11月の中旬、帰阪する用事があったので、シニアチームの健康診断もついでにと、ソフィとルースを連れて帰った。
(諸事情あって、最終的にウェルとおむすびも一緒に。)
犬連れドライブでは、2時間ごとに休ませてやるべしと言われている。
誰かに訊かれたら、「それがいいよ」と答えただろう。
が、白状すると私自身はそうしてこなかった。
その代わり、普段でも犬たちがクレートで寝ている深夜帯に、走るようにしていた。
そして、最短時間で着くようにと、自分もあまり休まず走り続けた。
でもやっぱり、それは彼らに負担をかけてたんだなあと実感することが起きた。
大阪に着いてみたら、ルースの後ろ足がよろよろだったのである。
9月に帰阪したときは全然問題なかったのに。
2ヶ月分(犬にとっては長い)年を取ったことと、もうひとつ。
いつもよりクッションをふかふかにしてやったのが、かえって良くなかったと思う。
乗り込んだとき、ちょっと踏んばりにくそうにしていたのが気にはなっていたのだ。
約6時間、クレート内でうまく体勢を変えられなかったのだろう。
申し訳ないことをした。
ちなみに、健康診断の結果は、ソフィもルースもまったく問題なし。
元気なシニアでいてくれて、本当にありがとう。
親孝行な犬たちだ。
大阪で4晩過ごし、四万十に戻る頃にはかなり回復した。
いたく反省したので、今度は朝7時半に大阪を出発し、2時間ごとにサービスエリアに寄った。
エリアでは、3頭を20分ずつ散歩させた。
休憩散歩:ソフィ
休憩散歩:ルース
20分×3頭×2回=2時間、余分に時間がかかったので(そして自分も休憩したので)、四万十に着いたのは16時前。
一番割を食ったのは、ずっとクレートから出してもらえなかったおむすびだった。
さすがに、猫を家以外でクレートから出す勇気は私にはない。
回復途中のルースを、狭いクレートにはまだ入れられなかったので、愚弟が荷台の一番後ろにとても快適な、ゆったり動けるスペースを作ってくれた。
空き箱や荷物で上手に囲いを作り、足もとには、踏んばりやすくて体圧も分散させるマットを敷いて。
私なら、大喜びでくつろいだだろう。
ところが、発車後10秒で、後ろ足が不安定なはずのルース爺、囲いにしてある荷物を踏み越え踏み分け、荷台の前の方、運転席のすぐ後ろに移動してきた。
最初のエリアで荷台のドアを開けた時の光景
愚弟の愛情と苦労は10秒で放られてしまったのであった。
(私のすぐ後ろに陣取った。可愛いヤツめ)
有り難いことに、四万十に戻ってからほどなく、完全回復してくれた。
ほんにすまんかった、ルース。
2 件のコメント:
ルース、我が家のフェイスといっしょですね。
フェイスも今では出かける時以外は
バリケンに入れないんです。
入ったら出てこれないので。
足腰が弱ると、小回りやバックが大変。
白内障で目も大変、暗い所は立ち止まり。
でも、車によって疲れ方が全然ちがいます。
我が家のハイエースより ドイツ車が大のお気に入り。バンか乗用かですね!
犬達にかかるストレスが全然違うみたいです。
jick-jickさん、フェイスもいつのまにか16歳ですか。
バリケンも、入り口の段差の具合や、中の敷物によって多少は変わるかもしれませんが、やっぱり若い頃のようにはいかなくて当然ですよね。
ガディの時は、老いによる変化を感じるのが辛くてたまりませんでしたが、今は「そうだよね」と受け止められるように私も少し成長したようです。
一抹の寂しさはもちろんありますが。
ドイツ車はそれはもう、全然違いますよね!
フェイスもアイスも幸せ者です^^#
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