4/24/2010

開拓者たち


新天地はかなり広い。
広いけど、全然整備されてない。

これから時間をかけて、少しずつ作っていかなきゃならんのである。

お散歩コースも開拓しなければならないのだが、敷地内の開拓もできればたゆみなく進めたいので、自分の尻を叩く意味でも、記録の意味でも、書こうと思う。
人様が読んでも、つまらない内容かも。
どうぞご容赦くださいませ。






まず、うちの敷地は、もともと放棄田だったところで、そのままだと湿地である。

      見渡す限りのガマの原でした

あ、家は、20mくらいの高さの小山の部分を少し削ってできた高台に建てたので(なにしろ水害が怖いから)、湿気はない(代わりに風が強い)。

その、家を建てる時に削った山土をそのまま造成に使ったので、家のすぐ下だけは湿地ではなくなっているが、雨が降るとぶかぶかしてしまう。
なんどかローラーをかけてもらったが、あとは、少しずつ締まってくるのを待つ方がいいらしい。

締まるのを待つのはいいとして、早く木を植えたいわけだ、我々は。
四万十の気候はどうやら、たっぷり降り、カラリと晴れる、という、たいへん植物が育ちやすい環境のようである。


早く植え付ければ、それだけ早く大きく育つだろう。
さっさと土壌改良を進めねば。






しかしまず、「これから何をどうする」という話の前に、敷地内の紹介を簡単にいたします。


まず、家。我らの巣穴である。


かように、風よ吹け吹け、といった風情で高台にころんと建っている。
先日、母とガディが吹き飛ばされて転がっていった。あはは。


この家の特徴は、四面が完全に東西南北を向いてるところ。
これは、地元の建設会社の会長さん(移住支援協議会の元局長さん)のこだわりなのだ。いろいろと方位があるらしい。
トイレの位置なども、それに基づいて決めたのである。


家の下に、通称”ウバメの段”。


高台にあった大きなウバメガシを、ここに移植したのでそう呼んでいる。
ここが、将来的には主に犬どもが走り回る部分になる予定である。


ウバメの段の東側には、湿地帯がある。


ここは、雨などで上流から赤土混じりの水が流れた時、下の田に土が入り込まないための調整池で、必要なものらしい。
せっかくなら、遊歩道っぽいものを作って、カキツバタ苑みたいにできたらいいなとは思っているのだが、さて。


アプローチの南側は、通称”パーク”。


ここは、果樹を色々植えたいと思っている。
思っているが、住んでみると、案外日陰の部分が多いので、どうかなあと思案中である。


それで、実はこの灌木の茂みの向こうもかなりの範囲でうちの敷地があるのだが、


もうここは、まだまだ、なかなか。
そうすぐには手が及ばない。手前が整ってから考えることにした。
だって、お金がないんだもん。






もうお分かりのように、「外構」に関しては、ほぼゼロの状態である。

           ウーム

全部自分でやるのはさすがに無理だから、部分的にプロの力も借りながら、楽しく格闘したいと思っております。
どうぞ、これから長らく続く(であろう)我らのじたばたぶりを、とくとお楽しみください。

とりあえず愚弟よ、試験が終わったら早く手伝いに来い!!

           ひー

4/22/2010

ネット開通

10年前、インターネットとはほとんど縁がなかった。

仕事が忙しくてプライベートの時間がほとんどなかったということもあるし、ネット環境も整っていなかった。
そのためか、ネットの便利さや楽しさをそれほど実感しなかった。


変わったのは、我が家にケーブル回線を導入してからだ。
常時接続していれば、ネットの力も少しずつ分かる。
楽しさも分かる。

      光ファイバーならなおのこと

そして、4年ほど前に初めて「ブログにコメントする」という(当時の私にすれば)大冒険に出てからは、たくさんの素敵な友人もでき、本を読むのと同じように、自然なことになりました。


