12/26/2016

ブラウニーのX'mas



クリスマスが過ぎた。


我が家もささやかながら、家族全員揃って平和にクリスマスを迎えられたことに感謝している。





普段離れて暮らす愚弟がクリスマスイブの夜中かクリスマス当日にこちらへ来るというので、今年はブラウニーにとっておきの準備をさせた。

そう、犬生(うちに来てからの)初のサロン体験である。

ブラウニーは愚弟が大好きだ。
保護したときは不在だった愚弟と数ヶ月後に顔を合わせたとき、最初から愚弟から離れなくなった。
出会った頃

前の飼い主さんが愚弟に似ていたのではないかと家族では話している。

愚弟が四万十にいる間、愚弟の部屋に入りたくて、でも入ると母に叱られるので(私は気づかないふりをするんだけど)、入り口の前で座っているブラウニー。

こっそり愚弟に招き入れられると嬉しくて嬉しくて、布団までくっついていくブラウニー。
これは1年ほど前
愚弟の部屋に入れてウキウキ

愚弟が大阪に帰ったあとは見るも気の毒なほどしおれてしまい、愚弟の机の下でしょんぼりしている。
いつの間にかぽつんと部屋に
お兄ちゃんまた来るから、ね
愚弟の椅子を見つめる

そんなブラウニーが思い切り愚弟と過ごせるように、今年はちょっと考えてみたというわけだ。

そのひとつが、サロンでのシャンプー。
プロにやってもらえば、ブラウニーの手強い抜け毛もほぼなくなるに違いない。

それから、毛がつきにくい特殊加工のシーツと掛け布団カバーを買った。
福井県の工場で注文が来てから縫製するのでちょっと日にちがかかったが、間に合った。





前々から予定していたのにうっかりしていて、24日の昼過ぎにハッと思い出してお店『WAN LIFE』さんに電話。
奇跡的にその日の夕方、最後の枠が空いていた。
翌週からは全部埋まっているそうだ。

電話で『体重17キロ、たぶん6歳、雑種、サロンは初めて』と伝えた時は、暴れてしまって途中で断念せざるを得ない場合があるのでご了承くださいと言われた。
実際、田舎で外飼いで初体験だと暴れる犬もいるだろうことは、想像に難くない。

大丈夫とは思っても、ブラウニーも初めてだから、ほんのちょっぴり心配もあった。
友人Oさんお勧めのお店
(お顔の掲載許可いただきました)

だから終わって迎えに行き、とってもいい子でしたと言われたときはホッとしたし、ブラウニーがリラックスした様子なのにもホッとした。
右:店長さん 左:トリマーさん&愛犬ユキちゃん
ぴかぴかにしてもらいました
帰宅後全員に嗅がれまくった
わらわら来る
チ、チョット・・・

あとは愚弟がいつこちらに来るかだが・・・

ここでブラウニーに朗報が入った。
なんと、準備をすべて整えて学校に行った愚弟、講義が終わったその足でそのまま四万十へ向かうとのこと。

無事日付が変わる少し前に到着し、さらふわのブラウニーと対面相成った。
愚弟の布団には予定通り「ペットと眠れるふとんカバー」を装着し、ブラウニーはいそいそと愚弟の部屋に入っていった。
愚弟の布団の上でご満悦

