7/12/2010

はばかりながら…

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いくら広いと言ったって、それぞれが好きなところにうんこされると困る。


一頭だけなら、特にしつけといってしなくても、自分で場所を決めてくれるが、どうも多頭飼いでは勝手が違う。

おのおのが独自のトイレ場を持つせいで5カ所になった、というのではなく、もよおした場所でしているようだ。
なんてことだ。

           ウウム

最初から、排泄場所は決めておくつもりだったので、それ用の場所を作ってあった。
 雨が降っても濡れない場所。
 夜間でも勝手に行ってくれる場所。


せっかく枠組みは作ってあったのに、床に敷く材の調達を私がさっさとしなかったせいで、みんなそこらでのびのび出すようになってしまった。
愚かなり、私。





それでも、5月の初めにようやく完成をみました。

紹介しましょう。トイレです。

            バーン


私が思い描いていたものとは、ちと違うのだが、家を建ててくれた建設会社の社長さんが、一生懸命作って下さった。

本当は、もう少し簡素で、もう少しオープンな感じで、もう少し広くしたかったんだけど、概要を説明しただけで、いつのまにかでき上がってしまっていた。

       チョット立派過ギテ・・・

出るものも出ないかい?

          ソウデモナイ

なんだい。




ほとんどの人にはどうでもいいことだろうなと思いつつ、構造を説明しましょう。


排水溝と水道栓がついていて、お湯も出るので、冬にお腹がピーピーの時も、双方辛い思いをせずに、お尻をきれいにできます。

          ソリャ助カルネ


床はコンクリで傾斜がついています。
トイレに入るスロープは、ガディのことを考えると、もっと緩やかにしたかったのだけれど。
(しつこいようだけど、細かい話をする前に
 作ってくれてたんで・・・)
時間を見つけて、自分で直そうと思っています。


下の層には、地元の竹炭焼き職人さんのところで手に入れた竹炭を敷き詰めます。


この一袋が500円。
今回は7袋頂きました。

「初めてだからお代はいいよ〜」と言って下さったけど、7袋もだから、さすがにちょっとお渡ししましたよ。
だって、おまけにって竹酢も一本下さったのですから。

       竹酢はその後、さらに購入

この竹酢、大活躍です。これについてはまた改めて。

竹炭はさすがに7袋は要らなくて、5袋で十分敷き詰められました。

この竹炭焼き職人さんが、それはもう素敵な人で、まだ3回しか行ってないけど、いつも行くのが楽しみです。
また改めてご紹介したいと思います。


竹炭の上から、ひのきチップを敷きます。


チップは、大阪でも購入したことのある、島田小割製作所さんから。
45L袋を4つ使いました。


最後に、庭からひのきの棒きれを拾ってきて立てかけて、できあがり。

取っつきやすいように、棒にガディの使用済みオムツをこすっておきました。


さて、みんな利用してくれるかな?




はい、なんとなく予想はしてましたが。

神経質な犬種ですから。

ひのき臭も、かなり強いし。

   「トイレ行ッタ?」「ナニアレ」「臭イヨ」

・・・そんなに言わんでも。


みんな激しく警戒して、誰もトイレしてくれませんでした。
一頭を除いて。

その一頭とは;

            ンッ?

うう、ルースよ。
怖がってたくせに、棒のそばへ誘導してやるとスンスンと嗅いで、普通にジョ〜〜。
深く考えてないんだろうなあ。ぽんわかルースだから。
それが君のいいところだよ。

            ソカナ


他の者達がなじむにはけっこう時間がかかるかと思われましたが、翌日にはウェルとホープが、その翌日にはソフィが、朝イチの用をここで足してくれました。
ガディはまだ。

ちょっとずつ慣れてもらって、とりあえず家の近くにいる時はここへ戻ってくるように、なってもらいたいもんです。

           ネエ、紙!




とかなんとか書いて、またしてもアップせぬまま数日放置している間に、誰かがうんこしてくれていた。

朝の出勤前に、思わずうんこの前でガッツポーズしたのであった。


本当に何のオチもない話でしたが、トイレだけに話自体が落ちモノということで。
わあ、なんてお粗末・・・


(しかも「開拓」ラベルに入れてるし)




と、ここまで書いたのが5月上旬。
記事を書いて2ヶ月もそのままだったため、今の利用状況をちょっぴり。


今は、朝一番にはここでなんか出さなあかん、と分かっているようで、うっかり扉が閉まってたりすると、みんなが集まって早く早くと地団駄踏みます。
ときどき、うんこもちゃんと転がっています。

