6/04/2010

Flying Dogs!


書いたまま投稿してない話がいくつもあるがな。
川遊びの話をアップしようしようと思ってる間に日が経っちゃった。

とりあえず、鮮度優先で新しい話を。
(もう全然新しくないけど)






先週土曜日の夜は当直だったが、翌5月30日の朝、帰宅するや否やで準備していた母と愚弟を連れて、赤鉄橋のたもとへ出発した。

すでに河川敷には車が何台も停まっており、真ん中で元気の良い音楽が鳴っていた。


ディスクドッグ世界大会西日本予選である。
中四国はもちろん、関西や九州からも精鋭が集まる。


実は私、ディスクドッグを初めて生で見た。
練習中のペアは、大阪の裏庭でもちょいちょい見かけたが、本気の姿は見たことがなかった。

面白かろうな、とは予想していたが、あんなに犬も人も楽しそうとは。



何年も前、海外遠征に行くほどディスクドッグに力を入れてる人のブログを訪れていた頃のこと。
(その頃は、我もという野望をちょっぴり抱いていた)

犬の着地の体勢について、(詳しいことは忘れたが)この着地法は犬の足に負担がかかる、こういう着地の仕方に矯正しなくちゃならないから、こういうトレーニングをする、といった具合に細かく検討した記事があった。

読んだ時、『おお、ちゃんとそういうこと考えてやってるんだ』と感心するのと同時に、『そんなややこしいことまでして、犬にディスクさせたいんか?』という思いもちらと頭をよぎった。

ディスクで口をケガしたりすることもあるようだし、わざわざそんなことしなくても、普通に走ったり散歩したりすればいいんじゃないか、と。


以後、ディスクドッグに対して、あまり積極的な興味は起こらなくなっていた。


が、あの楽しそうな犬と飼い主の姿を目の当たりにして、やらずにいられない気持ちが初めて分かった。

見ているだけでも十二分に面白い。
TVで観るのとは迫力もスピード感も違う。
これはスポーツだ。


しかも、競技の間中、犬も飼い主も満面の笑顔なのである。
これこのように。


ピンぼけだけれど、笑ってるよね。


これは、始めたらやめられないだろう。
楽しく続けるために、犬の体への負担について、細心の注意を払うのは自然な流れだ。








見ているうちに、無性に自分もやりたくなった。
隣で見ていた愚弟も、同じ気持ちになったようだ。

帰りに、ディスクを買うことで合意に至る。
自分ちの犬たちが、キャッチの才能ゼロなことは頭からとんでいる。


というわけで、帰宅と同時にさっそく練習。
愚弟はかなりスローイングがうまくなり、私はかなりキャッチがうまくなった。

    ディスクドッグはだしのこのジャンプ

次の大会、うちらで出ようや、とか言いながら1時間ほど投げ合い、汗だくになったところで、母の「お昼ごはんよー」のかけ声で家の中へ。


ご飯の準備もせずに庭で遊ぶオトナコドモを二人も抱えて、母もさぞ嬉しかろうよ。

           反省セイ

うん、猛省した。




それにしてももったいないなと思うのは、せっかく世界大会の予選などというたいそうな催しが四万十で行われるというのに、ほとんど宣伝してないということ。

市の広報の後ろの方のページで、ちょろっと書いてあったのをたまたま見つけたから知っていたが、当日はギャラリーも少ない、少ない。
近畿圏の訓練競技会なんかとえらい違いである。


四万十河川敷の自然を利用して行われる、健全なアウトドア行事を、なぜ市はもっと上手に活用して、全国の犬好きにアピールしないんかね。

          応援してなー
   (彼は競技中、一瞬カメラ目線になった)

河原の土手に、ギャラリーが鈴なりになってもいいと思うんだが。
まあ、我らはあんまり混んでない方が、ゆったり見られて嬉しいけどね。



よし、ともかく来年の大会に備えて、頑張ろうぞ。
覚悟はよいか、者ども!

            ン?

            ン?

            ホエ?

・・・やっぱり私が愚弟と出ようかな。


           アカン…




動画もどうぞ。やっぱりカメラ目線の子がいて面白いです。

私がとても気に入っているのは、競技が終わったとき。


我が犬を慈しむ飼い主と、満足げに見上げる犬。
いいなあ、ディスクドッグ。


あ、音楽だの歓声だのにぎやかにてご注意を。

*どうもブラウザによっては動画画面が半分しか表示されないみたいです。画面をタップして頂くと、YouTubeのサイトで正しい大きさで見ることができるので、ぜひどうぞ。

5/18/2010

海行きならず


海に行けなかった。
それもこれも、ホープがお客を脅かしたから。


実は先々週の日曜日(つまり9日)、ブルース一家が遊びに来てくれた。
ブルースは、御年4歳のハンサムボーイである。


我が家で一番大きかった子で、生まれた時から鼻筋が通っているのが特徴だった。
それが大人になってもそのままで、”鼻筋がリッジバック”と我が家では言われている。

          2ヶ月のころ

子犬の頃、一度我が家に遊びに来てくれたが、この時はまだ挨拶の作法ができてなくて、出迎えた生みの母・ソフィに叱られたことがあった。

         不調法ハ許サン

今回は、それ以来ほぼ3年半ぶりくらいの再会なので、まず、我が家のハイエナジーチームとお散歩に行くことにした。

ハイエナジーチームとは;

          ソフィ姐さん

            ホ坊

ローエナジーはもちろん;

