7/13/2016

アニューのひみつ1


アニューの誕生日にちょっとした発表をすると4月に書いて3ヶ月経った。

アニューは去年の4月13日生まれ。
遅れるのはこのブログの常、何食わぬ顔して今日発表しようと思う。





秘密その1:アニューは狼犬

けっこう見た目がそれらしいので
バーーン

いや、これはマムシに咬まれたときの。
こっちこっち。
分かる人にはバレバレだったと思う。
しかし雑種、というのは嘘ではない。

ひとくくりに狼犬と言っても、見た目も気質もわりとバラバラである。
犬の遺伝子と狼の遺伝子のどちらが強く発現しているかで、体格や体型、気質にもかなりの違いが出るようだ。
ネクタイ締めた雑種紳士

ハイブリッドウルフ、と言うと一つの犬種っぽいが、実のところ、まさに雑種なのだ(いい意味で)。



アニューは大阪の頃からの数年来の友人宅で生まれた。
もぞもぞ時代
よちよち時代
左側のオレンジリボンがアニュー
いもむしアニュー
我が家への旅の前夜

彼女の家には今、アニューの兄弟を含めて4頭の狼犬がいるが、
父:アレックスII世
母:スカーレット
先輩:オスカー
兄弟:ジーン
左オスカー、右アレックスII世
このジーン君の写真は私のお気に入り

ずいぶん昔、今は亡き先代犬と、少女時代のアニューの母犬に、生後9ヶ月のホープを連れて会いに行ったこともある。
その時の日記→『優しい狼』
前を行く初代アレックス氏と追うスカーレット嬢
(当時)

昨夏アニューを連れて久しぶりに実家訪問をした。
アニューはオスカー君と意気投合したようだった。





よく狼の割合が高いの低いのと詮議されるが、アニューが何パーセント狼なのかは分からない。
同胎犬でも、犬の特徴が強い子、狼の特徴が強い子で違ってくるので、数字だけでものは言えず、各々の個体をしっかり見て育てていかねばならないのだと思う。

アニューの兄弟姉妹を紹介しよう。(五十音順)
あしたか君
カムイ君(右側)
キーラちゃん
ジーン君
ブラウ君

個体差があるのは当然どの犬にも(グローネンダールという純血種であっても)言えることだが、狼犬の場合はそれがより顕著だ。
狼犬を正しく深く理解している人ほど、「狼犬」というひとくくりでものを言おうとはしない、と友人は言う。





両親犬は狼率が高いが、アニューは骨格や気質的には犬寄りだそうだ。
犬寄りだとやはり扱いやすいわけで、確かに、アニューは狼犬の中ではずいぶん楽なのだと思う。
それに小柄だ。
ホープに比べると大きい(頭が)
こ、これは多少は遠近法もあるので・・・

そう、兄弟犬の中ではとびぬけて小柄なのである。
アレックスII世パパ
兄弟のカムイ君は既にもっと大きいそうな

体高で言えば15cm程も違う。
アニューが「ほどほど」で本当に良かったと安堵している私である。





アニューの秘密はまだつづく!















7/10/2016

雨上がりの散歩




金曜日は朝から土砂降りだった。


それでも、雨ざらしになっているぶっぶ(子イノシシ)が心から離れなくて、夕方帰ってから、りんごふた切れと発芽玄米ひと握りとスコップを持って現場へ行った。

↓本文と関係ないけど
脱皮直後を母が激写
(火曜日)

途中、湿地の川が予想以上に増水しており少し怖かったが、傘とスコップと倒木を支えになんとか渡りきって、ぶっぶを埋めてやることができ、少しほっとした。

結局一晩中、豪雨が続いた。





翌土曜日の朝、雨は小降りになっていた。
ぶっぶの埋葬場所のそばなので、本当は1週間くらいは湿地に行かずに遊ばせるつもりだったが、アニューが一人で湿地へ向かったため、やむなく他の犬たちと共に私も湿地へ。
たくましくなったなあホープよ
ブ坊は意外と慎重派