でも、他の場所に転がってる方がずっと多い・・・



あと、やはり周りが囲まれすぎで換気が悪いので、壁の一部を試験的にひっぺがしてみました。


小バエもほとんど来なくなり、匂いもなくなって満足。
場所を選んで、もうちょっと剥がそう。

あとは、メンテナンスをどうやるかと、拡張工事とが、今後の課題である。

なにか良きアドバイスがありましたらば、是非にお知恵を拝借致したく。

          オ頼申シマス

6/30/2010

犬めしの御師匠



週末、また大阪に帰ってました。
今回は単身で。


この季節のお楽しみ、本村先生の関西セミナーを受けるためです。


このセミナーを受け始めて、どのくらいになるのかな。

とにかく、毎回なるほど!と瞠目する話が聞けるので、楽しみで仕方がない。
シーザーさんが、犬本来の自然な状態がどういうものかを、心の面から教えてくれるなら、本村先生はそれを体の面から教えてくれる。




今回のタイトルは

 『自然治癒力の3つのバランス』

待ってました!
なにがなんでも聞きたいぞ!!


てなわけで、凄まじい豪雨をついて嬉々として車を走らせ、約440kmの道のりを関西へ戻ったのだ。






明け方6時過ぎに家に着き、3時間ほど仮眠。

セミナーは昼過ぎからだったが、2時間前に集合して、このセミナーのお世話をしてくれてるYuさん(ジェニ母さん)と、お勧めクロワッサンサンドを買ってきてくれたルフュママさん、はるばる岐阜から新幹線を飛ばして(?)きたしょこらさんと”ランチdeおしゃべり”。

案の定、2時間では全然足らんかった。

           ダロウネ

先生が登場し、講義が始まろうかという時には、ルフュママさんが
 「自然治癒力か・・・いよいよ本丸ですよね」
と嬉しそうにニヤリとしたものだ。




話のキモは、
『内分泌系、自律神経系、そして免疫系の3つのバランスがとれて初めて、強い自然治癒力を作ることができる』
というもの。


それぞれについて詳しく講義があったが、本当なら10時間くらいかけてしゃべりたいところを、3時間半に圧縮するからたいへんだと先生が言われた通り、一瞬も気を逸らせない濃厚な内容であった。




病気にならずに、健康に犬たちに生きてほしいと思う時、”免疫系を強化する”という枕詞にはどうしても惹かれてしまう。

でも、免疫力を上げる食材やサプリメントを摂っても、それだけではうまくいかない。
内分泌系と自律神経系がきちんと働くような生活をすれば、免疫力は自然に高まってくる。


