昨年、アローカナのヒナを8羽孵化させ育てたので、ひよこの成長が速いのは知っていたが、改めて驚かされる。
4月9日
奥はヒーター、手前はペットボトル湯たんぽ
4月11日(水曜日)
朝、シロちゃんの卵を透過光でチェックした。
この卵は孵らない。
孵卵器の電源を切る。
週末、畑に埋めてやろう。
ひよこたちには、小さな風切り羽根が生えてきた。
食欲も満点。
仮名を『玄米』『白米』とつけた。
まだオスメスも分からないし、特にアローカナは成長に従って羽色が変化するので、あくまでも仮名である。
<昨年の場合>
このひよこは
↓
黒い羽根が生え始め
このひよこは
↓
小さなひよこをずっと見ているとクモでさえやたら大きく見える、と思ったが実際大きかった。
4月13日
風切り羽根がよく分かるように
4月14日(土曜日)
昼頃からひどい雨。
注文していたケージがようやく届いた。
ペットシートを敷いたダンボールから、もみ殻を敷いた大きなケージに引っ越し。
2回目になると要領も分かってくる。
水飲み器はケチらず専用のものを買い、餌入れにはホームセンターで見つけたバーベキュー皿を使うことにした。
日本製でけっこうしっかりしていて、色も可愛いしなかなか使い勝手がよい。
4月15日(日曜日)
玄米白米が産まれて、もう1週間になった。
最初に見たものを親と思う「刷り込み」は鶏ではあまり強くないのか、彼らは、最初から私に寄ってくるというわけではなく、だんだん懐いてきた感じだ。
餌は猛烈に食べる。
小学校の頃、図鑑で鳥の翼の複雑なたたみ方を知って驚愕した覚えがあるが、伸びつつある玄米の羽根を見ていると、その仕組みがとても分かりやすい。
確かに図鑑にあった通りだなあと、数十年の歳月を経て改めて感動している。
外もたくさんの命が一気に動き出したようで、春らしく、いい陽気だ。
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