でもね、いくら生活に溶け込んだと言っても、たかだか数年。
ネットがない環境に放り込まれれば、あっという間にそれに順応するだろうよ・・・

と思っていたのは大外れ。
どれだけこの日を待ち望んだことか。


本日、ようやくネット開通。






なんでネットのない生活に馴染めなかったか、理由はふたつある。


ひとつは、友人たちがいるから。
ネットがなければ一生会うはずもなかった人たちと友人になれるなんて、なんてラッキーなことなんだろうと思う。
そして、遠く離れた友人と、近くにいるかのように簡単に交流できるのはなんて恵まれているのだろうとも思う。


いっぽうで、少しばかりネットから離れても疎遠になるわけでもなく、戻れば今まで通り。
だってみんな、『実際の生活』をなによりも大事にしている人たちだから。


もうひとつは、お買いもの。
ネットでは、実店舗を見て回るよりたくさんの種類をチェックできるし、値段の比較もできる。(たいていは、驚くほどの安値で買える)
実店舗で買うにしても、まずネットで調べてからだと、店員さんの話も分かりやすいし、無駄なく決められる。

それと、特に犬たちの食材がそうなのだが、近くで手に入れられないような食材をまとめて買えるのだ。
近くのスーパーで、安心な食材を毎日大量に買って帰るというのは、現実的には不可能だ。ネットがなければ、我が家の犬たちの手づくり食がとっくに頓挫していたことは間違いない。



多くの貴重な情報がタイムリーに入るのも私にとっては大きい。
本や講演、その他のメディアももちろん欠かせないが、最新の情報や、まだ評価の定まらないさまざまな知見の供給源として、インターネットは優れているのだ。


そんなことを考えると、ネット無しの生活が、テレビが無いのと同じようにはいかなくて当然だなと思ったのだった。
(我が家は、私が9歳から26歳までの間、テレビが
 無かった。けど、全然困らなかった。)






そういうわけで、独り言みたいな内容になりましたが、ようやく自宅でインターネットができるようになった我が家であります。

でもって、ブログの更新頻度が上がるか?
それは謎であります。

4/14/2010

南の国から





3月30日未明から、四万十での暮らしが始まった。



完璧に整えておかないと気がすまない性格

           誰ガ?

・・・なのは母で、私は『ぼちぼち整えていったらええやん』という主義のため、いろんなモノが揃っていない。

でも、先週は電話ひいたもんね。
(↑私にとっては威張るレベル)


一部に良好な地域はあっても、全体的にネット環境は劣悪だったらしき四万十。
しかし、今年に入って、関西ブロードバンドという、神戸の会社がADSL局を開いてくれた。
そんなわけで、恐らく来週くらいには、我が家にもADSLがつながるはず。


しかし、ネット環境にここまで地域格差があるとは思わなんだ。
むしろ、田舎ほど、僻地ほど、ブロードバンドが行き届いているべきではないだろうか。
カモン、eo光!!




とはいうものの、四万十は実にいいところ。

まだちょっとしか暮らしていないから、分かったように言うわけにはいかないが、自然も穏やか、人も穏やか。
気候はメリハリ。
毎日、生まれ変わったような気分で目が覚める。
ヒトも、イヌも、みんな元気いっぱい。

     早速プチ菜園で狙いを定める母

         えいっ 採取!

まだ自分ちの片付けで手一杯で、どこにも探検に行けてないけれど、これからたぶん、もっとこの土地を好きになる予感がします。




今日は、職場から、休憩中のちょこっと更新で。

3/10/2010

白い恋敵


最初にお知らせです。

もう、ほとんど全ての方がご存じと思いますが(更新ののろいブログなもので)、前回の記事でお願いしておりました、くるみちゃん、ミルクちゃん母娘、無事によい御家族が見つかりました!