いい子のブラウニーに、最大のクリスマスプレゼントになったかな。
















12/20/2016

音楽の師



アニューは狼犬である以上、遠吠えをする。

ワン、と鳴くこともあるが、犬のようにワンワンと連続で吠えるのを聞いた記憶はない。

とても遠くまで響き、我が家から実に1km以上離れた集落でも聞こえるそうだ。
生後半年の頃

アニュー米を育てている「かずはるさん」などは、
 「この数日遠吠えがせんかったけど皆変わりないかね」
と心配して電話をくださるくらいだ。

生後3週でうちに来たため、親から習ったわけでもないのに。
我が家初日
ブラウ兄ちゃんとの初対面

きっと、彼の血に流れる狼の遺伝子が導くのだろう・・・と思ったらそうじゃなかった。
生後8ヶ月頃 大阪の庭で

オトウサマ(雄鶏)に導かれてしまったどうしよう。
ナンダ

一般に、狼の遠吠えというのは渺々たる荒野に切なく響くイメージがある。
高く低く悲しげな抑揚をつけ、細く長く尾を引いて風の音の中に消えていく。
それなのに。

アニューの遠吠えは基本的に「コケコッコー」である。
手本を示すオトウサマ

そしてそれを会心の遠吠えと思っている節がある。
それでいいのだろうか。
ヨイ

オトウサマが手塩にかけて育てた愛弟子の遠吠えをどうぞ・・・

(ある程度しっかりした音量で聴く方がお勧め)





12/19/2016

ようやく霜の朝

一昨日(土曜日)はようやく本格的に冷え込み、一面の霜だった。

もう12月も半ばを過ぎようというのに、遅くないか。
ソフィとルースの散歩に行くころには、日なたの霜はきれいにとけて、日陰との境がはっきりしていた。
田の畦からもやが立ちのぼり、空気が冷たいこと、土が暖かく湿っていることを目で感じた朝だった。





アニューはテンションが上がりすぎて写真がまともに撮れず。

いつもの散歩コースでは、木立の中には霜は降りていないが、川の水は長靴ごしでも長く入っていられないほど冷たかった。
流れる落ち葉が気になって仕方ない

深みでちゃぷんと腹ばいに浸かりかけたアニューも、さすがにもぞもぞと落ち着かずすぐ立ち上がった。
冬の山では犬たちが保護色になる
(撮った時は確かにアニューもいたんだが)

ホープがいれば、この冷え込みに嬉しがって、さぞかしアニューに負けず劣らず爆走したのだろうと思う。
誰も相手にしてくれないね
みんなひっつきむしだらけ
ウェル姉は相変わらず怖いし

アニューは追いかけっこに参加してくれる相手がいなくなり勝手が違うのか、はしゃぐのを急にやめてキョロキョロしたりする。

犬たちも私も、ホ坊の不在にやっぱりいまだにちょっぴり慣れない朝の散歩なのであった。





そうそう、イチゴの木の実が熟れましたよ。
やさしい甘みで柔らかい果肉が美味です。




12/15/2016

くもりもまた良し



昨日の朝は曇天ですこし穏やかだったので、フラも防寒着を着て朝のおでかけ。
あっ失礼 うんこ中

服を日本製で探すと急に選択肢が少なくなる上、フラに合うサイズがなかなかない。
1号でも大きいので、これはB(たぶんBaby?)という幼犬用を買ったが、それでも大きくて、首のところは折り返している。
本当に小さいなあ、フラ・・・
でも強い
目を合わさないウェル

こう見えて、油断すると、奥の湿地までついてくる。
ゲートの外にはこの隙間からぴょいと出る

よく見えないんだから危なっかしいので、最近はそういう時は抱っこである。





湿地には木の実や草の実がこの時期でもいろいろあり、鳥もイノシシも好んでやってくる。
ふいに1mくらいの近さからアオサギが飛び立つと、その大きさに畏怖を感じる。



前も書いたけれど、湿地って本当に大切だと思う。
湿地の大木
この時期まだイチゴがたくさん

移住当時、「湿地は環境悪いから全部埋めたい」などと思っていた自分の浅はかさ・無知さ加減が恥ずかしい。



湿地じゃないけど、今年はイチゴの木が当たり年だ。
(柿も当たり年らしく、病院では柿の食べ過ぎで太ったり糖尿が悪くなった人がちらほら・・・)
植えて何年も経つが、こんなに花満開なのは初めて。





晴れの日も雨の日もそれぞれ良さがあるけれど、私は曇りの日もけっこう好きだ。
落ち着くというか、エネルギーが外へ出て行かず、ゆっくり体にいきわたる気がする。
いまだにふと、フラの後ろにハニーがいる気がしてしまう
娘(左)と母(右)の散らす火花に固まるルース
犬たちも案外こういう日が一番元気なんだよ。