エボニーの1歳の誕生日プレゼントに、今朝は、初めて川散歩の上流コースへ連れて行ってやった。
本当は、アニューとの初駆けっこをプレゼントにするつもりだったが、工事が終わっていないので、アニューをフリーにするわけにはいかなかった。
残念ながら、初の川散歩なのに写真も動画もない。
まだ夜明け前で暗かったので、全然撮れなかった。
アニュー抜きの川散歩は、夏の間に安心しきって湿地まで足を伸ばしているイノシシたちを、山へ安全に追い返す目的も兼ねている。
アニューに捕らえられたイノシシの断末魔の悲鳴は、トラウマものだ。
できればもう二度と聞きたくない。
私の指を味わうアニュー
その点、他の犬たちは小動物を狩るような真似はしないので安心だ。
次ハ顔ヲ
と、思っていた。
ブラウニーに狩猟犬の血が入っているだろうことは分かっていた。
が、カエルを追うくらいで、実際に獲るようなことは一度もなかったのだ。
ところが。
今朝は、散歩の帰り、どこからか小動物を咥えてきた。
ねずみかモグラかと思いつつ出させてみれば、それは小さな子ウサギだった。
苦手な方はクリックせぬこと
かわいそうに・・・この寒さで死んだのだろうか。
このまま湿地に置いておけば、野性動物が食べるか、虫が食べるかして自然にかえるだろう。
そう思って立ち去ったのだが、ブラウニーは諦めきれなかったらしく、戻ってもう一度咥え、持って帰ろうとした。
甘えて舐めるんだとばかり
あれ?
おのれ やめんか
(今年の3月3日撮影)
ブラウニーが偉かったのは、「ダメ」のひとことで、素直にすっと地面に置いたことだ。
他の犬が寄っていくと怒っていたのに、感心した。
めえ太は既に湿地デビュー済み
そのままではまた誘惑に負けるだろうから、どこかに葬ってやろうと、持っていたビニール袋越しに拾い上げてショックを受けた。
片手にすっぽり収まる小さな子ウサギの体は、まだぽかぽかに温かかったのだ。
・・・ブラウニー、狩ったな。
エボニーが初めての川にも怖じることなく、じゃぶじゃぶ走るのを見て嬉しい気持ちでいっぱいだったのに。
一転どんより、feel so blueだ。
ねずみやモグラだってかわいそうなのに変わりはないが、子ウサギの可愛さといったら・・・
神妙な顔してもだめ
見てないところでは、これまでも狩ったり食べたりしていたのかもしれないが。
生きるために必要なわけじゃないのだから、勘弁してもらいたいものである。