           ルース

           ウェル

ガディ爺さんは、元来は、ぶっちぎりでハイエナジー犬であった。


さすがに15歳ともなると、のたくたしていて一見ベリー・ローエナジーに見えるが、実は違う。
今でも、不躾に目の前を若いのが横切ったりすると、一喝する。
女ボスのソフィが、ガディにだけは腹を見せる。


すごいぞ、ガディ。

いや、それはまた別の話。






ともかく、ブルースも大人になったし、お散歩の甲斐もあって、ソフィはすんなり受け入れた。

一方、ホープはブルースと遊びたくて仕方ない。
ノーリードにした途端、誘いに行き、ブルースも応じ・・・たように見えた。
ちょっとだけ、追いかけっこした。

んが、実はブルースは、荒っぽいことが嫌いなとっても優しい犬だったのだ。

         ブルースママと

ホープの追いかけっこも、犬相撲も荒々しすぎたようで、一度組み敷かれて悲鳴を上げてからは、絶対にホープに近づかなくなってしまった。

挨拶がすんだら、さっそく先日の浜へ行って、若い子同士、思い切り走り回ってくれることを期待したのだが・・・

       こんな追いかけっことか

     こんな犬相撲とか、したかったな


可哀相なブルースはすっかり萎縮してしまい、以後、ホープだけでなく、どの犬も拒否してしまった。


おっとりルースがブルースのお尻を嗅ごうと近づいた時など、柵を越えて山の奥へ姿を消し、ブルースパパが連れ戻しに行かねばならなかったのである。


『一緒に海に行こう計画』は、まだまだ無理であった。

         ションボリ・・・

ションボリって、お前さんが悪いことないかね、ホープ?






すっかり暑くなったこともあって、結局ブルースだけ人間たちと室内でのんびり。

部屋ではハニーとフラにも最初はビクビクしていたけど、ちょっとずつ慣れてきて、しまいには、しつこく嗅ぎすぎて怒られたりしていた。
そのあたりの加減も覚えないとな、ブルース。


ブルース家には、3歳になる女の子がいる。
ブルースパパは、実は私のいとこなので、従姪にあたるのだが、この子は、気だてのいいブルースと育ったおかげで、まったく犬を怖がらない。
穏やかでとっても可愛い子であった。


その落ち着いた雰囲気を読み取ったのだろう、我が家の犬たちも、従姪をまったく子供扱いしていなかった。
大したものである。

         アタシ達ガ?

違う、従姪がだよ!






それにしても、ブルースは美しい犬に成長していた。


そして、とても幸せそうだった。


犬はちょっと苦手だけど、人間には人懐こく、優しい。
立派に育ててもらったね、ブルース。


我が家で生まれた犬は、やっぱり特別である。我が家の犬たちと同じくらい愛おしい。

だから、迎えてくれた家族の一員となって、幸せに暮らしているのを目の当たりにするほど嬉しいことはないのだ。
だから、迎えてくれる家族は、我が子を嫁に出す先を選ぶのと同じ真剣さで選んでいるのだ。

私自身がまだ嫁に行ってないんだけど。へっ。

5/08/2010

母のぼうげん


母は口うるさい。
それに加えて、話が誇張されるきらいがある。


『早く寝なさい、もう12時よ』
時計を見ると、11時半である。
第一、いい大人に、寝る時間までとやかく言わんでもええんじゃないか。



『チワっこが家中にうんこをまき散らしてるよ!』
慌てて駆けつけると、2カ所ほどころんと転がっている。
拾ってる後ろで
『うんこたくさんするから、チワにあんまりご飯やらんとって』
などとひどいことを言ったりする。

          ハヤク隠セ!


まあ、母の暴言は慣れっこなんだが、ちょくちょく妄言や呆言もあるのが気味がいい。



先日、私が出張で不在の間に、人気が少なくてきれいな浜を、県内に住む親戚に教えてもらったという。
行き方を忘れないうちに行こうというので、私も二つ返事で車を出した。






母のナビが非常に頼りないことは経験で知っていたので、私もあらかじめだいたいの位置は調べてから出発。
隣で母は、「そうそう、こんな道を行った」とご機嫌である。

           途中の海

そのうち近くまで来たので、細かい道を教えてくれるよう言うと、平然と『全然覚えてないから無理よ〜』

なんだとう!?

そもそも、親戚とのおしゃべりに夢中で道順などまったく気にしてなかったらしい。
なぜ、それならそうと言ってくれない・・・
こちらも調べようが違うのに。

などと言ったら、ご機嫌を損ねるのは目に見えているので、ぶらぶらとしたドライブを楽しむことに切り替える。

なんとそのうち、ひょっこりその浜へたどり着いた。






人っ子ひとりいなかったというその浜は、サーファーでにぎわっていた。
まあ、大型連休初日だったからそれは仕方ないか。

車を停めて浜へ降りていく途中で、母の呆言が出た。
『まあ、今日はずいぶんたくさんの水鳥!』

みずとり。

見えなくもないが、デカいな。

お母さん、あれはサーファー達ですよと伝えると、ひとしきり大笑いの母。
自分で言ったんですよ・・・


もちろん帰り道、
ちゃんと着けたじゃない』
と胸を張っていた。

よっ、名ナビゲーター!

            ん?






明日、犬たちとこの浜に遊びに行く、かもしれない。
たどり着けないかもしれないけど。

           ガンバレ

うん、迷ナビゲーターがついてるしね。