アニューは今月3歳になるが、まだまだお子様である。
同じくお子様のエボニーという仲間を得てから、ますます輪をかけて飛び跳ね、走りまくっている。
そんな彼らとうっかり衝突でもしようものなら、骨折の可能性だって十分ある。
特に撮影中は要注意だ。
しかし、意外にも危ないのは黒犬の方で、アニューは今までぶつかるどころか、かすったこともない。
絶対当たるだろう、という瞬間でも、空気の層を一枚挟むくらいの間隔で、見事にかわす。
風圧をふわりと感じることはあっても、毛先が触ることもないのだ。
また、細い道で私を追い抜こうとするとき、近づいた時点でどうしても接触しそうな場合は、自分が崖下やぬかるみに落ちても、私に当たることを避ける。
これは100%、先輩犬たちの教育によるものである。
(前も載せた写真だが)
↓
どしーん
彼らは瞬間的に、はっきりと、ダメなことをダメと教える。
顔や首根っこに、さっと歯を当てるのだ。
ホープには
だから、初めてシーザーさんが犬の首にタッチしているのを見た時、「うちの犬たちとおんなじだ!」と感動したものだ。
あれは、犬にとってはとても分かりやすいはずだ。
ブラウニーも
グローネンダールは、特に規律や序列に厳しい犬種のように思う。
群れの中での役割もしっかり決まっているし、もう少し適当でもいいんじゃないかと思うこともあるくらいだ。
多頭飼いの時は、そこを押さえておかないと、トラブルのもとになる。
ブラウニーもそういう黒犬の群れの方針に馴染んでいるし、ハニーやフラもそうだった。
意外に、ハニーやフラの順位はソフィの次と、かなり上位だったのである。
話が逸れたが、彼らのおかげで、アニューは犬界の優良ドライバーとなった。
もちろん、だからといって、私も用心は怠らない。
双方が注意してこそ、交通安全は守られるのだ。
そして、アニューをこれだけきっちり仕込んだ黒犬達が、時折私と思いきりぶつかるのはどういうわけなんだ。
8 件のコメント:
こんなの観たら、また行きたくなります。
皆んな楽しそうで 何よりですね!
今日は初めまして。狼犬、素敵ですね、あんなに楽しそうで感動します!
質問です。先日、人間と目を合わせられるのは犬だけで、狼は目を合わせると敵意の意味になる、と聞いたのですが、狼犬は目を見つめてくれますか?
「目を見つめる」という行動がオキシトシンによる母子関係のようなものの表れである、らしいのですが、狼犬とも母子関係が築けるのでしょうか?
ブログを見ていると家族関係のように見えるので、もしかして。。。と期待してます。どうぞ宜しくお願いします🐛
屋外編ということは屋内編が…と期待しております。
先住犬がしっかりしているという前提だと思いますが、多頭飼いのメリットですね。
すっごい楽しそうで、2頭目がどんどん欲しくなります!!
jick-jickさんが来てくださった頃は、アニューもまだ小さかったですよね。
遠いけど、またぜひ遊びに来てください^^
匿名さん、はじめまして、ようこそいらっしゃいました。
・・・と、せっかく来てくださったのに、お返事が遅くなってすみません。
割と、こんな感じなんです。どうか懲りずにまたいらして下さいませ。
仰る通り、狼や狼犬は懐いていても目を見ないと言いますね。
私も以前、そんな映像を見たことがあり、アニューもきっとそうなのだろうと思っていました。
お答えは、「アニューは見つめます」。
こちらの目を覗き込みながら、耳を寝かせて尾を垂らして振りつつ、口元を舐めに来ます。
狼犬は、個体差が本当に大きいそうで、他の狼犬もそうとは全然言えません。
アニューはその点は犬の部分が強いのだろうと思います。
もちろん、違うところもたくさんあって、今も少しずつ彼のことを知りながら関係を築いている最中なのです。
いやもう本当に、お答えが遅くなってごめんなさい!
クロマシロクララさん、お察しの通り、屋内編がありますよ!
仰る通り、多頭飼いのメリットです。
一頭目といい絆が結べていると、二頭目以降はとても助けられます。
そして、学ぶところが人間側も多いです。
ふふふ・・・多頭飼いへの道を着実に進んでおられますね^^#
ハニフラさま
匿名の人です。
ご回答、ありがとうございます。
そうですか、見つめてくれますか。
本当に素敵な家族ですね!
オオカミと人間は家族という群れで行動しますし、人間と思考が近いのだと思います。
オオカミ犬がいることで、人間がもっとオオカミを理解してくれたらいいな、
と思うのです。
ブログ、これからも楽しみにしております!
In sektさん、仰る通り、アニューから学ぶことは多いです。
オオカミについてもですが、犬について、本能について・・・
ものの見方が大きく変わるきっかけをくれました。
そんなことも、じっくりブログに書きたいと思っているのですが、いかんせん時間が^^;
のんびり更新のブログですが、また、お時間おありの時に覗いて下さいね。
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