そして、内分泌系と自律神経系がきちんと働く生活、というのが、見事に「自然な生活」そのものなのだ。


例えば、内分泌系を刺激する方法(つまり健全に内分泌系が働ける環境)は、

  朝の光をちゃんと浴び、
  朝の新鮮な空気を吸い、
  夜はちゃんと暗くなり、
  夏には暑く、
  冬には寒く、
  絶食も時々あり。

当たり前のようだけど、都会暮らしの犬や猫には、これが難しいことが多い。

        夕闇迫る大阪の裏庭

我が家だって、そうだった。
日中はずっと室内だし、私の仕事が忙しい時期は、朝の散歩はトイレだけで、存分に走り回るのは夜中、ということもあった。


でも四万十に来てからは、がらりと変わった。

朝一番に全員でまずは外へ出る。


朝露に濡れながら走り回って、のどが渇いたら敷地の奥の湧き水で潤す。


家に入るのは、暗くなってから。晩ご飯を食べてちょっと甘えて、寝るだけ。
絶食は、もともと様子を見ながら頻回に取り入れていたので、これは変わりなし。

何も考えず、自然にそんな生活になっていたのだが、今回の講義を聴きながら、
 「四万十に来て良かった・・・」
としみじみ思った。


たぶん、豊かな自然の中に放り込まれれば、理屈を考えなくても、生き物はひとりでに、自分の心身にとってよりよい生活スタイルをするようになるのだろう。




本村セミナーのすごいところは、上記のようなことが何故良いのか、という根本的なことが分かることだ。

例えば、絶食がなぜ大事か?という話。
単純に、解毒のためとか、肝臓や消化管を休ませるためということだけが理由なのではない。


低血糖時に、血糖を上げる働きをするホルモンは何種類もある。
対して、高血糖時に、血糖を下げる働きをするホルモンはインシュリンただ一種類だけ。

あ、ほんまや、そう言えばそうだなあと聞いていて、次のくだりで「おお、なるほど!」と心の中で膝を打った。

野生の状態では飽食はあり得ないのだ。

何日も獲物が捕れなくて、低血糖になるリスクには常に直面している。
だから、その危機を乗り越えるためのホルモンは10種類ほども用意されているのだ。

          飽食の屋形船

ところが、現代の飼い犬たちは飽食の時代に入り、低血糖を改善するホルモンはほとんど刺激される機会がなくなった。
使われないホルモンは、分泌されなくなってしまう。

絶食で、めっきり使われなくなった血糖上昇ホルモンを刺激してやれば、そのぶん内分泌系は活性化される、というわけである。


こうやって聞いていくと、こうするのが健康にいいからやりなさい、とただ項目だけを羅列するのとはまったく違ってくる。
シーザーさんと同じで、根本的なことが分かるから、応用が効くのだ。
おかげで、Kyokoさんの健康講座も存分に活かせるし。




かように、たいへんに中身の詰まった3時間半を堪能した。


あ、免疫系のところには、ちゃんとpsychoimmunology(精神免疫学)の項目も入ってるところが本村先生らしい。
心理社会的因子が免疫系に与える影響を科学的に研究する分野の話である。
(それをううーんと噛み砕いて話してくれる)






いつも、このセミナーに出ると、気づかぬうちに表面的なことに目と思考が向きがちになってることに気づかされる。

人間が、犬たちにしてやるべき『良いこと』はシンプルに。
あとは、彼らの体と、自然とが、すべてちゃんとやってくれる。


先生が言っていた。
 「手づくり食をして、セミナーに出る人は、
  熱心なのだけど、熱心すぎることがある。
  手づくり食はシンプルに。やたら多種類の食材を
  入れればいいというものではない」
と。

少し足りないくらいが、体にはちょうどいいのだ。
外から与えられるばかりではなく、体自身が、健やかであろうと頑張ること。
それが、生きているということだ。


6/22/2010

おまかせで。


先週末、民族大移動してきた。
大阪へ一家で戻ってたのだ。

用事はふたつ。
  私の散髪。
  犬たちの受診。

どっちも、そんなん四万十でやれ!と言われそうなことばかりだが、まだ安心してお任せできるとこが見つかっていないので、今回は馴染みの場所へ行くことに。






犬たちの受診内容は、まず、毎年恒例の血液検査と、フィラリアのチェック&投薬。
ソフィの避妊手術を決めたので、その相談。
そして・・・またもや災難に遭ったハニーの診察。

          サンザンッス




血液検査は、全員問題なし。


ガディ爺さんは、最近ときどき息が荒いのが気になったが、心音などには問題ないとのこと。
肛門周囲10時の方向にできものがあって、1年半かけてだいぶ育ってきたけど、このまま見ることに。

先生には「この大きさの犬で15歳は、奇跡のような年齢です」と言われた。
寝起きはヨロヨロしてるけど、散歩に行けば40分くらいは小走りだもんね。周りにはもっと年上の達者な犬たちがいるし。


体重は、13歳頃までは、ずっと30kgだったけど、去年は26kg、今年は25.5kgとだいぶ落ちた。
もともとやせっぽちだったから、減少分は、筋肉かなあ。


相変わらずビビリのウェルは、診察台の上でオモラシ。

          バラサンデヨ・・・

ハニーはオモラシ&うんこ。先生、手早く片付けながら冷静に「いいうんこです」。

そうだ、昨年、ホープが股関節をチェックしてもらうためレントゲンを受けた時、どえらい迷惑をかけたんだった。
「撮影時、下痢便を噴射しました」と先生がまじめな顔で言われたことが脳裏に甦った。

噴射・・・

          バラサレタ

良かった、今回はキッカブルなうんこで。
(いいのか?)


我が家の女子チームは、全員がヒート中なので(一ヶ月ほど早くヒートになったソフィに、他の2頭がつられた)、避妊は8月頃になりそうである。
ヒートが完全に終了して、そこから更に1ヶ月おくと、卵巣や子宮が十分落ち着くのだそうだ。

     ウ;オペダッテ ソ;合点承知!

オペって何か分かってる、君たち?