保護主様のご友人が、母娘そろってお迎え下さるそうなのです。
心から嬉しく思います。

        く:これからもずっと


         み:しあわせです


     皆さま、ありがとうございました。


これからもずっと、仲良く幸せにね。





さて。

移住計画、着々と進んでおります。
今週はじめに、大型荷物を引っ越し業者に運んでもらい、ついでに(ついでに?)新しい勤務先にも挨拶に行き、やっと気分的に落ち着いた感じ。


引っ越し業者は3社来てもらって見積もりを取ったのだけど、一番安かったアリさんは、我が家の場合は一番印象が悪かったので却下。
アートは可もなし不可もなし。

第一印象がもっとも良かったこちらは、

その後もいろいろ電話で質問したりすればするほど、安心感が持てたので納得して契約。やはり結果的に満足であった。
お値段は3社中ちょうど真ん中であったが、大事な引っ越し、値段だけじゃ決められないからね。

どの会社も大手だし、我が家の評価はあくまでも我が家のものでしかないけれど、参考にはなるかもしれないので、近々引っ越し業者を頼む予定のある方には、具体的に語りますのでご一報を。なんちって。







大阪で荷物の積み込みを見届けた後、夜遅くに家を出た私は夜中に新居に到着。
翌朝は早くから荷物搬入の準備に明け暮れていた。


昼前には業者が到着して搬入が始まり、これはあっちに、あれはこっちに、と音頭を取っているうちに、家を建ててくれた地元の建設会社の社長さんとガス会社の人が来てくれて、いろいろ調整してくれる。

勤務先への挨拶の時間もすませ、何が何だか分からないうちに過密スケジュール(自分が立てたのだが)をこなして、部屋で一人になってホッとしたらもう夕方近かった。


あまりに遅すぎる昼ご飯をもそもそと食べながら、それでも心がワクワクと浮き立っていたのは、翌日まりこさんちにお邪魔させてもらうことになっていたから。

お昼におうどん食べましょう・・・とか、メールで打ち合わせをしていると、また元気が出てきたので、荷ほどき&片付けをめいっぱいまでやって、布団に倒れ込んだ。






翌朝、携帯が鳴って目が覚める。
8時半だ。いつもは6時過ぎには目が覚めるのに、よほど疲れていたのだろう。

電話に出ると、建設会社の社長さん。
大工さんを連れて家まで来てるんだけど・・・とおっしゃる。

なんだとう!?

顔も洗わず飛び出ると、ザンザン降りの雨の中、どろんこの犬達が駆け寄ってきた。
何を隠そう、この社長さんは、警察犬の訓練もしてる人。しかも、かなり偉い手さん(しかし警察の人ではない)。

        オソヨウゴザイマス


なぜ社長さんと大工さんが来てくれたかといえば、冷蔵庫のせいだ。

設計の時、うちにある冷蔵庫と冷凍庫のサイズを測った上で専用スペースを作ってもらい、そこの床には冷蔵庫や冷凍庫の振動が周りに伝わらないような細工をしてもらった。
近くで犬達が寝転んだりするので、長期的には体に良くないんじゃないかと思ったから。


で、ワクワクと冷蔵庫を設置してもらったら・・・

           はまらん。

腰板の枠が数ミリ出っ張っているのだ。


社長さん、ピッタリに作りすぎだよ・・・


前日の荷物搬入中に社長さんが来たとき、それを伝えたら、もう翌日には大工さんを連れてきてくれたのだった。


それにしてもさすが建ててくれた大工さん、みごとに直してくれました。


この通りです。


良かった良かった、万事めでたく・・・
ないぞ!
10時には出発しようと思っていたのに、もう昼近い。
まりこさんとのお昼計画はおじゃんである。






まあ、お昼がご一緒できなくても、お会いできるだけで嬉しいではないか。
大急ぎで片付けをして、帰路につく。
大阪への途上に、まりこさんちはあった。


今日こそまりこさんと愉快な仲間たちに会えるぞ、ちょっと雨は強いけどさ、と鼻歌交じりに車を走らせていた私は、予想もしない事態に直面した。

雪のため、高知道閉鎖(途中から)。
なにくそ、迂回して高松道に入って、何としても行くぞ。

雪のため、高松道閉鎖
う・・・


SAのインフォメーションセンターのお姉さんに、さっさと帰らないと、他の道もいつ通行止めになるか分からないと言われ、迂回路を延々と走り、実に8時間半かかってようやく大阪の家に帰り着いたのだった。


ただでさえ引っ越し作業でこわばっていた体がさらに軋んだのは、歳のせいだけではないはずである。

            トシ。