讃岐の恋人たち〜前編

あっというまにゴールデンウィークが終わり、この2、3日、急に暑苦しくなった。

時が経つのは早いものだなあ。
こないだ3月だったのに、いつの間に2ヶ月も経ったんだ？

ヨー言ウワ

毎度2ヶ月遅れの日記です。






・・・と、書いたのがもう一ヶ月前。
（データを見ると5月10日になっておった）

時が経つのは早いものだなあ。
書いたまま公開せずに放ったらかしの悪い癖を反省しとります。






・・・と、書いてからさらに一ヶ月以上が経とうとしている。

ナンダトウ

ああ、なんてこった。

ヨー言ウヨ

3月の半ば過ぎ、私はホープを連れて四国の北側へと、てけてけ車を走らせた。
そう、一年前、非情にも絶たれた恋路がついに！

イヤッホー

香川に住む、まりこさんちへ遊びに行ったのである。

まりこさんちの面々は、イタリアン・グレイハウンドのトト君、ディオ君、そしてチワワのチワ君。


あ、ディオくんがほとんど隠れてしまってる。
でも、この後たくさん登場するから、堪忍堪忍。


小さい子達が相手なのに、なぜ我が家の小さいチームではなく、一番若くて一番ハジケているホープを連れて行ったのか？

ホンマヤデ！

そ、それは後ほど説明致しましょう。






まりこさんと合流してまず私達が向かったのは、当然うどん屋さん。
ここで本格的な讃岐うどんというものを初めて食した。


実はワタクシ、うどんについては以前から存在意義が分からなかった。

そうめんくらい細ければ、暑くて食欲がない時でものどを通るのは理解できるし、ラーメン、そばはそもそも食感や味の点で、まったく別物だ。

でもうどんは・・・コシがあるわけでもなく、のどごしがいいわけでもない。
そうめんがちょっと太くなっただけじゃないか。
なんて中途半端な麺類なんだ。

と、対外的には口にしなかったが、ずーーっと思っていた。

偏見ー

でも別に嫌いなわけではないので、人気の讃岐うどんを体験してみようという気持ちはしっかりあった。
なぜそんなに皆うどんうどんというのか分かるかもしれない。

ホンデ？

結果から言えば、ものすごく分かった。

讃岐うどんはたいへんに美味しい。
コシがあって、のどごしが良い。大盛りにすれば良かった。
以後二度と、うどん要らんやろ、などと言いません。
夢中で食べたので、写真がありません。

ああ、うどんのことだけでこんなに書いてしまった。






さて、ほどよくお腹を満たしたところでさっそくまりこさんの行きつけの公園墓地へ。
高知もそうだが香川も土地が余っているのか？やたら広い。
ひろばの片隅にお墓がちょこっとあるという感じ。


いよいよTDC（トト、ディオ、チワの頭文字を取ってこう呼ぶのです）とご対面。
実はディオ君は崩壊ブリーダーからレスキューされ、チワ君は片眼に大けがを負った状態で捨てられていた過去を持つ。
まりこさんの家族になって、犬生を取り戻したのだ。


だから私は、初対面にあたっては、怖がらせたりしないかな？とちょっと慎重になっていたのだが、まりこさんの「大丈夫ですよ」との言葉通り、3頭の陽気で人懐こいこと！
安心してホープ投入。
お互いを確認したのはほんの一瞬で、すぐに馴染んでしまった。

トト兄サン〜！

ディオ兄サン〜！

チワ兄サン〜！

目移リスル〜♪

一緒に少し辺りを歩いてニオイチェックがひととおり済んだところで、さっそくディオっちとホープが追いかけっこ開始。


さすがイタグレ、この体格差なのにホープと対等に追いかけっこができるのだ。


しかも、見事なフェイントまでかけてくれたりして、フェイント大好きなホープはもう大喜びだ。



動画です。デカい声が入ってるので音量注意！



トト君も少し相手をしてくれたし、ホープはとても幸せそう。

ホ「トト兄♪」ト「コッチ来ンナ−」

ホ「トト兄♪」ト「来ンナッテ−」

ト「アイツウザイー」

ホ「楽シーイ」

若干空気の読めない小僧、ホープ。
終始楽しそうではある。


チワ君は・・・独立独歩でどっかへ行ってしまっていたので、写真があんまりない。
ごめんね、チワぞう。

気ニシナイデス

ともかく、この日は陽気が良くて暑いくらいだったのに、夢中で走ったものだから、30分もするとホープの舌はすっかりしゃもじになってしまった。

ウヒャラ〜

体を冷やそうと水をがぶ飲みするホープ。
そこへ登場したのは・・・

どどーーん

ローデシアン・リッジバックのシャロリーちゃんである。

シャロリーちゃん＆姉さんのシャコちゃん。

お揃いの服を着ているのに、ぜんぜんお揃いに見えないという上級テクニックのコーディネートだ。


そう、ハニー＆フラではなくホープを連れてきた理由はこれだ。

パワー全開で弾けまくるシャロリー嬢とホープなら、遊ぶのにぴったりではないかと考えたのだ。
ふたりとも、エネルギーが溢れすぎてちょっと周りから引かれるという点も同じだし。

だが、シャロリーちゃんはディオっちが大好きである。
いつもディオっちを追いかけている。


ハナタレ小僧のホープが相手にしてもらえるだろうか。
という心配をちょぴりしていたが杞憂であった。


シャロリー＆ホ坊、どちらも割とおおざっぱというかおおらかというか、挨拶はまたたく間に終了。

「ドーモ」「ア、ドモドモ」

挨拶なんかより、遊び遊び！とばかりに、さっそく追いかけ合い始めた。
人間の期待通りだ。


しかしまあ、シャロリーちゃんの生き生きと弾けていること！

カモーン！

うっとり眺めていたが、ふと気づくと、ホープがあんまり走らない。

それもそのはず、この日はなかなかのお日柄で、ディオっちとひとはしゃぎした黒いモサモサ坊主はすでに暑さでへばっていたのだ。

ちょっと追いかけておいて、シャロリーちゃんがブーメランのように駆け戻ってくるのを待っているというものぐさな遊びぶり。

よく見ると重い足どり…

ではちょっと場所を変えようかと、古墳のある高台に移動することになったのだった。


ここからつづきは後編で！