時々「ブログネタがない」という台詞を聞くが、書くことがなくなるってことは、ちゃんと日々ブログをつけているということでもあり、それはすごいことだと感心する。
私なんぞ、それほど変わりばえもせぬ日々を過ごしているのに、あまりにも更新しないものだから溜まり過ぎて迷う。
迷ったあげく、いくつか出だしを書いて、そのうち他のことに気をとられて中断する。
かくして『下書き』のページに書きかけの日記が溢れることになる。

ブログというのは、完全に個人的な日記というのではなく、なんらかの世間に伝えるべき有用な情報を含むものだとずいぶん前に読んだことがある。
もともとはそういうことだったのかもしれないが、手書きの日記より簡単に写真も動画も貼り付けられるから、個人的な日記としても優れたツールだ。実際、今はそういう使い方をしている人が多い気がする。

しかし手書きの日記と違うところは、他人の目に触れる点。
考え方も感性も十人十色、良かれと思って書いたことが人によっては勘弁ならん内容だったりする。
(私自身が嫌な目に遭ったとかいう話ではない)
これがまた中途半端なところで、感性のまったく相容れない他人にまで個人的なことを(社会的に問題のある事柄ならいざ知らず)あれこれ口出しされたくない時もあるし、思いもしない観点からの指摘で目を開かされることもある。
つまり、他人に見られたくない気持ちと、見てもらいたい気持ちとが絡み合っている、まるで乙女心のように(たぶん・・・)複雑なものなのだ。

だからなかなか更新しないのだ、という言い訳をするつもりではなくて、なんとなく書き始めたら勝手に手が動いた。
だから今回は感想文みたいな記事。
(そもそも日記に「記事」て言葉もおかしいな)
しかも結論がない文章だけれど、たまにはこんなのもいいだろう。
だって、日記なんだもの。

あ、せっかくなので最新の嬉しかったことも書いておこう。
ホープがどんどん水に馴染んできている!
昨日の朝の写真(昨夜は当直だったので今朝は病院で迎えた)。

けっこう深さがあるでしょう?(ホープにしては)
こちらへ来たばかりの頃から思えば、なんという進歩。