今朝はブラウニーが大興奮して走り回っている。
ソフィまで吠えている。
後ろはイチゴの木
毎朝、イノシシが掘り返した後が少しずつ増えているのだが、今朝は大勢で来ていたのか、近かったのか。
イノシシかと思えばルース
奥の湿地に行くと、そこはイノシシ・パラダイスになっていた。
思うさま泥浴びをしていたようだ。
しかもオヤツつき
黒犬達は嫌そうに地面のいいところを選んで歩き、早々に帰りたがった。
猟犬の血が入っているらしいブラウニーだけが匂いを辿ってずんずん藪を進む。
こんな日はアニューを放せない。
アニューはイノシシを捕まえるので、地元の人には喜ばれるが、私は嫌で仕方ない。
なにしろ、獲物というよりピーピーオモチャのつもりらしく、ひと息に殺さないのだ。
だいたい1分、長ければそれ以上、子イノシシの悲痛な悲鳴が続く。
息絶えて鳴かなくなると、足をちょっと引っ張ってみたりして、「壊レタ・・・」とばかりにガッカリしている。
(まさにその時の写真。苦手な方はクリック拡大せぬこと)
↓
この子が捕まって運び去られながら
こちらを見ていた目と鳴き声が忘れられない
(7月中旬)
そうなると執着もなくなるので、私が子イノシシに謝りながら穴を掘って埋めることになる。
ウサギ穴もある
ウサギも犠牲になるだろう
一昨年に子イノシシと交流を持ったため、彼らが懐くことや、知能が高いことも知ってしまった。
それまではただ怖いという印象しかなかったが、本も読んだりして調べてみると、知っているようで知らないことだらけだと知った。
(イノシシ避けの柵の設置なども、効果的にできていない)
出勤時にふと見ると、周りの田んぼの畦も荒らされていた。
まずい。
地元の人に見つかったら、また箱罠が仕掛けられてしまう。
うちの敷地だけならいいが、田んぼまで入ったとなると、早急に山奥へ帰ってもらわねばならない。
1、2頭の子イノシシがアニューの犠牲になったとしても、それが結局はイノシシのためだろう。
箱罠が仕掛けられれば、山奥でひっそりと暮らしているイノシシまで餌でおびき寄せられ、毎日のように殺される(一昨年がそうだった)。
明日辺り、アニューを放そうか・・・
いや、あまり意気込まないで。
2 件のコメント:
昔々、夜に帰ってきたら何故か外で仁王立ち。顔つきが獣顔、よく見ると足下に仔猫。しかも2。最初で最後の獣になったjickをみました。アニューも同じスイッチが入っちゃうんですね。普段の生活では出さない顔。
jick-jickさん、なんと、jickくんもそのようなことが(T T)
牧羊犬は猟欲はあまりないはず(うちの黒犬たちは追いかけることもほとんどなく、捕まえることはしたことがありません)なので、もっと古い、犬本来の狩猟本能が呼び覚まされてしまったのでしょうか・・・
アニューはもうフルタイム狩りモードバリバリです(T T)
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