湿地に流れてくるこの川は水量がとても不安定だ。
まとまった雨が降ればすぐ濁流になるし、数日晴れが続けばあっという間に涸れてしまう。
だからなかなか魚が住み着かなかったのだ。

水の濁りはややましだったが、水かさは金曜夕方より増しており、私は長靴が水没するので渡れなかった。



途中でアニューが川を渡って藪の向こうへ姿を消し、しばらくして急に異臭が流れてきたので、墓荒らしがなされたと察した。
でも、二度呼んで二度ともすぐに戻ってきたのは感心だった。







そして今朝。
曇天ながら雨はあがり、
流れもすっかり落ち着いていたが、
土曜日
日曜日
(上と同じ場所)

川をさかのぼることはやめ、湿地で遊んだ。
頭から何か生えてるよ
ブラウニーのお尻を嗅いで拒否され
ホープのお尻を嗅いで
拒否され
自分ノオ尻デモ嗅グカ
ケッコウシンドイナ

いつもの山へ向かう散歩コースは、大きな岩や巨木の足もとが危うくなっている場所がけっこう多いので、雨の後は用心している。
湿地は安心
Q.何を撮ったでしょう
A.
君は先日の子かね

ここは晩夏から可愛らしい金平糖のような花が一面に咲くので、これまではあまり踏まないようにしてきたのだが、もうこのありさまである。



今日はホープがやる気で、積極的に鬼ごっこをしてくれたのでアニューは大喜び。
後半、ちょっと足がもつれ気味になっていたホープなのであった。



7/09/2016

ふうらん



うちのまわりの田んぼはいろんな人が作っている。


ゲートを出てすぐの田んぼを作っている「かずはるさん」は、以前に区長もつとめた方で、六十代半ばくらいの世話好きのいい人だ。
手前の一区画が「かずはるさん」の田んぼ

ご自分の畦の草刈りをするついでに、いつも我が家のゲート前の草もきれいに刈ってくれる。

御礼の電話をすると、
 「分からんもんが勝手にせられんと思って、
  そこそこしか切っちょらんけん」
と謙遜なさるものだから、実は毎回トキワマンサクの苗が切られていることは言い出せない。





先日も刈ってくださったので、今朝電話をして話していたら、うちの犬たちをもっと遠慮無く放してくれていい、イノシシを追っ払ってほしいと仰る。
我ラハ無理デスヨ

ちょうとこないだアニューがイノシシを捕まえていましたよと話すと、とても喜んでいた。

そのせいかどうかは分からないが、午後になって「かずはるさん」から電話があり、風蘭(フウラン)を持って来てくれるという。

大阪で一度買って、もみじの古木のうろに植え付けたけれど枯らしてしまった風蘭。
「かずはるさん」宅の柿の木にたくさん花を咲かせているらしい。

いざ持って来てくださったものを見れば、思いもよらない大株で、しかもいい風情に作ってある。
「かずはるさん」宅には大きな柿の木が二本並んでいて、富有柿の方にはどんどん茂るが、伽羅柿の方にはいくら植え付けても育たないそうだ。

 「お母さんも竹藪が好きなら風蘭見たら和むんじゃないろうか」
と感激のありがたいお気持ちと共に頂いた。





さっそく、ほどよく隂になり、夜露も当たる場所を選ぶ。
今度こそ、この風蘭たちが快適に育ってくれるように。

ひとつは、母がベッドに寝転んだまま見える場所、つまりアニューの小屋の軒先。
もうひとつは、我が家のシンボルツリー、ガディの記念樹として友人達から贈ってもらったアキニレの木に。
細い苗木だったこのアキニレは、いまや鶏たちの大好きな憩いの木陰を提供してくれている。
爽やかでやさしい香りがした。