢中で、しばらく遊んでるうちに姿が見えなくなったと思ったら集まっている。


押し合いへし合い
ルース以外は、勝手に下の方の実をむしって食べているのだが、熟れてないものまで一緒に食べるので困る。

面白いのが、そんな食べ方ではもうひとつ美味しくないのだろう、
「こんなはずじゃない」
と思うらしく、だんだんむしり方がヤケクソになるのだ。

コソゲタラァ
先日など部屋で吐いたので片付けようとしたら、真っ赤なマルベリーがいくつも出ていて、一瞬鮮血を吐いたのかと思った。

また、チワワ共の胸毛が紺色のまだらに染まってしまったところをみると、グローネンも黒いから分からないだけで、けっこう草木染めになっているのであろう。
私が配る実は美味しい(そりゃ熟れたものだけ選るから当然だ)と学習したらしく、私が採取体勢に入ると、勝手にむしるのをやめ、皆正座して待っている。
もちろん私も一緒に食べるけど、実に美味しい。飛び跳ねるほど美味しい。
本当は2株植えたのに、1株は移植したら枯れた。
まだ小さいうちだったのだけど、どうも移植は嫌いなようだ。
虫もほとんどつかないし、見た目も素敵だし、美味しいし、成長は早いし、いいことづくめ。

今年、もう一株二株、植えようかしらん。

A:ダイコンでした(野良大根です)