避妊はだいぶ迷ったんだけど、四万十に来て決心がついた。
またその辺りはゆっくり書きたいと思います。
(いつもゆっくりなんやけど)




7頭一度に診てもらったので、ふたつある診察室を一時間ほど占領することに。

私が診察室で付き添い。
外で愚弟が次の犬を連れて待機&終わった犬の受け取り。
歩いて2分ほどの駐車場で、冷房をかけた車内で母が他の犬達と待機。
ベルトコンベアに乗ってるように、どんどん犬を入れ替える。

間に別の患者さんを診ていただいてけっこうですとお伝えしてあったのだけど、一気に診てくれました。

        ヤレ 続ケヤ 続ケ


この病院が近所に開院した時から、長かった我が家の獣医巡りは終わった。

よけいなことは言わないけれど、大事なことはしっかり話してくれる先生方が気に入って、ずっとお世話になっている。
食餌についてだけは、まったく方針が合わないんだけど、他は全部満足。

ムギが急変した時も、ソフィの妊娠中も、生まれた子犬たちも、みんなここで診てもらった。
我が家のホームドクターである。
この病院があると思うとホッとする。四万十へ持って行きたいんだけどな、病院丸ごと。

そうも言ってられないので、頑張ってかかりつけを探さなきゃね。




そんなこんなで、今年の健康チェックも無事終了。
ずっと気がかりだったので、ホッとした。








今回、楽しい出会いがふたつあった。

ひとつめは、ブログでお知り合いになった、ミニチュアシュナウザーのJOJOくんとJOJO父さんに偶然お会いできたこと。

同じ裏庭(毎度すみません、公園です)で遊んでいたらしいのに、大阪在住中は一度もお会いできずじまいだった。
競技会で同じ時間帯に会場にいたこともあったのにね(JOJOくんはアジリティを頑張ってます)。


犬を交換しに病院の前に出ると、愚弟とお話中だった。

愚弟によると、病院の表で立っている時、向こうから犬連れの男性が歩いてきて目が合ったので「こんにちは」と挨拶したのだそう。
すると男性が「こんにちは」続いて「四万十から帰っておられるんですか」
JOJO父さんのことを全く知らなかった愚弟は腰が抜けるかと思ったという。

           どひゃ

ま、そらそうだ。
通りすがりの人がそんなコアな(?)情報持ってたら、驚くわな。
なんでも、ブログで見た愚弟の風体と、連れてる犬から、「もしや!」と思って声をかけて下さったらしい。

びっしょ濡れのJOJOくんは思ったよりずっと小さく、くるくる巻き毛が地肌に貼りついてとても可愛かった。


私はJOJO父さんともちょびっとしかお話しできなかったのが残念。愚弟は「めっちゃええ人やった」と喜んでいた。
今度はゆっくりお話しできるといいな。




もうひとつは、久しぶりに広大な裏庭でガディを散歩させたときのこと。

オフリードのビーグル2頭と、オンリードのバセットハウンドをつれた男性とすれ違った。
もちろんビーグルたちはガディのところへ走ってきて、お互いに挨拶。進行方向が逆だったので、飼い主同士も挨拶だけ交わして別れた。


公園をぐるっと一周したところで、反対回りしてきたそのチームとまた会った。
と、ビーグルの一頭、どうやらベン君というらしい(飼い主さんが呼んでた)が、キューキュー鳴きながらガディに寄ってくる。どうやら、ガディが気に入ってしまったようなのだ。

ガディは年寄りらしく、完全にマイペース。なのにベン君は後をついてまわる。
まるで大きさは違うのに、親子みたいにガディを慕って、一緒にマーキングしたりする姿は、とてもいじらしかった。
飼い主さんがいくら呼んでも、ガディから離れない。

仕方がないので、最終的には私がベン君を飼い主さんのところへ連れて行き、リードにつながれる羽目に。

ガディ爺さん、万人(万犬?)受けするわけではないけど、実は昔からけっこう熱烈ファンがいるんだぜい。

          ツイテコイ。

また帰阪した時には会えたらいいね。


いずれも残念なのは、カメラを持ち歩いていなかったこと。
ちゃんと四万十から持ってきたのに、大阪では家に置きっぱなし。
JOJOくんの写真とか、ガディとベン君の仲良し姿とか、撮りたかったものだ。
やはり、カメラは必携だな。






久しぶりに古巣で他の犬たちと交流できたせいか、四万十に戻ってから、ガディが以前より生き生きしている気がするのは、嬉しい限りである。


犬たちに負担をかけまいと、行きも帰りも夜中に移動したせいで、飼い主は死にかけてるけど。
(月曜日は朝帰宅して、犬を散歩させて、そのまま出勤した。しかもその夜は当直だった。)






あ、そうそう、大阪でのもうひとつの用事、私の散髪ね。
今お願いしてる美容師さんも、獣医さんと同じく、ようやく見つけた人。
安心して任せられる。
今回も、小池さんみたいな頭にしてもらい、大満足で四万十に戻ったのであった。わはは。




やっぱり、長年の付き合いがある、こちらのことを分かってくれてる、というのは、他の何にも代え難い価値があるよね。